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2004/04/30

羽田空港,一時閉鎖

 4月28日夜,男が車を次々に奪って乗り換えて羽田空港内を走り回り,最後は海に飛び込んで死亡するという事件がおきました。
 私がこの事件を知ったのは,「空港が閉鎖されて,出張に出られない」という,同僚からの電話ででした。すわハイジャックが発生したか,テロが発生したかと,すぐインターネットで新聞社のニュースサイトを見たのですが,既に海へ飛び込んだ犯人を補足した後でした。
 犯人は,車を奪って,フェンスを突破して立ち入り禁止区域に入り,その後次々に車を奪って乗り換えて,空港内を乗り回るという派手な行動をしているにもかかわらず,警備陣はその居場所すらわからず,居場所がわかったときには,既に犯人は海に飛び込んだ後だったというお粗末な状況だったらしいです。犯人がフェンスを突破してから15分位は,空港側は事件に気づかず,その間飛行機の離発着が行われていたということで,離発着する航空機の周りを,犯人の車がうろちょろしていた可能性さえあるとのこと。ゴールデンウィークの特別警戒中の出来事で,特別に警官約100人が空港の内外で不審者や不審物の警戒を行っていたということですが,いったいどこで警戒していたんだろうという状況です。
 映画やテレビだったら,最初に車を奪ってフェンスを突破した段階で,警備陣がその車の周りを取り囲んだことでしょう。犯人が派手に動き回っているにもかかわらず,空港側が15分間も全く気づかないで犯人のなすがまま,などというドラマを作ったら,現実的でないという投書が,山のように届いたことでしょう。
 特別警戒態勢下でさえ広い空港は死角が多く,派手な犯人の行動さえ監視できないというのは,やはり問題です。もし同様の事件が外国の空港で起こったら,どうだったんでしょうか? このような失態ともいえる事態は,平和慣れした日本だけのものなのか,広い空港の警備というのは,どの国もこんなものなのか,どうなんでしょうね。
 いずれにしても,広い場所の警備について,非常にお粗末な状況にあることを証明した事件でした。この事件が,警備を見直すきっかけになって欲しいですね

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2004/04/29

ゴミ箱撤去

 通勤に利用している東急線の各駅からゴミ箱が撤去されたのは,自衛隊がイラクに派遣された時からだったと思いますが,今日,駅ビルにある東急百貨店からも,ゴミ箱が撤去されているのに気づきました。ゴールデンウィークで,人の集まる場所のテロへの警戒が厳しくなっているようですが,百貨店のゴミ箱は,おそらくゴールデンウィーク期間だけの撤去だと思います。
 駅にゴミ箱があった時代,ゴミ箱に捨てられた雑誌をあさる人たちの姿が目に付きました。いつ駅に行ってもそんな人がいましたから,結構大勢の人が,雑誌集めをやっていたんだと思います。世の中からゴミ箱が消えた今日,その人たちは,どうやって生計をたてているのでしょう。
 イラク戦争は,思いがけないところで,日本での人々の暮らしに影響しています。

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2004/04/28

イラクイタリア人誘拐犯,デモを要求

 イラクで武装勢力に拘束されたイタリア人4人は,1人が犯人グループに射殺され,のこり3人の解放条件として,犯人グループは,イタリアでの「イタリア軍撤退デモ」の実施を要求しました。
 いったい,芝居のようなデモを行わせて,犯人グループに何の利益があるのかわかりません。仮に,本当にイタリア軍撤退を望む人々がデモを行っても,ヤラセにしか見えないでしょう。
 この犯人グループは,そんな要求を出して,世界中があきれ返り,世界中の笑いものになっているのがわからないんでしょうか。そんな犯人グループに,命を懸けてつき合わされている被害者はもとより,イタリア国民,イタリア政府は,本当にかわいそうです。
 イラクで雨後の竹の子のように湧いている武装勢力は,そのインテリジェンスも様々なようで,イタリア人誘拐グループは,その最低の方なんでしょうね。

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2004/04/27

竜川駅列車爆発事故で頭をよぎったこと

 4月22日に起きた,北朝鮮竜川駅列車爆発事故について,当初,「半径500mの範囲は瓦礫の山」「現場に大きな穴が開いている」「中国側から見ていた人の証言によると,きのこ雲が立ち上った」「死傷者3000人」という報道があり,また,ベットや救急車,医師,看護士を準備して被災者の受け入れを表明していた中国丹東市の病院に対して,北朝鮮側から,患者を送ることはできないと断ってきたこと,国連関係の外国人視察団に対して,病院の視察を断ったことなど,不審な対応が続きました。
 そのことから,爆発したのは,発表されているような通常の爆発物ではなく,小型の核兵器(たとえば実験用の)だったのではなかったかという疑いが,ふと頭をよぎりました。
 その後,事故現場で働いている人の映像が入ってきたり,国連関係の国際合同調査チームに対して病院の視察を許したりしていますので,今では,そんな事はなかったんだろうと思っています。
 ただ,調査チームに病院を見せなかった時期に,何か視察のための準備・対応をしていたんではないかと思わせ,まだ隠していることがあるのではないかと勘ぐってしまいます。

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2004/04/26

泥の雨

 4月24日の土曜日,朝のうちはまあまあ晴れているなと思ったら,お昼過ぎにぱらぱらと雨が降りました。私はちょうど外出していて,車をファミレスの駐車場に止めて食事している最中でしたが,雨がぱらついたのは,ファミレスの窓から見て知っていました。食事を終えて出てきたら,車の屋根やボンネット,フロントガラスに細かい泥の斑点がたくさんついていました。ちょうど対向車が,水溜りに突っ込んで跳ね上げたような斑点です。周りに水溜りもないのに変だなと思ったのですが,家に帰ってテラスの手すりを見ると,同じような斑点がついていました。横浜市内でのことです。
 これはどうも,泥の雨が降ったとしか思えません。
 泥の雨で考えられるのは,中国からやってくる黄砂です。黄砂というのは,タクラマカン砂漠とかゴビ砂漠の砂が,偏西風に乗って日本にやってくる現象で,3月,4月に多く見られるということですから,そのためと考えてまず間違いないと思います。(黄砂については,http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/hp/4-4kosa.htmlを参照ください。)
 黄砂は,テレビニュースなどでは,春の風物詩として扱われることが多いのですが,最近では,中国での土地が耐えられる以上に放牧を行った結果だとか,農地転換によって耕地が拡大した結果だとか,人為的影響によって拡大する方向にあると聞きます。
 ウチの車や手すりのよごれも,環境問題なんですね。

