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2005/06/21

奈良県が,子供の犯罪被害防止条例案を作成

 小学1年生女児誘拐殺害事件があった奈良市では,子供への不審な声かけ等を禁じる条例案を作成し,6月下旬に県議会に諮るそうです。
 この条例案では,次のことを禁じているとのこと。

1.惑わしたりうそをついたりする行為
2.言いがかり,ひわいな発言,体をつかんだりつきまとったりする行為
3.13歳未満の子どものポルノ映像や画像の所持,保管

 子供を「惑わしたり嘘をついたりする行為」を禁じるのは,一見,実にもっともな規制のように思われますが,通常の声かけと区別がつかないし,子供の火遊びや危険な場所で遊んでいるのを見て,家族以外の大人が「あぶないからやめなさい。火事になるよ」とか,「そんなところで遊ぶと川に落ちるよ」とか,「もう暗くなったから早く帰りなさい。人さらいがでるよ」と声をかけることも禁止されてしまいそうです。私が小さい頃,普通に言われていたことです。最近は,知らない子供に対して,このような声かけを行う人も少なくなっているのではないかと思いますが,冤罪を恐れて,ますますこのような有益な声かけが行われなくなるのではないかと思います。子供の安全に対する有益な声かけが行われなくなることと,声かけを禁止して子供の犯罪被害を防止する事を天秤にかけると,どちらに天秤が傾くのでしょうか?
 ポルノ画像所持の禁止は,アニメや絵は対象外で,実写についての規制だということです。実写では,実際にその写された子供が被害にあっていると言えるので,規制はもっとものように思われます。ただ,共産主義関係の出版物を持っているだけで逮捕されたその昔の言論統制の延長線上にあるような気がしないでもありません。また,これらを規制して,どのくらい子供の犯罪被害防止になるのか,ちょっと疑問です。
 いずれにしろ,一部のバカ者のために,子供にとっても大人にとっても,暮らしにくい規制が課せられる世の中になっていっているように感じます。

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