米国産牛肉輸入再開
米国産牛肉の輸入再開に反対する人がいるかと思えば,輸入再開を歓迎し,さらに20ヶ月以下の牛肉のみの輸入再開の方向を,30ヶ月以下に拡大するよう要望する人々がいます。外食産業です。20ヶ月以下の牛肉だけでは,外食産業の需要をまかないきれないというのです。しかし,豪州産など,輸入許可されている牛肉は,価格が低迷しているといいます。牛肉全体の需要が少なくなっているからです。
専門家の間でも,BSEはわからないことが多く,現在取りうる最上の対策は,全頭検査だけという意見がある中で,米国産牛肉輸入が再開されて,需要は伸びていくのでしょうか?
20ヶ月以下の牛の全頭検査除外,米国産牛肉輸入解除は,安全だからではありません。検査しても,BSEに感染しているかどうかわからないからです。むしろ,わからないのならば,市場へ出すことを禁止するいうのが,正しい方向のような気さえしてきます。
アメリカへ行った人へのアンケートで,アメリカで牛肉を食べたか,またその時,躊躇したかを聞いたところ,過半数の人が躊躇しなかったと答えています。確かに,BSE→ヤコブ病発病は,潜伏期間が10年程だといわれており,「今さえよければ」と考える刹那的な現代人は,あまり米国産牛肉を食べることも躊躇しないかもしれませんね。
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コメント
BSEの検出確率が低いという消極的理由で、国民の安全を犠牲にし、米国政府と一部の国内業者の利益を優先するために、20ヶ月以下の米国産牛肉の輸入を再開するのは絶対に反対。BSE感染牛でも検出できない、という事を知りつつ食する人は自己責任をしっかりと認識してほしい。米国産牛肉を食した人が将来、BSEに感染しても健康保険は適用することは許せない。不買運動を始めるよう呼びかけたい。
投稿: 阿部 宏 | 2005/05/25 07:28
阿部 宏さん,コメントありがとうございました。
私も米国産牛肉輸入には反対です。輸入開始されても売れないし,米国産牛を使った飲食店には人が入らないよと思っていたのですが,アメリカへ行った人へのアンケート結果を見て,そうでもないのかもしれないと思えてきました。
国産牛についても,国は若年牛への全頭検査を省略する方向を打ち出しているのに対して,自治体レベルでは,国の方針がどうあれ,全頭検査を継続するという方針を打ち出しており,イオンなどの大手スーパーも,国の基準が緩和されても,安全性があいまいな状態で,米国産牛が店頭に並ぶことは無いといっています。それを信じたいですね。
投稿: Alice堂 | 2005/05/26 03:33