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2014/07/20

低所得者への臨時特別給付金

Kyufu 4月から消費税率が8%へ引き上げられた事に関連し,低所得者に1万円の臨時特別給付金を支払うという制度があります。
 以前このブログでも紹介した知人,彼は大腸癌が肝臓に転移し,2年間会社を休職して化学療法を行い,その結果肝臓の癌が減少し小さくなって,このたび無事に手術して切除したため,癌が完治してしまったという人物です。このたび職場復帰も果たしました。再発防止のために化学療法は続けているらしいですが,薬の副作用も少なく,元気に働いているようです。
 その彼のところに臨時特別給付金申請のお知らせが届いたそうです。聞けば休職のため昨年度は所得がゼロであったということで,申請すれば奥さんとまだ大学生のご子息2名を含めて4人分,4万円の支給が行われるとの事です。
 しかし以前,給料より多少少ないが休職中も会社から傷病手当金が支給されていると聞いていて,それで生活できるのだと言っていたので,大企業に勤める高給取りの彼が,それにほぼ匹敵する傷病手当金をもらっていて,何で所得ゼロになるのだと聞きました。そうしたら,健保から支払われる傷病手当金というのは,所得として扱われないそうなんですね。だから所得ゼロで,税金も払っていないというわけです。
 臨時特別給付金というのは,2014年度分市町村民税が課税されない人が支給対象になるという事で,まさに彼はその対象者なわけです。
 以前彼と話したとき,「健康なときは,夜遅くまで残業代なしで安月給で働かされて(何しろ管理職ですから残業代はつかない。ちなみに安月給といっても,年収1500万は軽く超えていたのではないか?)と文句を言っていたが,病気になってみると色々な会社の福祉をうけられるのでありがたい」と言っていました。まあ入院も会社の付属病院で,社員だからという事で個室にも保険の入院補償金よりも安いディスカウント料金で入れたようだし,医療費も月々2万5千円を超えた分は会社の健保から支払われ,かなり高額のはずの薬剤費も会社の健保から支払われるとの事でした。
 その上,地方自治体から4万円ももらっては申し訳ないという事で,どこかに寄付しようかと言っている善良な彼でした。
 彼によると,「何のかんの言っても,日本の福祉もすばらしい」と,今回の闘病で認識したようです。
 しかしそんな感想を抱くのも,手術まで行う事のできる設備を持つ病院まで備わっている超大企業に彼が勤めている事によるのかも知れません。いわゆる「所得」意外にも,非常時の待遇というか,福祉についても,ずいぶん格差があるのかもしれません。まあこれまでの人生でそれなりの努力をしてそんな大企業に入れたのでしょうから,羨むというのもお門違いかもしれませんが,なんだかうらやましい知人なのでした。

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