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2004/04/25

イラクからの各国軍の撤退

 スペインの早期撤退決定に端を発し(といっていいのでしょうね),イラクに軍隊を派遣している各国の撤退表明が続いています。本日,ノルウェーも,(パウエル米国務長官の説得むなしく),予定通り6月で撤退することを表明しました。オランダも6月の撤退期限を延長しないのではないかと言われており,オランダ軍の治安維持の下で働いている自衛隊も,そうなったら撤退せざるを得ないかもしれません。
 オランダが抜けたら,おそらくその穴は米軍が担うことになると思うのですが,オランダ軍に代わって米軍がサマワ来たら,テロの対象となる可能性はオランダ軍に比べ格段に増えると思われます。やはりそうなったら,自衛隊は撤退せざるを得ないかもしれません。
 これらが,スペインの撤退を引き金としているとしたら,スペインでの列車テロが引き金になっているわけで,国際社会は,やはりテロに負けた事になるのでしょうね。
 各国軍の撤退で,イラク国民は喜んでいるのかもしれませんが,それは徐々に,世界からイラクが見放されてきているということなんですがねぇ。アメリカの大統領選で民主党のケリー候補が勝利して,アメリカがイラクを撤退したら,おそらくイラクはアフガンのような内戦状態になり,他国軍はもうそれに手を出すこともなく,イラク人は,一時のアフガニスタンのような,泥沼のイラク人同士の戦いと難民の日々を送ることになるでしょう。その引き金を引いたのは,アメリカのイラク攻撃で,それに賛同した日本を含む各国もそれに責任があるのでしょうが,「フセイン政権崩壊後,国つくりに手を貸そうとしたのにイラク人は拒否したじゃないか」などといわれて,放っておかれることになるのでしょう。

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2004/04/24

高級牛丼

 以前,1000円以上するハンバーガーという記事をこのBLOGに書いた事がありますが,高級焼肉店の叙々苑のランチメニューに,牛丼ランチが登場しました(気づかなかっただけで,もっと前からあったのかもしれない)。
 叙々苑のサイトにさりげなく叙々苑牛丼ランチなどと書いてあります。聞くところによると,この牛丼ランチ,850円だそうで,かつての吉野家,松屋などの牛丼の3倍ほどの値段です。
 多分,高級和風牛肉料理の店などでは,もっと高い牛丼もあるんでしょうね。そんな牛丼は,紅生姜などを大量に載せたら,「お肉のお味を味わってください」などといわれそうですね。

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2004/04/23

春を告げるパソコン

 ウチには,通常使っているノートパソコンのほかに,古いデスクトップパソコンがあります。どのくらい古いかというと,購入当時の最新スペックで,Pentium II,300MHzという時代のものです。それでも,当時のパソコンの常識的なメモリ容量が64MBだったのに,192MBもつんでいます。このメモリ容量が運命の分かれ目だったと思われるのですが,昨年,それまでのWIndows95からXPに替えて,このCPUスペックで,結構まともに動きます。メモリ食いのXPでもまともに動くのは,192MBのメモリをつんでいるからだと思います。
 この古いパソコンが,3年前くらいから,暖かくなると起動しなくなってしまいました。はじめは,ついにお陀仏になったかと思っていたのですが,冬になったら全く問題なく起動するのです。回復したのかと思えば,春になって暖かくなると,やはり起動しなくなります。おそらくハードディスクのせいだろうと思っています。温度が高くなって起動しなくなるのか,湿度が高くなって起動しなくなるのかわかりません。メーカは,既に日本を撤退しているゲートウェイであり,また,いまさらお金を出して直す程のこともないので,専門家に見せるとか,ハードディスクを取り替えるとかの点検・修理は一切していません。
 今年も,4月に入って起動しなくなりました。我が家の春の訪れを知らせる風物詩になりつつあります。
 温度のせいならば,風通しをよくすればいいのかと思い,タワー型の側面パネルを取り外し,中が丸見えの状態にしてみました。そうしたら,なんと立派に起動するようになったのです。今年はこの状態で,暑い夏を乗り切れるものか,やってみるつもりです。側面パネルがないと,ハードディスクやファンの音が大きく,ちょっとうるさいんですがね。
 Pentium 4の1.6GHzという我が家のノートパソコンに比べれば,非力なデスクトップですが,ADSLでインターネットに接続して通常のサイトをネットサーフィンする上で,両者の使い勝手にそれほどの差はありません。パソコンを通信機として使う上では,通信速度こそ使い勝手に影響し,CPUの能力は,あまり関係ないといえそうです。

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2004/04/22

井の頭公園

 東京西郊,JR中央線吉祥寺駅前といっていい場所にある公園が,井の頭公園です。何しろ,吉祥寺駅前なので,街のど真ん中なのですが,ど真ん中にあるにしては,広い公園です。池を中心にした公園で,都立の動物園もあり,スタジオジブリのジブリ美術館もあります。私は,子供の頃,この公園からバス一本で行ける場所に住んでいたので,よくこの公園に来ました。私にとって動物園といえば,上野でも多摩動物園でもなく,井の頭の動物園(現在は井の頭自然文化園という名前)でした。この池を水源として,ここから流れ出ているのが,歌に歌われた神田川です。
 先日の日曜日,久しぶりに井の頭公園に行ってみました。行ってびっくり。昔は結構ひなびた公園だったのに,大勢の人であふれかえっていました。公園の中では,フリーマーケット風の,若者達による露店が並び,大道芸人を囲んで人垣ができています。駅から公園までの路地の両側には,ソフトクリーム屋,焼き鳥屋,団子屋などが並んでいます。その路地も大変な人の波で,軽井沢の旧軽銀座のような雰囲気です。広い公園のことで,人がいっぱいの様でも空いている場所もあり,用意した弁当を食べたり散歩したり,大道芸人を冷やかしたり,また,近所のデパートで,直木賞作家の志茂田景樹氏を見かけ(そういえば,吉祥寺に住んでいると聞いたことがある),中一の娘がそのいでたち(テレビ出演時そのままのカゲキファッション)に目を丸くしたり,楽しい一日でした。
 桜の季節はとうに終わり,ただ天気がいいだけの,特に何もない普通の日曜日なのに,公園のあの人だかりにはびっくりしました。昔の井の頭公園を知っているだけに,びっくりしたのです。

