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2004/11/29

靖国参拝問題

 首相の靖国参拝について,チリでの胡錦涛中国主席との会談で,「現在の中日政治関係で出現している困難は,日本の指導者が靖国神社に参拝していることだ」と述べたことから,最近,靖国問題についての議論が行われています。
 靖国参拝への反対意見は,色々言われています。A級戦犯も合祀している靖国神社を参拝すべきでないとか,経済界からは,中国国内での日本企業の活動に差し障るので再考をとか,政教分離の原則から,一宗教法人を参拝すべきでないとか,アジア全体の平和への影響を考えて,参拝すべきではないなど。
 私はやはり,公人として首相や閣僚が参拝するのならば,A級戦犯を合祀した神社に参拝すべきでないと思います。ヒトラーを神様として拝もうという人は,ネオナチの人を除いていないでしょう。国として,戦争を起こさないという方針や決意があるのならば,やはり戦争を起こした犯罪人を神として拝むべきではないと思います(ただ,A級戦犯とされている人たちが,本当に戦争を起こした人たちなのかは,疑問があります。しかし,部下の行為に対して管理職が責任を取らされるという意味で,または,本人が逡巡しているうちに組織が間違った方向に動いてしまったとき,組織の長が責任を取るという意味で,戦犯といえるでしょう。それが組織というものです)。それに拝むというのは,どう見ても,国として戦争の反省をしていないように見えます。日本には,「死んだら皆神様」という文化があり,もちろんA級戦犯も神様ですが,公人としてそれに参拝するのではなく,やはりA級戦犯を靖国から分離して,参拝したければ私人として別に参拝すべきでしょう。
 しかしながら,外国がこの問題について云々するのは,日本の国内問題への干渉であり,外国の圧力で参拝をやめるというのは納得できません。外国からの圧力が弱まり,現状維持でいきそうだというときに,日本の意思でおもむろにA級戦犯を分祀するというのがいいのだと思っています。中国側に,「靖国問題を云々することを,ちょっと抑えれば,A級戦犯合祀問題は解決するよ」と言う人はいないのでしょうか?

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