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2015/05/08

「本屋だけど紙の本を絶滅させる方法を真剣に考えてみた」という記事

Book 某本屋さんのホームページに,「本屋だけど紙の本を絶滅させる方法を真剣に考えてみた」という記事が載っていました。
 この本屋さん,本屋を始める前はこれからは電子書籍の時代だろうというので,電子書籍に参入しようと考えていたという本屋さんです。ところが,電子書籍のパイオニア的な方に会って話をきいたり,いろいろリサーチしたりした結果,「この5年間には電子書籍がブレイクスルー・ポイントを迎える可能性は極めて低い」という結論に至り,結局紙の本屋さんを開いたそうです。
 記事を読んでみると,要するに紙の本が無くならないのは,本が「物」として際立っている為に,人の所有欲を刺激するからという事のようです。
 これは確かにその通りです。私にも,内容もさることながら「物」としての本を所有している事の満足感を感じたそんな時代があったので,これはよくわかります。
 しかしながら私は今,様々な利便性(小学校の時の国語の先生が,本は寝ながら読むに限ると言ったその教えに従って,子供の頃から本は寝ながら読むのですが,そのまま眠ってもしばらくページをめくらないと自動的に電源が落ちるとか,次に読む時は寝落ちした時のページが自動的に開くとか・・・)のために,電子書籍が読書のメインだと思っています。しかし,最近でも購入する電子書籍と紙の本の割合は,1対2は大げさだが,1対1.5以上の割合で紙の本が多い。電子書籍で新刊の推理小説を買って,その前に出版された同じシリーズを読もうと思っても,電子書籍になっていない場合が多いからです。私の場合,紙の本を買うのは,ひとえに電子書籍になっていないからにすぎないのです。
 でも紙の本の時代のおかげで,家には数千冊の本があり,一面の壁の天井から床まで全てを本棚にして,その棚に奥行き方向に三重に本を立ててあるのですが,それでも納まりません。しかしそんなあり様を見て,さらにまた一冊の本を探すのに一日がかりである状態に疲れきって,本の所有欲はもはや打ち止めの感があります。
 電子書籍はそれでもすでに数百冊持っていますが,タイトルなり作者名なりで検索すれば,たちどころに読める。現在では,所有欲よりも利便性で電子書籍の方を贔屓にしています。
 書店のHPのいう通り,物の所有欲というのはなかなか強力で,その意味で本はしぶといのは確かです。所有欲 対 利便性。電子書籍の活字が自由に大きさを変えられる点も,年を取って目が悪くなりつつある現状では便利です。
 そんな事から,将来にわたって紙の本も無くならないかもしれないが,電子書籍メインの世の中になってほしいとは思います。だって便利なんですから。

 ところで,この書店の記事の中には,もう一つの事が書かれています。Kindleをはじめとする電子書籍端末は,あまりにも真面目に書籍であろうとしているのではないか?という問いかけです。これは実は私も感じる時があります。紙の本ありきで,それを忠実に電子インクディスプレイ上に置き換えている。それよりも,スマホやタブレット上のコンテンツに置き換えられている「地図や時刻表,グルメガイド,テレビガイドなど」のやり方がこそが電子書籍ではないかというのです。これには私も賛成します。がしかし,今の電子書籍端末も上述の様な意味で,小説を読むとき便利な道具です。
 また,「意味がわからないのは,本屋で電子書籍を売るという事だ」といっているのですが,私はこれはアリですよ。今も書店で本を見て,面白そうだと思ってその場でスマホなりKindleなりでKindle storeに接続し,電子書籍になっていれば書店で電子書籍を買っているのです。書店は本のショーウィンドウです。せっかく書店へ来て,本を見せてもらって,その電子書籍を書店で買う事ができるのならば,その書店に利益がでる形で買いたいのです。書店で電子書籍を売るのは,システムさえ上手く作られれば,私にとってアリな話です。

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