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2004/04/21

菓子のおまけ

 最近,というには,ずいぶん以前からになりますが,おまけとしてフィギュアーがついた菓子が人気です。チョコエッグがその走りなのでしょうが,菓子よりもフィギュアーの方で人気になっているものです。菓子の方は副次的なもので,小さなラムネやキャンディーがたった一個入っている程度のものもあります。もはやおまけという位置づけではなく,玩具になぜか申し訳程度の菓子がついているというジャンルのものです。
 お菓子はあくまで副次的なものなのですが,お菓子としてスーパーなどでは菓子コーナーに置かれ,販売されているのが不思議です。また,お菓子が入っている必要があるのか疑問でもあります。
 しかし,菓子が入っていなければ,スーパーの菓子コーナーにも置けないわけで,置かれるとしたら玩具コーナーになるでしょう。菓子コーナーと玩具コーナーでは,消費者にとってみれば,だいぶちがいます。
 菓子コーナーと玩具コーナーでは,気安さに違いがあります。菓子コーナーはスーパーに行けば必ず立ち寄るところ,玩具コーナーは必要がなければ立ち寄らないところという感覚です。また,玩具売り場は総合スーパーにしかありませんが,菓子コーナーは食品スーパーをはじめとしてどんなスーパーにでもあります。コンビニでも,玩具より菓子の方が置きやすいでしょう。申し訳程度の菓子を入れて,菓子コーナーにこれらフィギュアーを置くと言うのは,ひょっとしたら大発明かもしれません。
 おまけ入りの菓子と言えば,昔からグリコなどがあり,玩具+菓子の文化は,それほど違和感がないといえるかもしれません。まあ私の感覚では,現在のフィギュアー付菓子は,菓子に比べておまけの部分が極端に肥大化して,菓子コーナーに置くには違和感があるのですが・・・。
 フィギュアーでなく,以前流行した歌のCDが入っているものも人気で,ヒットチャートにも影響する程だといいます。同じCDをレコード店に置いてもこれほどまでに売れなかったと思われ,菓子と結びついたおかげだと思います。
 最近(といっても,ずいぶん以前になりますが),ミルキーに文房具がついた製品が,不二家から発売されました。ミルキーといえば,お菓子界の大看板で,それだけで十分お客さんをよべる商品ですが,それにちょっとした文房具(ホチキス,はさみ,巾着,マーカー,定規など)がついているのです。グリコのコンセプトに近いのかもしれませんが,おまけの文房具がかなり立派なもので,インターネットでは食玩のサイトなどで取り上げられています。それでも,おまけの文房具よりお菓子の存在感の方が強く,さすがミルキーだという感じです。

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2004/04/20

コメダ珈琲店,その後

 3月9日の記事として,横浜市江田にあるコメダ珈琲店のことを書きましたが,それ以来現在に至るも,ポータルサイトで「コメダ珈琲店」を検索した結果として,当BLOGを訪れる方が多いようです。
 私はといえば,その後何回か利用しています。たいてい,朝食のために行くのですが,売り物の飲物料金で付いてくるトーストとゆで卵は,量が少なく,たいていソーセージがついたジャーマンと飲物などを頼み,サービスのトーストは遠慮して,ゆで卵だけをもらいます。たまに,特にお腹が減っているときは,(朝から)トンカツなどを頼みます。朝食としては,十二分にお腹がいっぱいになります。
 お腹が一杯になるんですが,これだけ頼むと1000円以上かかってしまい,朝食としてはちょっと値が張ります。コメダ珈琲店は,スタバやドトールのように,食器の上げ下ろしをセルフサービスで行うのではなく,レストランのようにサービスされますから,まあ,それらの店より多少高いのは仕方ないでしょう。高くなってしまう理由の一つは,朝食やランチで,飲物が食べ物と別料金だから(食べ物に飲物がついていないから)です。水で我慢すればいいのですが,コーヒーなどを頼むと,とたんに380円~400円が加算されてしまい,1000円を超えてしまうのです。そこんとこは,何とかならないもんでしょうかねえ。
 お得系の喫茶店やレストランなどは,「①値段が安い店」と「②値段はそれほど安くないが量がおおい店」に分かれますが,コメダ珈琲店は②の方ですね。

