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2004/09/14

小中学校で留年?

 河村文部科学相は,6・3制義務教育の弾力化や教員免許の更新制など,義務教育のあり方を大きく転換する改革案(河村プラン)を発表しました。さらに,その一環として,基礎基本,到達目標までの学習が身についてから次に進むという観点から,小中学生の落第や留年も視野に入れる事を表明しました。
 義務教育期間中であっても,目標まで学習できたら次へ進む,目標まで学習できなければ,できるまで待つという考え方は,全く正しいと思います。ただ,現在の日本では,小中学生の落第や留年が,社会的に大げさに受け取られる可能性がある(「あの子は留年ですって・・・」などという受け止められ方)ことから,まだ小中学生のうちに,そんな挫折感を味あわせていいのかという問題があるとは思います。社会の,落第や留年に対する受け止め方が,より自然でフランクである必要がありますが,日本社会の現状から考えて,これは結構厳しいと思います。
 そこで,いっそうの事,学年を取り外したらどうなんでしょうか。算数ができなくても国語ができる子もいるでしょう。国語ができなくても音楽ができる子がいるでしょう。音楽ができなくても,体育ができる子がいるでしょう。それぞれの教科別に,その能力・進度に合わせたクラスを何クラスか(現在の学年を考えれば,各科目とも進度別に小学校では6クラス)編成して,算数ができなくて国語ができる子は,算数は初級クラス,国語は上級クラスで学ぶわけです。親の変な見栄や外聞を考えなければ,子供にとっても,自分の能力・進度に合ったクラスで学ぶ方が,幸せだと思いますがねぇ。
 このようなクラスを編成するには,教室も先生の数も足りないかもしれません。しかし,少子化のいま,子供の教育には,日本の将来がかかっていると考えて,もっと税金を投入するなど,金を掛けてもいいと思います。

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