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2004/04/25

イラクからの各国軍の撤退

 スペインの早期撤退決定に端を発し(といっていいのでしょうね),イラクに軍隊を派遣している各国の撤退表明が続いています。本日,ノルウェーも,(パウエル米国務長官の説得むなしく),予定通り6月で撤退することを表明しました。オランダも6月の撤退期限を延長しないのではないかと言われており,オランダ軍の治安維持の下で働いている自衛隊も,そうなったら撤退せざるを得ないかもしれません。
 オランダが抜けたら,おそらくその穴は米軍が担うことになると思うのですが,オランダ軍に代わって米軍がサマワ来たら,テロの対象となる可能性はオランダ軍に比べ格段に増えると思われます。やはりそうなったら,自衛隊は撤退せざるを得ないかもしれません。
 これらが,スペインの撤退を引き金としているとしたら,スペインでの列車テロが引き金になっているわけで,国際社会は,やはりテロに負けた事になるのでしょうね。
 各国軍の撤退で,イラク国民は喜んでいるのかもしれませんが,それは徐々に,世界からイラクが見放されてきているということなんですがねぇ。アメリカの大統領選で民主党のケリー候補が勝利して,アメリカがイラクを撤退したら,おそらくイラクはアフガンのような内戦状態になり,他国軍はもうそれに手を出すこともなく,イラク人は,一時のアフガニスタンのような,泥沼のイラク人同士の戦いと難民の日々を送ることになるでしょう。その引き金を引いたのは,アメリカのイラク攻撃で,それに賛同した日本を含む各国もそれに責任があるのでしょうが,「フセイン政権崩壊後,国つくりに手を貸そうとしたのにイラク人は拒否したじゃないか」などといわれて,放っておかれることになるのでしょう。

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