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2004/04/19

イラク,自衛隊派遣について

 イラクでの誘拐事件が,すべて解決しました。次は自衛隊の派遣・撤退の是非といった国内の論争が始まるのでしょうか?
 自衛隊の海外派遣は,憲法違反です。それを考えれば,現憲法の下で,自衛隊の海外派遣は,行うべきではありません。憲法論議を先送りしてきた日本人の責任です。しかし,これは日本の勝手な国内事情です。国内事情を云々している前に,国際情勢はイラクへの支援を必要とし,世界各国が軍隊を派遣している中で,日本も普通の国として軍隊を派遣せざるを得ないことは理解できます。むしろ,派遣しないのは,国際社会の一員として,無責任だと思います。
 「派遣するのが,軍隊である必要はないだろう」という意見があります。実は,私が勤める会社は,ある設備をイラクに納入しており,これが復旧・稼動できるようになれば,イラクの人々の生活向上に大いに役立つと思われ,これの復旧とメインテナンスのために,心情的には今すぐにでも技術者を派遣したいところです。ところが,イラク人の多くが武器を持ち,あちこちで戦闘を行っており,日常のように外国人の誘拐が起きる現状では,大勢の技術者をイラクに派遣しすることは不可能です。イラク人の多くが武器を持っているのならば,こちらもそれに匹敵する武器をもって自衛するしかないではありませんか?日本の普通の民間人が武器を持って渡航することは考えにくく,武器を持った支援隊=軍隊=日本で言えば自衛隊が派遣されるのは,実に自然(憲法問題さえなければ)です。英米は別として,他の外国軍は,軍事目的でイラクに派遣されているのではなく,復興支援で派遣されています。少なくとも,日本の自衛隊は,台風や地震の後,国内で災害復旧に派遣されるのと同じ目的で派遣されています。本来武器は必要ないのに,それを持っていかざるを得ないのは,イラクに武器を持ち,外国人の誘拐を行う勢力がいるせいです。
 武器を持った外国の軍隊が自国内に駐留していることに,イラクの人々が反発するのは理解できますが,まず,普通の民間人が復旧協力のために渡航できる環境を,イラク人自身が作っていく(普通のイラク人は,少なくとも世論として,武器を持ったゲリラに反対する)ことが不可欠です。早く,私の会社の技術者のような普通の民間人が,イラクに行って,復旧に力を貸せる状態になることを望みます。
 いわゆる知識人の多くは,今回の誘拐事件の最中でも,自衛隊を撤退させろと言う意見が多数を占めていました。ところが,インターネット上の個人サイトやBLOGを見ると,実際にはそのような意見は少数派で,撤退に反対する意見のほうが多かったのです。インターネットで普通の個人が世の中に意見を発信できる現在の状況は,これまで埋もれるしかなかった多くの意見を世に知らしめることができ,マスコミで発信できる人々以外の人たちがどんな考えを持っているのかがわかり,状況の認識に大いに役立ちます。

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2004/04/18

イラク2邦人,解放

 イラクで行方不明になっていたフリーライターとNGOメンバーの2邦人が,バグダッド市内のモスクで解放されました。この2邦人は,14日から行方不明になり,誘拐されたのかどうかもわからない状態でしたが,誘拐が確認されたという報道が出る前に解放されたというニュースが飛び込んできたわけです。これで現在のところ,日本人関係の誘拐事件はすべて最良の形で解決した事になります。
 イラク情勢は,米軍と地元代表の直接交渉によるファルージャ停戦合意がなされ,暫定政権作りが国連主導に転換されることになるなど,だんだん変わりつつあるようです。

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2004/04/17

イラク3邦人,認識不足?

 イラクで誘拐されていた3邦人が無事保護され,18日にも帰国する方向で検討されています。3邦人のコメントも,少しずつ報道されてきています。その中で,今後もイラク国内で活動したいというコメントに対して,私の周りでは,認識不足だと怒る人が多いようです。大使館に保護された直後,NHKの海外放送を見て,報道の大きさに驚いたという話もあり,自分たちがしでかした事が,どれほど周囲に迷惑をかけたかがわかっていないというわけです。
 私はといえば,報道の大きさに驚いた事,引き続きイラクで活動したいとコメントしたことは,むしろ,今回のイラク入りが危険なことを承知の上でのイラク入りで,自己責任の下での活動を自覚していたことの表れかなと思いました。
 政府は,ここのところの誘拐事件続発を受けて,イラク渡航・滞在の自粛,海外待避をあらためて求めていますが,あそこであれだけの大事件が起きていて,人々が救済を求めているイラクの現場に,政府や周りが迷惑するという理由で,報道陣やNPOが居ないというのは,おかしな話だと思います。まあ,危険なイラクでの報道陣やNPOの活動の自粛,海外退避を政府が求めたのは,「それでもイラクで活動したいのなら,自己責任の下で活動しなさい」というコンセンサスを得るための手続きであるわけで,それに従わない人が出てきても当然ではないかと私は思っています。一部報道陣の中には,政府がそのような自粛要請を出したのはおかしいという意見が(当然)あるようですが,政府の要請はあくまでも手続きだと考えるべきです。まあ,誘拐事件が起これば,いくら自己責任だといっても,政府としては黙ってみていることはできないので,イラクに限らず,危険なところに行って誘拐されれば,政府をはじめ周囲にある程度の迷惑をかけることになる事は,そこへ行く前に熟考しておくべきでしょう。また,政府が,自己責任で危険なことを行った人たちの救出に,どの程度責任を負うべきかも,なかなか難しい問題です。この問題は,事例が少ないので,政府の救出責任に対する世論のコンセンサスを形成するまでに至っていないのだと思います。今回の誘拐事件は,このことを考えるきっかけになるかもしれません。
 自己責任の下での活動という自覚がないのは,むしろ家族を含む周りのほうです。誘拐初期の頃の「犯人の言いなりになって,自衛隊を撤退させろ」とか「小泉首相が会わないのはけしからん」とかの言動は,自覚のなさの表れで,ちょっといただけません。また,前に述べた,自己責任で危険な場所に赴いた人に対して,政府がどの程度救出責任を持つかという問題に関して,この家族達は初め,ほとんど全責任を持つかのような態度で臨んでいたように見えた事は否めません。
(ちょっと内情を明かしてしまうと,このBLOGは,必ずしも一人で書いているとは限らず,執筆陣(笑)の中で,この件に関して必ずしも意見が統一されているわけではないんですがね)

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2004/04/16

イラク3邦人解放と,2邦人行方不明

 イラクで誘拐されていた3邦人が,4月15日8時半頃,バグダッドのモスクで解放されました。結局,犯人の解放条件を拒否したまま解決したわけです。3邦人と同様に誘拐され,軍の撤退を解放の条件にされていたイタリア人の一人が,イタリア政府による撤退拒否後に殺害されたのに比較して,理想に近い形での解決です。
 3人が解放されて,待ってましたとばかりに,野党などから自衛隊派遣の是非,撤退の是非の議論が国内で巻き起こるのかと思ったら,2人のジャーナリストらがイラクで行方不明となり,こちらの行方が判明するまで,これらの議論はおあずけとなりました。誘拐事件解決に引き続く事件の勃発で,小泉内閣が不運なのかと思いきや,前述の議論ができない雰囲気が形作られ,どうも自衛隊撤退に関する国内の議論はうやむやのうちに終わりそうで,むしろ小泉内閣にとっては,ある意味で歓迎すべき情勢なのではないかと思います。小泉首相の強運はよく言われることですが,3邦人誘拐事件の理想的な形での解決と2邦人行方不明の勃発は,その強運のあらわれのような気がしてなりません。

