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2006/07/25

ネット上の多数意見と世論

 川崎市の計画で,川崎縦貫鉄道建設というのがあります。
 東西に長い川崎市を貫く鉄道としては,JR南武線がありますが,そもそも多摩川の砂利を採取するために建設された鉄道であるため,東京都との境界を流れる多摩川の近くを走っており,川崎市から見れば北に寄りすぎています。そのため,その南の地域に鉄道が必要だということになって計画されたのが,川崎縦貫鉄道です。南武線の南の地域を東西に結ぶ幹線道路,尻手黒川線の地下に鉄道を引こうという計画です。
 この鉄道,川崎市民に対するアンケート調査では反対意見が多く,一時凍結された経緯があります。ところが,ネットで検索してみると,建設に賛成する意見が多いんですね。検索サイトで,ざっとタイトルと記事概要だけ見ていくと,世論は賛成の方向であるように見えます。実際のところ,世論の方向が建設反対であるため,反対意見はあまりネット上にアップされず,「そうは言うけれど・・・」という感じで賛成意見のアップが多いのだと思います。
 この例のように,ネット上の多数意見というのは,必ずしも世論の動向を示しているとは限らないんですね。
 さらにまた,一人の人が手を変え品を変え,いくつものサイトに同じ事を書くという事もあります。その意見がたくさんネット上に現れているようでも,実は一人の人の書き込みだったという事もあります。何しろネットに書き込むことは簡単ですからね。ネット世論で優勢のように見えても,実は一人の人の書き込みだった・・・・・なんてね。実はネット上で多数意見のように見えているが,実は少数の人が書き散らかしているにすぎなかったという事がありえます。

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