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2004/06/12

イオン,シャープとの取引中止

 ジャスコなどのスーパーを運営するイオンは,日本で独占販売している台湾メーカー,東元電機製の液晶テレビについて,シャープが特許侵害を理由に,国内での販売停止を東京地裁に求めたことに反発して,シャープとの取引を中止することを発表した。
 メーカが,生命線である自社の先端技術を,あらゆる手段を使って守ろうとすることは当然で,イオンの対応は納得できません。取引中止する相手が違うだろうと思います。

 以上は10日に書いておいた文章ですが,アップしない間に動きがありました。11日になって,シャープ側の再度の説明,批判的な世論の動向を考えて,イオンはシャープ製品の販売中止を撤回し,逆に東元製液晶テレビの販売を中止したのです。
 しかし,イラク誘拐被害者の家族といい,北朝鮮拉致被害者家族会といい,イオンといい,自分達の行動で世論がどう反応するか,読めない当事者が多すぎるように感じます。当事者であるからこそ,私なんぞにも,常識的に考えてわかる世論動向が読めないんでしょうが,一人の人ではなくて,何人ものグループの総論として,世論の動向が読めないというのがわかりません(当事者であっても,一人くらい,世論動向がわかる人はいないのか)。
 まあ,世論動向を読んだ上,敢えてそれに逆らうというやり方もあります。イラクで武装勢力に拘束された市民団体メンバーのひとりが,拘束はイラクに自衛隊を派遣した国の責任として,国に自衛隊の派遣差し止めと慰謝料500万円などを求めて東京地裁に提訴した件など,その類でしょう。

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昨日の段階で、ブログに書こうかどうか迷っていたのですが、そうこうしている内に決着しちゃいましたね。シャープの圧勝でした。 (日本経済新聞2004年6月12... [続きを読む]

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