薬は水で飲むように
かぜ気味になって,かぜ薬を飲みました。
普段あまり薬の説明書など読む事なく捨ててしまうんですが,捨てる前にそれをチラッと見た時目に付いたのが「コップ一杯の水で飲む事」という文言です。
薬を飲む時,お茶やジュースでなく,水で飲むように昔から言われています。以前新聞で,なぜお茶やジュースで飲んではいけないのか,その理由を書いた記事を読んだ事があります。もうあらかた内容は忘れてしまいましたが,お茶の中の成分やジュースの中の酸味やビタミンなどが,薬効を疎外したり,いわゆる食べ合わせのようなことで体に悪い影響を与える可能性があるからというものだったと思います。
しかし,考えてみれば,水道水にも消毒のための成分が入っていたり,ミネラルウォーターにしてもミネラル分が入っています。あまり飲み物の中の成分と薬をいっしょに飲んではいけないといわれると,水のなかの成分と薬をいっしょに飲んでも,いけないんじゃないかと思えてきます。そのうち,薬を飲むための蒸留水などが,薬屋で販売されるかもしれません(笑)。
ところで,薬の説明書というのも,細かい字で書いてあって,ほとんど読む事を拒否しているようなものですね。
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