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2004/07/26

映画「茶の味」を見てきました

 「茶の味」という映画を見てきました。石井克人監督作品,本年度のカンヌ映画祭監督週間のオープニング作品に選ばれた映画です。浅野忠信,手塚理美,三浦友和などが出演していますが,これら名の知られた俳優達が主役かと思いきや,さにあらず,主演がだれか一人ということもなく,春野家の父(三浦),母(手塚),音楽ミキサーの母の弟(浅野),それにおじいちゃん(我修院達也の圧倒的な怪演。まだ,芸人時代の名前,若人あきらの方が知られているか?),高校生の息子(金八先生の佐藤貴弘好演),小学生の娘(撮影当時7歳だった坂野真弥,鈴木杏以来の天才),漫画家である父の弟(素人なのに見事),これらの春野家の人々が皆,それぞれのパートを占めていて,出演者達のアンサンブルで成り立っている映画です。
 緑濃い田舎(栃木県茂木町でロケしています)を舞台にして,登場人物それぞれのエピソードが積み重ねられていく構成。起承転結のある一本のストーリがあるわけではありません。一つ一つのエピソードは,ちょっと非日常的な表現で見せられますが,「そんな気分になったことがある」と思わせるようなものです。全体的にユーモラスで,各所で笑いを誘います。おじいさんは亡くなってしまいますが,ラスト,なんとなく皆が幸せになって終わります。難は少し長いことでしょうか? エピソードが豊富なのはいいのです。その一つ一つのエピソードが,ちょっと長めのような気がします。
 10:20からの初回上映に行ったのですが,映画館の座席は,ちょうど1人おき位に埋まっている状態でした。決して大作でない,このような映画を見に来る人たちは,時々もれる笑い以外にはしずかに映画に浸っており,マナーの良い観客の中で,最高の状態で映画を見ることができました。
 映画が終わって外に出ると,次回上映の観客がずらりと階段から外まで並んでおり,比較的空いていたのは初回だけだったようです。そこそこ観客を集めている映画のようですね。まあ,東京では,渋谷のシネマライズだけでやっているようですから,東京近辺の見たい人は皆この映画館へやってくるわけですけど。全国へは,DVDで配給という事になるのでしょう。DVDが出たら,何度も何度も見るという事がないとしても,手元に置いておきたい映画です。

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コメント

どうでも良いんですが、DVDって買ってもあんまり見ないんですよね、実は。
皆さんって結構繰り返し見るモノなんでしょうか。

投稿: ジュンイチ | 2004/08/02 07:57

 DVDについては,私も実は買うだけで,繰り返し見ることはありません。買って置いておくだけで安心する映画というのがあるもので,「茶の味」などもそんなものの一つです。

投稿: Alice堂 | 2004/08/02 23:35

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