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2004/04/15

電磁波の影響

 ウチの近所の歯医者さんが,診療所兼住宅の建替えを行いました。以前は四角い土地に,対角線上に斜めに長い家が建っていて,ちょっと奇妙な建て方でした。でも,この診療所の上空を見上げて,なんとなく納得していました。この四角い土地の上空には,斜めに高圧電線が通っており,この高圧線を避けるように,診療所が四角い土地に対して,斜めに建っていたのです。私は,なんとなく,高圧線から出る電磁波の影響を避けるため,高圧線の真下を避けて診療所が建っていると思っていたのですが,法律的に,高圧線の真下には家を作れなかったのかもれません。ところが,新しい診療所は,高圧線の真下も利用しています。法律が改正されたのかもしれません。
 高圧線からの電磁波の影響というのは,人体に害を与えるという説もあれば,人体には影響ないという説もあり,現状のところ,どちらも定説にはなっていないようです。世界中でいろいろな実験や統計調査が行われていて,その結果も様々です。まあ,光も電磁波の一種だと考えれば,電磁波が人体に影響を与えるということはないんじゃあないかと思うときもありますが,特定の周波数の電磁波が影響を与えることがあるのではないかとも考えられ,結局よくわかりません。世界中で,人体に害を与えるという実験結果もあれば害を与えないという実験結果もあるというのは,周波数など,電磁波の状態の違いや個人差も関係して,様々な結果が現われているのではないですかねぇ。

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2004/04/14

焦土と化さなかった悲劇

 邦人誘拐事件の膠着状態が続くイラクで,今度はイタリアの民間人4人が誘拐され,イタリア軍の撤退等を犯人側が要求するという事件がおきました。邦人誘拐事件との関連は不明です(模倣犯?)。
 敗戦国におけるアメリカ憎しという感情は,ある程度理解できます。また,どこの国の軍隊にしろ,外国の軍隊が自国に駐留していることを嫌うのも理解できます。しかし,イラクの国内が騒乱状態にあり,各グループが武器を手にしている中で,丸腰の外国の民間人が,社会基盤整備など,大掛かりな復興支援を行えるわけもありません(実際,イラクで大掛かりに活動している日本のNPOなども,警備のための軍隊(傭兵)を雇っていると聞いています)。外国の軍隊でなく,民間人の援助を受けるのならば,まず自分たちの武器を捨てなければなりません。
 同じように,アメリカから爆撃された敗戦国,日本とイラクの戦後復興の違いは何でしょう?
 一つは,自分たちが間違っていたという反省。日本は戦後,軍部の侵略・暴走が間違っていたという国民的な合意ができました。そのために,アメリカによる占領政策も,甘んじて受け入れざるを得ないという国民的な合意ができました。
 もう一つは,各地のアメリカ軍による空爆により,都市がことごとく破壊されて焼け野原となり,どう見ても戦いに敗れたとしか思えない状況であったこと。負けたんだから占領されても仕方ないという感情があったと思います。
 一方,イラクでは?
 だれも,イラクが間違っていたとは思っていないようです。客観的にみても,大量破壊兵器はなかったし,大法螺吹きで何をしでかすかわからない独裁者のフセインだけが,世界の目の上のたんこぶだったわけです。イラクにも,フセインがいなくなって良かったと思っている人はたくさんいるんでしょうが,イラク国民に,この独裁者を奉っていた自分たちが悪かったという気分は希薄です。また,ピンポイント爆撃により,国土が焦土と化したということもなく,敗戦の虚脱感とか「戦い敗れて山河あり」などという雰囲気は全くなく,イラク人はみんな元気です。つまり,アメリカにおおっぴらに反対する元気にあふれているわけで,それが,アメリカの協力者である他の外国軍隊にも向けられます。
 先日,仕事で来日したセルビア人が,博物館の展示で,アメリカ軍の空爆で焦土と化した東京の写真を見て,日本もアメリカに爆撃されたことを初めて知り(セルビアは,1999年に,アメリカ軍を主体とするNATO軍に爆撃された),しかもセルビアに比べてはるかに壊滅的な打撃を蒙ったのに,現在の発展ぶりにいまさらながら驚き,「自分たちも国の発展のためにつくさねば」といっていました。ところが,イラク人のエネルギーは,アメリカへの敵対という方に向けられ,敗戦後の何もない状態から,必死に立ち上がろうなどという気持ちは,全くないように見受けられます。まして,焦土を復旧するために,多少の意見の違いを乗り越えて,国民全員一丸となって努力しようなどという気分になりようがありません。(日本では,このような国民一丸となって努力しようという気持ちは,高度経済成長が終わる1970年代まで,50年余り続いた)
 おそらく,アメリカを始め,外国軍が撤退したら,アフガニスタンのような内戦に突入する事でしょう。アメリカとの戦争で,焦土と化さなかった悲劇です。皮肉なもんですね。

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2004/04/13

イラク邦人誘拐事件,いまだに解放されず

 イラクの邦人誘拐事件,13日0時00分現在,いまだに解放されないばかりか,いかがわしい人物による,信じていいのかどうかわからない第二の条件提示があったきり,犯人側から何のアピールのないまま時が過ぎています。
 普通,誘拐事件では,たびたび犯人側から何らかのアピールがあるのが普通だと思いますが,それがないというのは,犯人側内部に様々な葛藤があり,混乱しているように感じます。現在のイラク情勢とは,そんな混沌とした,暗澹たる情勢にあるようです。
 ただ,救いは,イスラム教スンニ派幹部が,解放が遅れているのは,「単にファルージャの治安が悪化しているためだ」と語ったと伝えていることです。犯人側からなんらアピールがないのは,「開放したも同然だから」という事も考えられます。そうであることを祈ります。

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2004/04/12

イラク邦人誘拐,人質解放へ向かうか?

