2016/08/28

埼玉県東松山市の事件

Inari_bashi_2

 埼玉県東松山市の都幾川河川敷で23日早朝に殺害された16歳の少年。犯人は14歳から17歳までの遊び仲間の5人でした。
 この事件,2年前に起きた川崎の中一少年殺害事件とあまりにも似ています。川を泳がせ,その後暴行して死亡させた事。死亡した少年は周囲からそれなりに人気があった事。特に川崎の事件では,被害者少年の人気への妬みが犯行動機の一つでした。犯人たちと知り合って間がなかった事,川崎の事件では3ヶ月前,今回の事件ではたった1週間前。そして深夜2時頃の犯行。主犯格の少年は,どちらの事件とも複雑な生い立ちで,虐められていたり中学のときから非行歴がありました。
 違いは年齢。
 川崎の被害者は13歳。主犯は18歳。東松山では主犯も被害者も16歳。さらに今回の事件では,17歳の少年も事件を主導したようですね。まあこの年齢の点,両事件共似ていると言えるかもしれません。
 動機はわかっている限り,どちらの事件も「そんな事で・・・」と思える事情。
 それがこの世代の殺人動機です。
 この事件が起こって,少年法の問題がまた取り沙汰されるのでしょうが,この世代だからこそ起こる事件で,やはりこの世代だからこその不安定な心情と彼らの生活環境が考慮され,大人とは別の法律で裁かれるべきだと思います。
 最近は,年ばかり食っていても,少年か?と思える事件を起こすコドモオトナもいるし,子ども返りかと思うような事件を起こす老人もいる事はいますが・・・。
 ところで,川崎の事件では,犯行現場の傍らに国指定文化財の特徴的な水門がありました。今回の東松山市の事件では,傍らに沈下橋があります。沈下橋というのは,床板が河川敷や川の水位と同じ程度の高さとして作られた橋で,低水位の状態では水面に出て橋として使えるが,増水時には水面下に沈んでしまう橋のことをいいます。洪水時には流されてしまう事も前提に作られ,また低いので橋脚が短く流され難いともいえるもので,あまり交通量が多くない橋を比較的安く作るために採用される方式だという事です。。
 事件現場の傍らの沈下橋は稲荷橋というコンクリート製のもので,ネットでも以前からいくつかの訪問記がアップされています。
 そんなモニュメンタルな建築物の傍らで起こったところも,両方の事件に共通していました。

(写真は,GoogleStreetViewの写真。中央が沈下橋,稲荷橋。左側が水道橋で,そちらは沈下しない様に橋脚が高い。写真前方,稲荷橋と水道橋の間の河原が現場らしい。)

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2016/08/27

シン・ゴジラを語るポッドキャストを紹介します

Godzila 先週配信されたネットラジオ(ポッドキャスト)で,シン・ゴジラを語っている番組がありました
 私もシン・ゴジラを観て,ブログを書こうかと思っていたのですが,このネットラジオの内容に全面的に賛成しましたので,このポッドキャストを紹介するに留めます。
 あしからず・・・。
 ところで,見てから数日経って思ったのですが,あのヤシオリ作戦,果たしてあの方法でゴジラは薬液を飲むのだろうか? コンクリートポンプ車のパイプをもっとゴジラの喉の奥へ突っ込むか,注射の様な形でなくては,果たしてヤシオリ作戦が成功するだろうか? と思いました。
 下手な映画では,見ている最中に疑問がわくのですが,優れた映画では,見終わってから一呼吸置いた後,疑問がわきます。

(写真は,アマゾン書店のホームページより。映画のパンフレットも販売しているんですね。)

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2016/08/26

イタリアで地震

Earth_q 日本時間の8月24日午前(現地では未明),イタリアで地震が発生し,震源に近いノルチャで多数の建物倒壊があり,100人以上の死傷者が出て,行方不明者も100人を越えるとの事です。
 地震国日本としては,他人事ではありません。
 イタリアはかなり地震が多いイメージだし,火山もあってかつて都市が丸ごと火山灰に埋まってしまう位なのに,耐震の建物が少ないというのは,古い建物が多いということでしょうね。なにしろノルチャという街は,新石器時代から人が住み始めたという土地で,1920年頃の古い建物も多いとの事です。
 石造りの建物は木造とちがって,崩れだすとひとたまりもないし,被害も大きい。また,火事に強く長年もつので,あまり建て替えも進まないのでしょうね。
 なくなった方のご冥福をお祈りいたします。

