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2004/03/24

インドのテロ対策

 いま,カルカッタ(現在はコルカタと呼ぶ)に来ています。カルカッタは,古く,英国統治時代には,一時首都だった大都市です。
 日本にもある,欧米系の高級ホテルに泊まっています。日本では,まず泊まらない(泊まれない?)ホテルです。インドの水や食事に問題があり,具合が悪くなる話をよく聞きます。そんなことになっては,仕事にならないので,そんな高級ホテルに泊まるわけです。
 ホテルの周りは高い塀で囲まれており,入口の門番はいちいち入ってくる車をとめて,長い棒のついた鏡で車の下まで調査します。国内線の飛行機に乗るときも,空港ビルに入るときには銃を持った警備員が搭乗券を確認します。また,入ってからも,飛行機に乗る前に二回,荷物検査があります。空港によっては,いったんチェックインした荷物も,飛行機の近くに一旦並べられ,乗り込む人が自分の荷物であることを確認したものしか飛行機に積み込まないようにしているところもあります。テロ目的の,爆弾入り荷物を積み込むのを避けるためです。持ち主が飛行機に乗るのならば,その荷物は爆発しないだろうという考えのようです。しかし,この対策も,自分が犠牲になるつもりのテロには,有効ではありません。また,便によっては,電池を没収されるときもあります。乾電池は,爆弾の起爆に使われるケースが大きいからです。没収といっても,一旦乗務員が預かって,目的地の空港で返してくれるわけですが,自分のものが帰ってこない場合もあります。デジカメに使う,5倍長持ちする新品の電池が,使い古しのマンガン電池になって帰ってくる場合もあるわけです。
 5~6年前なら,そんな事を行っていない,安全な日本の幸せを感じるところですが,今では,そんな対策を行っていない日本を,心配してしまいます。インドの状況を見るに付け,日本のテロ対策が十分だとは思えないからです。

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