 イラク邦人人質解放を,犯人側が発表しました。
 直接犯人側と接触できないものの,政府,NPO,個人を含め,インターネット,ビラ,アルジャジーラ放送,イスラム指導者,ヨルダンなどのイスラム有力政府,現地部族有力者など,様々な手段,ルートでの犯人側への説得が,功を奏したのでしょう。
 しかし,同時期に誘拐された韓国人宣教師らの証言から,犯人は同一と思われること,宣教師らが3万ドルを支払って解放されたのが本当ならば,今回の解放にも,何らかの支払いがなされるのではないかということが,頭を掠めてしまいます。
 犯人側の声明に,「拘束した日本人3人についての日本政府のコメントを聞いたが、日本国民の気持ちを尊重する意図が全く感じられない。」というのがありました。日本政府が自衛隊撤退を拒否したことをさしているのだと思いますが,朝日,読売,毎日の各紙の社説,インターネット上の個人サイトやBLOGサイトを見る限り,自衛隊の撤退は反対,人質救出には努力せよという意見が,日本国内の主流のような気がしますがねぇ。犯人側の認識とは違っているようです。さらに声明は,「人質の日本人たちがイラク国民を応援していることを評価して解放する」という一節がありますが,イラクに派遣されている自衛隊を含む各国の軍隊も政府も(アメリカ政府はどうだかわかりませんが),イラク国民を支援していないところはないと思いますがねぇ。そもそも,今回の自衛隊の派遣は,台風や地震などの災害後の復旧のために,日本国内で出動するのと同じで,本来災害復旧機材のみもっていけばいいところを,宿営地近くにロケット砲を打ち込んだり,今回の犯人のような武装勢力が居るもんだから,持っていきたくもない武器を持っていかなくてはならないのがわからないんだろうか(まあ,わからないんでしょうけどね)。
 3月12日0時現在,未だ人質は解放されていません。最後まで予断を許しません。

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2004/04/11

ネット上の,イラク邦人誘拐事件

 イラクの邦人誘拐事件,インターネット上の多くのホームページやBLOGで取り上げられていますが,自衛隊は撤退すべきでないという意見が目立ちます。中には,親が撤兵を主張する前に,「ご迷惑をかけて申し訳ない」というべきだという意見もあって,テレビの報道する「定説的意見」とは違っています。(私の子供が同じ目にあったら,やはり「息子がご迷惑をかけて申し訳ない」というだろうなと思います)
 まあ,「定説的意見」に反する意見を持っている人こそ,インターネットでその意見を発表したくなるのでしょうから,インターネットでの多数意見が,必ずしも一般の民意を反映していないと思いますが,「定説的意見」とは違う意見(政府支持,撤退反対,誘拐された方を非難・・・など)を持っている人が多数いて,結構パワーを持っていることは感じます。
 ところで,テレビでは撤退に賛成する「街の声」を多く流していますが,朝日,読売,毎日の新聞各紙の社説では,撤退に反対しています。民主党は,有志議員ではありますが,撤退を主張しています。「定説的意見」と書きましたが,各界の意見は割れているようです。

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2004/04/10

イラク誘拐事件,その後

 イラクでの邦人誘拐事件は,表立った進展はありませんが,政府各機関は,いろいろな手を打ってはいるようです。ただ,誰も詳しいことは口にせず,表に出てきていません。誘拐された3人の解放に全力を挙げて欲しいです。
 しかし,最終的には,犯人の言いなりになるべきではありません。
 日本人が誘拐の標的になったことに対して,日本がアメリカの言いなりになっていること,他国よりアメリカ支持の度合いが強いことなどを挙げている報道が見受けられますが,本当にそれだけでしょうか?ひねくれ者の私は,それだけではないと思っています。日本人を人質にとれば,日本政府は言いなりになると思われているのではないかと思います。
 遠くはよど号ハイジャック事件。犯人の言いなりになり,今でも犯人は北朝鮮で暮らしています(思っていたような暮らしではないようですが)。南米で多発した邦人人質事件。ことごとく日本人は解放されましたが,犯人の思い通りになったようです(身代金の支払い?)。犯人にとって失敗したのは,フジモリ大統領が指揮して,犯人を壊滅させた,ペルーの大使館人質事件くらいのものではないですか?
 イラクに派兵した国々で,もう手を引きたいと思っている国も多いと聞きます。日本がこれで撤退したら,雪崩を打ったように,それらの国々が撤兵することでしょう。多数の国の撤兵を狙って,どこかの国民の人質をとり,その国と交渉するとしたら,日本が最も御しやすいと思われているのではないですか? そんな「裏世界の定説」を断ち切らないと,イラクだけでなく,将来どこかの紛争に日本が介入したとき,まず日本人が人質として狙われることでしょう。
 スペインの鉄道爆破テロ。派兵賛成派の与党が優勢といわれていた選挙直前に起こった鉄道爆破テロのために,派兵に反対していた野党が選挙戦で勝利し,その元野党の現政府は,5月で撤兵することを決めました。テロ組織は,自分たちの望む方向に持っていくための民主主義国家に対する攻撃方法を学び,手に入れたわけです。スペイン国民は,選択を間違えたのです。テロの望む方向に向かうような選択は,すべきではありませんでした。野党も,テロが起こった時点で,撤兵するという主張を凍結すべきだったのです。一度,テロの言いなりにならないというポーズを見せた上で,ほとぼりが冷めてから,別に理由をつけて撤兵すればよかったのです。テロの結果として,テロ組織の望む方向に向かうことは,テロを誘発する以外の何物でもありません。鉄道爆破テロにより,尊い命が多数犠牲になりましたが,その後の対応方法を間違えたために,もっと多数の命がテロの危険にさらされていると思います。
 アメリカでは,大統領選挙がありますね。イラク派兵を進めるブッシュ政権に対して,野党民主党候補は,イラク派兵見直しを言い始めています。米国民も,最近のアンケート調査によれば,泥沼化するイラクに嫌気が差し,イラク派兵賛成派が減ってきています。スペインの状況と似ています。スペインで味を占めたテロ組織が,アメリカでの大統領選挙を狙って,テロを起こす可能性が大きいと思います。
 日本でも参議院選挙があります。参議院選挙では,政権交代はありえませんが,イラク派兵を行っている与党政府に対する揺さぶりとして,この選挙直前を狙った日本国内でのテロが予想されます。
 もう一度言いますが,全力を挙げて人質の解放に向けて努力すべきです。でも,最終的には,テロの言いなりになるべきではありません。テロの望む方向に向かうことによって,テロを誘発し,将来,たくさんの命が犠牲になる可能性があります。