(地図はノルチャの位置。Google mapより。)

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2016/08/25

殊能将之の,名探偵 石動戯作シリーズの第一作目,「美濃牛」

Minoushi

 先日紹介した「鏡の中は日曜日」の記事の中で,「私は殊能ミステリーとは肌が合わないような気がします」と言っておきながら,殊能将之の第二作目「美濃牛」を読みました。名探偵 石動戯作シリーズの第一作です。
 雑誌の編集者から,病を治す奇跡の泉の取材を依頼されたフリーライターの天瀬啓介とカメラマンの町田亨が,岐阜県美濃にある暮枝という集落に赴くところから話が始まります。その奇跡の泉は,亀恩洞という鍾乳洞の中にあるという話ですが,鍾乳洞自体がこの村の大地主 羅堂家の持ち物になっています。
 さてその村で待っていたのは石動戯作という男。奇跡の泉をネタにして,この地を開発してレジャーランドを作ろうとしている大手デベロッパーのために仕事をしているという男でした。まあ私は,既に石動シリーズを2作程読んでいるので,石動が探偵である事を知っていますが,この作品が石動シリーズ第一作ですから,当時の読者は彼の正体を知りません。はじめはなんだか胡散臭い人物だと思うばかりでしょう。今回石動は,大手デベロッパーに勤める大学の先輩の紹介で,地主の説得のために働いているのです。
 亀恩洞だけではなく,レジャーランド予定地の大部分は,大地主羅堂家の持ち物です。羅堂家当主は,半身不随で身動きが取れない車椅子生活の老人,羅堂陣一郎ですが,ほとんど隠居状態であり,実務はその息子で牛を育てている真一が取り仕切っています。真一の息子である青年哲史と高校生の娘窓音が村に住む羅堂家の面々。この村にはよそ者として,奇跡の泉目当てに集まった人々も村で暮らしています。しかし彼らの希望むなしく,奇跡の泉は真一の反対で公開されていない・・・。
 やがて真一の26歳になる息子,哲史の首なし死体が発見され,事件が始まります。ここまでで約1/3が費やされますが,横溝正史ばりの村の紹介で,飽きる事がありません。
 警察の捜査が始まりますが,石動がなにかと警察の捜査に介入し,迷惑がりながらも憎めない石動を警察も排除できません。
 ここで名古屋市に住む羅堂陣一郎の次男,真一の弟,不動産業の善次と三男で医者の美男も葬式にやってきて登場人物に加わります。
 さらに起こる第二の殺人で真一が,第三の殺人で善次が殺害されます。羅堂家の人々が殺害されていきますが,それはこの地に残るわらべ唄になぞらえているようです。童謡殺人!
 実はこの作品,冒頭のプロローグで犯人の名前が明らかにされています。羅堂家当主,陣一郎の庶子である鋤屋和人という人物です。
 物語が2/3を過ぎると,この鋤屋和人の存在が明らかになり,村のだれが鋤屋和人なのかがという興味が加わります。
 まあ最後には,石動の推理によって事件は解決するわけですが,サプライズエンディングといっていいでしょうね。思いがけない人物が真犯人として指摘されます。真犯人は,やはり鋤屋和人で間違いありませんでした。
 なかなか事件が起こらないとか,長いという不満をいう方がいますが,すらすら読めるし,様々な事件が起こり,それが結局本筋とは関係ないとしても,途中ではいわくありげで,私は面白く読みました。
 物語は天瀬や刑事の視線で語られる部分が多く,石動は全く説明役でそれ程影が濃いわけではありませんが,憎めないキャラクターでした。
 今回の作品は横溝正史の八つ墓村を髣髴とさせる本格推理小説で,犯人である鋤屋和人は村の誰なのかという興味,殺人の動機は何なのという興味が持続し,なかなか面白い作品に仕上がっていました。最後に明かされる真相は,最初の哲史事件に関するミスディレクション,それにより実行犯が見事に隠蔽されるテクニック,心憎いトリックでした。

