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2013/11/27

デジタル時代の写真の撮り方,撮られ方

Bird 最近このブログで,一眼レフが欲しいのだが,同じiPhoneで撮った写真を比べても,写真学校を出た友人と私では,腕前の点で劣るのが明らかで,まだまだ一眼レフなどとんでもないという話をしました。
 ところが,それを読んだ当の友人から,それはフィルム写真時代の古い考えであり,カメラ雑誌に載っている様な職業写真もどきの写真を撮ろうと思うからそんな考えになるのだとたしなめられました。
 「フィルム写真の時代には,写真を撮るという事はフィルム代もかかるし,現像代・プリント代もかかるし,いったん撮って写真に仕上がったら,それを気に入らないから即破り捨てるなどという事もまずしない。したがって,より理想の写真を撮ろうという意識もはたらき,アングルがどうの,配置がどうの,露出がどうの,ピントがどうのという事を気にする事になる。その理想の写真というのが,カメラ雑誌風・プロ風の写真がお手本になり,それに似た写真がいい写真という事になる。しかし,デジタルカメラで撮影する写真は,そんな事から解放されてもいい筈で,気に入らなければ消去すればいいし,アングルなどを気にしないスナップ程,時間が経ってみると楽しいし,その時の雰囲気も懐かしく思い出せるだろう」との事でした。
 これは一理あります。デジタルで撮る写真は,写真を撮るぞと構える必要もなく,いろいろなアングルから連射していいと思う物を残してもいいし,そもそもアングルなどという事も考える必要もないかもしれません。
 そう考えると,撮られる人の意識もデジタル時代には変える必要があります。我々の親の世代では,写真を撮るというとスナップ写真であっても髪を直し表情を作ってしまいます。だから極論すれば,どの写真を見ても,背景が違うだけで同じ笑顔の写真しかありません。時間が経ってそれらの写真を見ても,背景からどこへ行ったかは分かるかもしれませんが,楽しかったのかつまらなかったのか,疲れているのか元気いっぱいなのか,分からないのです。同じ笑顔の写真だけなので,「一枚見ればいいや」という気にもなってしまいます。
 そんな事を考えると,姪の娘が3歳の七五三の記念写真を撮った時の事を思い出しました。写真館へ行って写真を撮ったわけですが,おじいちゃんは準備万端整ってプロが映す正にその時の映像を自分のカメラで撮影している。若い叔父である甥は,プロが写すまでの3歳児のすったもんだや写した後のほっとした瞬間や真面目な顔から笑顔に変わった後の顔を撮影している。「だって,ちゃんとした写真はプロが写しているんでしょ」というわけです。まさにその通りですね。
 デジカメ時代には,フィルム時代とはまた違った意識で写真を撮る時代です。

(写真はイギリスで見かけた野生のクジャク。ちょっとカメラを意識している?)

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