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2014/10/12

東京国立近代美術館フィルムセンター

Film_center 東京京橋のフィルムセンター。国立近代美術館の映画部門です。
 貴重な映画を収集し,ほぼ毎日館内の映画館で上映会が行なわれている施設です。ずいぶん前,フィルムセンターが建て替えられる前に数回,上映会に行った事があります。今回も本当はその上映会を見たかったのですが,時間が合わず7階の展示のみ観覧しました。
 旧建物のときは,古い映写機や撮影機,台本などが展示してあり,かなり地味でした。今でもそんな展示はあるのですが,映画の歴史の展示で,ところどころに置いてある液晶ディスプレイで上映していた映画がすごい。日本人によって撮影された現存する最古の動画「紅葉狩」,映画として初めて重要文化財に指定された作品です。出演しているのは,明治期の市川団十郎と尾上菊五郎。名高い名優の記録としても重要です。さらに日本初の映画スターといわれる尾上松之助の「忠臣蔵」,それに伊藤大輔監督の「忠治旅日記」,これは日本映画史上1,2を争う傑作といわれている作品です。日本初のアヴァンギャルド映画である衣笠貞之助監督の「狂った一頁」,白瀬中尉率いる南極探検記録映画である「田泉保直南極探検出発記念」。これらの作品は日本映画史の本では必ず紹介され,映画の一場面が写真で紹介されている作品で,数分とはいえそれらの動いている映像が見られるというのは,まさに興奮物でした。
 ところで,「紅葉狩」が重要文化財に指定されたのは,映画としてなんでしょうか,明治期の名優,9代目団十郎と5代目菊五郎の演技記録ということなんでしょうか。子役として二代目尾上丑之助も出演しており,この少年が人間国宝6代目菊五郎になる人です。ちなみに,先日亡くなった現在の海老蔵さんのお父さんの団十郎さんは12代目,現在の菊五郎さんは7代目ですね。

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