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2006/11/19

いじめの原因は,「いじめの加害者がいる事」です

 最近,いじめによる自殺が増えていますが,どうもその原因について,あまり突っ込んだケーススタディーが為されていない,またはその結果が発表されていないように思います。
 自殺が起こり,その原因が○○といういじめだった。そこまでですね。報道では,学校が知っていながら対応しなかったという話が付きます。しかしそこまで。
 もちろんプライバシーの問題があるし,人の死に対してどこまで突っ込む事ができるかという問題がありますが,今後のためには,ケースをもっと突っ込んで調査・研究する必要があるように思います。
 うちの娘の友人で,中学校時代の同級生の高校でも,いじめによる自殺未遂があったと聞きました。娘が友人から聞いた話では,その加害者であるいじめを行っていた生徒は,母親の浮気,父親の蒸発など,家庭環境に問題があり,いじめはそのストレスのはけ口になっていたようです。
 最近の一連のいじめによる自殺事件では,学校側の怠慢は報道されても,いじめが起こった真の原因について報道されません。せいぜい被害者側の事情,たとえば背が小さかったからとか,バスケットが下手だったからなど,いじめのきっかけについての報道はあるかもしれませんが,いじめの加害者側がいじめを始めた心理状態については報道されません。実際,そこまで突っ込んで事情を調査しているのかどうかも不明です。いじめのきっかけは被害者側にあるかもしれませんが,さらにその奥には,加害者側の事情(私は加害者の家庭環境が大きいと思っています)が隠されていて,それを研究してそれを克服しなくては,いじめの加害者をなくす事ができません。
 いじめの原因は,いじめの加害者です。いじめの被害をなくすには,加害者をなくすことが必要なのは明らかです。いじめは,加害者がいじめを始めた動機,心理,ストレスにこそ原因があるのです。いじめの加害者は,被害者のちょっとした事を「うざい」と感じていじめを始めるのでしょうが,なぜ「うざい」と感じるのか,加害者の包容力,許容力が狭いのか,精神力が弱いのか,それはどうして育まれたのか,父母に問題があるのか,余りにも厳しい家庭でありすぎるのか,これまでどのように育てられたのか・・・等々,しっかりとした調査・研究がなされるべきです。学校側も,いじめを知ったら,その加害者側がいじめに至った動機,心理,事情を調査して,その加害者に対してこそカウンセリングを行うべきです。

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コメント

はあ・・・そう思います。。。
いじめわァ・・・いじめる人がいて いじめられるものを作る。。
いじめられるものは 立ち向かうアイテムを習得していない。。

はたで見ている傍観者。。

人の心を “ どうせ 人のことだから・・・そんな人も この世の中だから・・・一杯いてもいいんじゃない?? ”っていう ドライな社会の空気。。

実際 こんなカキコしていても 路上で 喧嘩を一方的にされている現場を目撃した時に 助ける人わァ・・・ 警察に通報する人わァ・・・
何人いるんだろうか??

私は 助けた。連絡もした。。

大体 そんなことも出来ないような・・・口ばっかり 理性あること・倫理的な事述べてたって・・ 実際がなければ・・ そんなん意味ない。。

全然意味ない。。   そんな 教師を作ってるのわァ・・
勉強だけ ・・ 点数だけ 取れりゃ・・ 教員の資格を取れるような
国のあり方は 最大級の 傍観者じゃね!!fufu^^

投稿: らっきー | 2006/11/19 07:41

 らっきーさん,コメントありがとうございました。
 この記事は,高校生の僕がしゃべった事をもとにして,Alice堂メンバーのKenさんが自分の考えを含めて文章にしたものです。
 僕自身の事を考えても,いじめの現場に居合わせた時を想像すると,いじめに加担するかもしれないしせいぜい見てみぬ振りをするだけのように思います。それは,いじめが自分に向いてくるから。
 でも,もし全員がいじめられた者を助けたら,いじめる方は自分以外の全員をいじめなければならないんですよね。それにもし,いじめが分かった時に,学校が加害者に対して対応してくれたら,いじめを止めたものが被害にあうのが防げるかもしれない。少なくとも,学校がきちんといじめに対応してくれるという事が分かっていたら,いじめの傍観者である事をやめる動機になるでしょう。
 「国のあり方は 最大級の 傍観者じゃね!!」といわれても,僕のような高校生には,いじめに対して国が具体的にどんな事ができるのか,想像つきません。実感として考えられるのは,せいぜい学校がどんな事ができるのかまでです。国が何か法律なり伝達なりをしても,学校までそれが届くようには思えないという気もします。現場である学校から国へ,いじめの存在が何年間も0だと報告されていたということもあります。現場とそれとははるか離れた国とは,それくらい離れています。僕らも,そんなはなれたところが,いじめに対し何ができるのか,想像できないのです。

by 「Alice堂のWEBLOG」メンバー「修介」

投稿: Alice堂メンバー「修介」 | 2006/11/19 10:17

いじめの記事、興味深く拝見しました。
らっきーさんのおっしゃる傍観者も、決してそれでいいと思っているわけでなく、助けたいが助けられない人が多いものと思います。
こんな世の中では助けるにしても、個人プレーではなく、もっとシステマティックに対策が必要と思います。それは確かにドライな世の中だからかもしれません。
Alice堂さんのおっしゃる加害者に対するケアーを重視する事、加害者の理由を研究する事も、確かにそのひとつだと思います。

投稿: フォックスおやじ | 2006/11/19 10:34

最初のコメント、だれでもいじめにあった人を助けられるのならばくろうはないわけで、そうできないならどうするのかというのがテーマである記事にたいするコメントとしては、なんだかずれてるな

投稿: muzi | 2006/11/23 03:08

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