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2016/08/24

羽田空港でポケモンG0

Haneda ポケモンGOのモンスター出現場所として,羽田空港がお勧めという話を聞きました。
 そこで行ってみると,確かにいたるところにポケストップがあり,モンスターボールは手に入るし,上級者向けにはジムもあるし,ポケモンもそこそこ現れます。
 かなりレアもののポケモンもあらわれ,私の場合新たに図鑑に記録される場合が多かったです。
 その一方,屋内のターミナルビル内のポケストップとなるので,現実的には目の前にポケストップがあるはずなのにその場所から離れた場所に居る事になっているなど,GPSが適切に働かない場合も多く,それが結構ストレスになったりしました。

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2016/08/23

あらしの後

After_storm

 8月22日,台風9号が千葉県に上陸し,関東地方は雨と風で注意報が出まくり,川は増水し,木が倒れて山手線が止まりました。
 私はいつもより早く,まだ小雨の頃,朝6時半頃家を出て会社へ向かい,強い風と雨は経験していません。夕方には,写真の様に夕焼けが輝いていました。

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リオ五輪閉幕

 リオ五輪は,開幕前は本当にできるのかという感じだったが,結果やりきった。
 やればできるの良いお手本になった。
 スタッフの皆さん,お疲れ様でした。
 東京五輪も開幕前の今,なんだかんだがありますが,やりきることができるのか? いよいよ小池さんが五輪旗を持ち帰ります。
 安倍さんのマリオ,おもしろかったですね。

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2016/08/22

長野善光寺のポケモン事情

Zenkoji_pokemon カミさんの実家,長野市にある善光寺。
 ポケモンに関して境内でのプレイを禁止する寺社も多い中,この寺は「境内のポケモンは参拝に来ているので,トレーナーの皆様もまずはお参りしてください。」「マナーを守ってポケモンGOを楽しんでください。」という事です。
 確かに境内にはポケモンが沢山居ます。さらに,長野駅から善光寺までのメインストリート,中央通りは多数のポケストップも整備され,この通りでも沢山ポケモンが出現します。

(写真をクリックすると拡大します。)

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2016/08/21

渋谷川に氾濫危険情報

Shibuya_rv 8月20日の東京地方は,太平洋上を関東地方に近づいている3個の台風の影響で,朝から時々激しい雨が降り,午前中に東京渋谷駅直下を流れている渋谷川とその下流,古川が,氾濫危険水位を越えました。
 午後からは太陽と青空が見える天気になりましたが,時折青空に黒い雲がかかり,街は普段と違う雰囲気でした。
 上の写真は,ちょうどお昼頃の渋谷川の様子です(写真をクリックすると,拡大します)。直前に渋谷川氾濫危険情報が解除されました。並木橋から下流方向を見ているところで,いつもは底の方にわずかに水があるかどうかという渋谷川が,しっかり川になっていました。川の右側は,東横線の廃線跡で,高架橋が撤去されていました。
 ついでにこの日の東横線旧渋谷駅跡の様子です。数本の鉄橋を残して完全に撤去され,向こう側のJRが見えています。

Shibuya_st

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2016/08/20

吉田沙保里選手,銀メダル獲得

Yoshida 吉田沙保里選手がリオ・オリンピックで金メダルを逃した時の言葉・・・・・,

>「取り返しのつかないことになってしまった」

 このコメントに気持ちが込められています。
 歳とともに体力が落ちてきている中,おそらくそんな気持ちで試合をむかえたのだろうし,その重圧たるや大変なものだったあろうと思います。またALSOKを退社した環境の変化,父親を無くした事,いろいろの変化がありましたから,いつもの調子ではなかったという事もあったかもしれません。
 まして後輩三人が早々に金メダルを決めてしまい,さらに重圧は高まっていったものと思います。
 その中の銀メダル。ある意味良かったのかもしれませんね。重圧の開放感があるのではないかとも思います。
 ここで金メダルを取ったら,ここで引退を考えたかもしれませんが,今回の銀で,むしろ引退も遠のいたのではないでしょうか?

(写真は,アマゾン書店から拝借しました。)

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