 そんなことを考えていたら,今回の邦人3人とほとんど同じ時期に誘拐された韓国人宣教師ら7人が,3万ドルを払って解放されたというニューヨークタイムズの報道がありました。この韓国の宣教師らが,前の車の女性を含んだアジア人が車から引きずり出されるのを見たとか,それが今回の邦人3人に似ていたと証言したと伝えられています。日本では,今回の誘拐に関して,「自衛隊派遣が正しかったか」だの,「政府のアメリカ追従が問題」だのという議論が行われていますが,実は,そんな高尚な話でないのかもしれませんね。

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2004/04/09

イラクで日本人3人誘拐

 4月8日,「サラヤ・ムジャヒディン」と名乗るグループにより日本人3人が誘拐され,自衛隊のイラクからの撤退を要求していると,衛星テレビ局アルジャジーラが報じました。
 こんな事態は予想されてなかったわけではなく,政府も,このような事態への対応を検討していたと思われます。おそらくそれは,救出に全力をつくすとともに,最後まで自衛隊の撤退は行わないというものだと思います。政府としては,そのような事態への覚悟は,できていなくてはいけません。ここで自衛隊が撤退したら,世界各国の何千万という邦人が,テロ集団による誘拐の標的になることでしょう。自衛隊が派遣されると,イラクで活動するNPOがより危険にさらされるということは,自衛隊派遣前から言われていたことですが,その状況でイラクへ赴いて活動していた3人も,おそらくこのような事態への覚悟ができていたことと思います。
 私情を敢えて押し殺して考えれば,やはり最後まで撤退はありえません。
 それにしても,犯人は,誘拐した3人が,イラクのためにどのような活動を行っていたのか,知っているのか! また,イラクで自衛隊がどんな活動を行っているのか,知っているのか!

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2004/04/08

米で,BSEからヤコブ病発病か

 アメリカニュージャージー州で,牛のBSEに人が感染して起こるといわれるクロイツフェルト・ヤコブ病により,13人が死亡した疑いがあるとして,上院議員2名が米疾病対策センター(CDC)に調査を求めたそうです。ヤコブ病がBSEに人が感染して起こるのかどうかは,現状,証明されたわけではないのですが,BSEが人に感染して,ヤコブ病が発病する場合,その潜伏期間は10年と言われています。
 以前,このBLOGで,「アメリカ牛のBSE感染に関し,アメリカ政府に報告書を提出した国際専門化委員会のユーリッヒ・キム委員長が,国際シンポジウムで,アメリカのBSE汚染が93年から始まっていた可能性が高い事,リスクの高い牛製品がアメリカから東アジア地域に輸出されていた可能性が高いと発表した」というニュースを紹介したことがあります。
<2月24日の記事>
 そのとき,「人がBSEに感染した場合のヤコブ病の潜伏期間は,10年程度といわれていますから,いま,93年に牛肉を食べて,人が発症する時期がきている事になりますね。なんだかぞっとします。」と書いたのですが,それが現実になった可能性があります。本当に,ぞっとします。

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2004/04/07

遊具での事故,その後

 先日の大阪の回転遊具での指切断事故の後,全国いたるところから,遊具での事故の報告がなされました。
 同じような状況を最近経験しました。六本木の回転扉の事故です。あの時も,事故の後,日本全国から,同様の回転扉による事故の報告が寄せられました。
 六本木の電動式の回転扉はともかく,回転遊具は昔からあったわけで,昔から同じような事故が起こっていたのだと思います。回転しなくても,私の小学校の同級生は,ジャングルジムから落ちて腕を折ったことがあります。
 でも,本当に昔から遊具での事故って,多かったのでしょうか? 最近,人の,動物としての危険予知の感性がにぶくなってきたように思います。危険を排除するあまり,危険な遊びはしない・させない,事故が起こるとその遊具は撤去され,面白くない,危険でない遊具だけが残される。危険は,テレビゲームのバーチャルな世界の中だけ・・・。そんな過保護ともいえる生活が,子供たちから,動物としての危険回避の感性を奪っているような気がします。
 事故ではありませんが,ウチの冷蔵庫は,うっかり扉をよく閉めなかったとき,女性の声で「扉が開いています」としゃべります。そのため,扉の開けっ放しという失敗はなくなりました。昔なら,開けっ放しを気づかないで,冷蔵庫の中のものが悪くなって,痛い目にあって二度と扉の開けっ放しはしなくなるところです。いろいろな意味での過保護が,人から感性を奪っているように思います。
 先日は,「児童に対して,こんなことをしたらこんな怪我をするといった教育の方こそ,必要と思います。」と書きましたが,本当はそんな教育をしなくても,体で覚えるものだとおもいますがねぇ。

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2004/04/06

冬のソナタ

 4月3日から,韓国のドラマ「冬のソナタ」の放映が,NHK総合テレビで始まりました。既に,2003年4月からと12月からの2回,BS放送で放映されたもので,総合テレビでは始めての放映です。韓国では,2002年の1月から放映されたといいますから,母国では,既に遠い過去の記憶になっているのではないでしょうか。
 この放映開始に合わせたかのように,主役のぺ・ヨンジュンが来日し,4月4日,渋谷公会堂でファンとの集いを開催,2000人の定員に対して,6万人の応募者が出る騒ぎになりました。来日は成田でなく,シャトル便で羽田空港に降りたため,狭い羽田の国際線ターミナルは大混乱に陥ったとの事です。
 ウチのカミさんも,BSを録画したテープを友人から借りてきて見ていたと思ったら,4月3日から始まった放映をすべて撮るんだといって,大量にビデオテープを買い込み,子供たちの顰蹙を買っています。携帯メールでも,複数の友人と,冬のソナタについての情報交換を行っているみたいです。
 私も付き合って,BSを録画したというテープを一部見たのですが,これ以上はないというようなストレートなラブストーリで,日本のラブストーリーのような妙なひねりがないことが,かえって新鮮なのかもしれません。
 カミさんによると,日本の放映では,毎回10分程度,カットしてあるそうで,完全版の放映を求める運動を起こしそうな鼻息です。

