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2005/02/13

東海林さだおさんのエッセイとBLOG

 漫画家の東海林さだおさんのエッセイのファンです。
 東海林さんのエッセイは,週刊誌に連載されているものを集めたものが主で,文春文庫で何十冊と出ていて,新刊書店はもとより,BOOK OFFなどでも大量に入手することができます。漫画と同様,ユーモラスな語り口のエッセイで,主として旅や食に関するものが多く,食べ物の話がわりあい好きな私は,大いに楽しんでいます。
 そのエッセイの中に,次のような文章があります。

---<エッセイ集「スイカの丸かじり」の「男も料理はするけれど」から引用>--------
 一人の食事はテレビを見ながら食べることが多い。
 お笑い番組のときは,もちろん「アハハ」と声に出して笑う。
 これは,まあ,当然のことだ。
 報道番組の人がもっともなことを言えば,あいづちもうつ。うなずいたりもする。
「そうなんだよな」
 なんて,レバニラ炒めをすまみあげながらつぶやいたりする。
 このへんまでは,まあ,だいじょうぶだ。しかし,「どうなんだよな」の次に,「しかし,あれだよ,そうは言うけどね」なんて続くようになると少しアブナイ。ちゃんと声に出してつぶやくようになるとアブナイ。さらに,
「一概にそうとも言えない場合もあるんだよね。たとえば・・・・・・」と続くようになるとかなりアブナイ。
 特に「たとえば・・・・・・」と続くあたりがアブナイ。
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 この,アブナイひとり言の部分を文章で書いて,世の中に発表してしまうのがBLOGですね。本来,ひとり言であるものを発表し,コメントやトラックバックがついて,ひとり言でなくなるわけです。

 ところで,東海林さだおさんの食に関する好みは,「ぱりっ,ぽりっ」(たとえば,フライの衣がぱりぱりしているのが好き,野菜炒めがぱりぱりしているのが好きなど)であるのに対して,私は「しなっ,へにょ」(フライの衣がぱりぱりしていると口の中が荒れて,口内炎ができるし,野菜炒めなども,おひたしの様に,しなっとしているのが好き)で,また,東海林さんは熱々のもの(たとえばご飯や茶碗蒸し)が好きなのに対して,私は猫舌で熱いものが食べられないなど,好みの違いがあり,その点,エッセイに対しても,100%同情はできないのが残念です。

<アマゾン書店へのリンク>
スイカの丸かじり文春文庫

suika

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