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2004/04/05

回転遊具事故

 大阪府高槻市の,大阪府住宅供給公社の管理する公園で,回転遊具のボルト穴に指を突っ込んだ児童2人が,指を切断する事故がおきました。本来ボルトが嵌っていた穴で,なぜかボルトが抜けてしまっていたものです。
 遊具に限らず,ボルト類がはずされたり持ち去られたりすることはよくあることで(最近は,鉄の門扉まで持ち去られる事件が起こりましたが),メーカ責任という面からは,ボルトでなく,リベットなど,外れにくい方法を取れなかったのかということがあげられます。
 住宅供給公社の責任としては,遊具の管理(ボルトの脱落発見など)がきちんとできる体制になっていたのか(遊具の定期的な点検,その際のチェックリストなどによる,ボルト脱落管理など)という点が上げられるでしょう。実際,点検はほとんど行われていなかったようです。
 今回のような事故が起こると,上に書いたような責任追及が行われ,同種の遊具は使用禁止・撤去ということになります。それで,面白い遊びはどんどんなくなり,子供は危険予知の訓練もできないまま,大きくなるのです。絶対の安全などありえない世の中で,全国に同種の遊具がいくつ存在し,それぞれどのくらい使用され,どの程度の割合で事故が起こったのか,そして,どの程度の確率で事故が起こるとき,危険な遊具として撤去に値するのか,何らかの「決め」が必要と思います。また,撤去するのではなく,児童に対して,こんなことをしたらこんな怪我をするといった教育の方こそ,必要と思います。

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2004/04/04

内税方式

 久しぶりにガソリンスタンドで,ガソリンを入れました。
 ガソリンスタンドの看板を見ると,「レギュラー104円/リッター,ハイオク115円/リッター」。た,たかい!
 オペックが減産を発表したので,ガソリン代が高騰すると思っていたのですが,そんなレベルにまで高くなっているとは! と思ったのですが,気がつきました。4月1日から,内税方式で表示されていたわけです。
 消費税を除くと,「レギュラー99円,ハイオク110円」程度となります。ガソリン代は地域によって大分違いますが,ここら辺では,この値段では,やはり少し高いようです。前回,3月半ばに私がガソリンを入れたときには,ハイオク106円だったので,内税方式では111円程度になります。やはりオペックのせいでしょうか?
 でも,しばらくは内税方式の表示で混乱しそうです。

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2004/04/03

印刷できる政治資金報告書

 3月26日からインターネットで政治資金収支報告書の公開が始まりましたが,公開元の総務省は,印刷できないように設定していると発表していました。実際,閲覧できてもコピーできないというのが政治資金収支報告書の原則だったのです。
 ところが,印刷できてしまうらしいんですね。ネットの掲示板などに印刷方法が書き込まれているらしいです。
 コンピュータ技術に関しては,上には上がいるもので,セキュリティーなど,破られるために存在するようなものという感じですね。
 印刷できても,総務省は公開をやめないとの事で,それはそれで結構なことだと思います。実際印刷できるのですから,印刷できないように設定するなどといケチちなことを言ってないで,堂々と印刷できるようにした方がいいと思いますがねぇ。むしろ,政治資金報告書などを,なぜコピーや印刷を禁止しなくてはならないのか,さっぱり理解できません。

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2004/04/02

電車の中の「みっともない」

 電車の中で,小学5~6年生くらいの女の子が4人,話をしていました。話のテーマは,「電車の中でみっともない人」
 曰く,
 「鼻くそをほじっているおじさん」
 なるほど,賛成。
 「鏡を持って化粧している高校生」
 へ~,予備軍かと思ったら,みっともないと思っているんだぁ。まあ,電車中で化粧をするということは,社会との関わり感の乏しい「恥」の観念のない女子高生がやることだから,小学生からどう見られようと,本人は気にしないのかもしれない。
 「いい年をして,漫画を読んでいるおじさん」
 へ~,ハナクソと同列なんだぁ。でも,小学生にとって,「いい年」というのは,いくつくらいのことをいうんだろう。ひょっとしたら,20代からもう「いい年」をした「おじさん」なのかもしれない。電車のなかで漫画を読んでいる20代のあなたも,小学生からそう見られているのかもしれませんよ。
 でも,けっこうシビアなんだな~。

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2004/04/01

デジカメは連写できてこそ

 1年位前からデジカメを使っていますが,気軽に消せることから,何でもかんでもとりあえず写真に撮り,後で消しもせずに,たくさんの写真が残っています。はじめのうちは,残したい写真はプリンターでプリントしてアルバムに貼っていたのですが,今はプリントもせず,もっぱらパソコンで見ています。いまでは,他人に配布する場合以外は,プリントしなくなりました。
 今持っているデジカメの不満な点は,連写できないことです。写してから次の写真が撮れる様になるまで,時間がかかります。わずかな時間ですが,決定的瞬間は逃してしまいます。また,シャッターを押してから,実際に写真が撮れるまでの間も,時間がかかり,動きのあるものを撮るとき,決定的瞬間だと思ってシャッターを押しても,実際に写るものは,その一瞬後の光景だったりします。先日,娘の卒業式で,入場するところを撮ったところ,娘は写らず,その後の男の子が写ってしまい,その写真はその男の子にプレゼントしてしまいました。
 デジカメは,気軽に消せるのが特徴ですから,連写できれば,その中から必要なショットのみを残して,後は消してしまうという使い方ができます。最近,連写できるデジカメも出てきました。デジカメは,連写できてこそ,デジカメの特長を生かした使い方ができるというものです。

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