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2016/09/30

山田風太郎の「妖異金瓶梅」

Kinpeibai

 中国明代に成立した伝奇歴史小説「水滸伝」。その一部をスピンオフした作品が「金瓶梅」。それをさらにスピンオフして山田風太郎が書いた推理小説がこの「妖異金瓶梅」です。
 金瓶梅の設定そのままに,手広く商売している豪商,西門慶。彼は本妻の他何人もの妾女や美少年を屋敷に住まわせている好色家です。この屋敷で妾女や寵童をめぐる様々な事件が発生し,それを西門慶の友人にして幇間のような事をしている応伯爵が解決します。
 この短編集には14編と特別編である1編(本編中の1編の原型)が収められていますが,犯人は全て同じ,犯人の動機は全て西門慶への愛。最後に西門慶自身も死亡してしまいますが,その動機も西門慶への愛です。
 さらに,応伯爵が謎解きを語るのがどの作品でも犯人に対して語るのです。
 かなり特殊設定の短編集である事がわかるでしょう。 読者には犯人は判っているので,どちらかというと,どういう方法で殺人等を犯すのかという,ちょっと倒叙物に似た興味で読ませるもので,犯罪とトリック解明と犯人の指摘という通常の推理小説とは違います。
 最後の3編はこの作品集全体のエンディング,この短編集全体を一つの長編化するための作品で,それだけの風格のある作品といってもいいかと思います。

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2016/09/29

福原愛さんの台湾語スピーチ

Taiwan 卓球の福原愛さんの,台湾における結婚記者会見で,北京語の方が得意なはずなのに台湾語で話そうという努力が伺われて,他人を大事にする人だと感心したという記事がネット上にありました
 私の会社には,北京出身の人と台北出身の人とシンガポール出身の人がいて,お互いに中国語で喋っていますが,夫々が「あいつらの中国語はなまっている」と日本語で言っていますwww。
 北京と台湾の中国語って,どのくらい違うのでしょうね? 標準語と大阪弁程も違うのでしょうか?

(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)

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2016/09/28

「なぜNHKはネットで受信料をとろうとするのか?」

Nhk_2 「なぜNHKはネットで受信料をとろうとするのか?」という記事がネット上にありました
 それは,電波による「放送」はそのうちなくなり,ネットによる放送に変わると思っているからでしょう。以前こんな記事を書きました。「放送局に将来はあるか?」
 NHKは公共放送なので,WOWWOWのようにスクランブルをかけて,契約している人からだけ受信料をとる訳にはいきません。公共でなくなってしまう。
 その精神を理解できずに,払わない人がいるのですが,税金で運営されるのがいちばん簡単ですが,放送への政府の介入を極力除くには,聴取料をとって運営するしかありません。
 国が管理している電波を使うから国の顔色をうかがう必要があるので,ネット放送に完全に移行して聴取料を取れば,ますます政府は口を出しにくくなるでしょう。

(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。足成で「NHK」で検索して,この写真が出てくるのが偉い。)

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2016/09/27

お得切符で越生まで行ってみよう

TicketOgose_stOgose_st2Jr さて,昨日紹介したように,9月25日は久しぶりに晴れたという事で,埼玉県まで出かけました。
 何故埼玉県かというと,知人から「東急東武東上線ハイキングきっぷ」なるお得切符があると聞いたからです。
 東横線沿線各駅で発売され,東横線各駅から渋谷までの往復,東京メトロ副都心線全線の自由乗降,東武東上線坂戸以遠各駅の自由乗降(越生線を含む)が含まれます。値段は東横線のどの駅から乗るのかにより変わりますが,おおむね東横線から東上線の自由乗降区間で最も近い坂戸駅までの往復料金に相当するようです。
 さて,これはオトクだという事で,この切符が意図するハイキングにはもう少し秋になってから行くとして,今回は未だ乗ったことのない越生線を探訪する事にしました。
 定期券を持っている東横線武蔵小杉駅で降りて(わざわざ),ここでこの切符を買い,特急森林公園行きに乗って1時間20分程,座っているだけで坂戸駅に到着しました。ここで越生線に乗り換えて越生へ。
 越生線は4両編成のワンマン運転です。時刻表を見ると,10分~15分間隔の運転。8000系を使っていますが,ワンマン改造車しか入れないので,おそらく越生線専用車両でしょう。
ホームドアはありませんが,ホームには転落防止のセンサーが取り付けられています。満員というわけではありませんが,乗客は結構いました。それも若い人が多い。車窓から沿線を眺めていると,大学や高校が沢山あるようで,日曜日でも,クラブ活動の高校生や大学生が乗車しているようです。沿線の大学・高校のグラウンドでは,テニス,サッカー,陸上など,練習中の風景が多く見られました。
 さて越生駅は越生梅林,黒山三滝や顔振峠,山間の寺社へのハイキングの基地です。黒山三滝や顔振峠には以前西武線沿線から行った事があります。この時は入間市でカーシェアの車を借りて,西武秩父線沿いに山へ入りましたが,ハイキングとして歩いていくにはこの駅を利用した方が便利かもしれません。
 越生駅はまたJR八高線との接続駅です。八王子と高崎を結ぶ八高線は,高麗川駅以北が電化されておらず,ディーゼルカーが走っています。
 私にとって珍しいディーゼルカーに乗れるのだからと,越生から八高線に乗りました。八高線は,東武東上本線と小川町,寄居の2駅で接続しています。そこで,寄居まで行く事にしました。越生から30分程度のディーゼルカーの旅です。
 寄居からは東上本線経由でハイキング切符を利用して帰ってきました。寄居-小川町間はワンマン運転が行われており,小川町以南へ行くには,必ず小川町で乗り換えが必要です。先ほど八高線で通った小川町駅です。
 せっかくの天気だというのに,なんだか電車に乗っているだけの一日になりました。今度は紅葉の時期に,越生辺りのハイキングをしたいと思います。

(写真は上から,ハイキング切符,ちょっと鄙びた越生駅舎,越生駅手前の踏切からの越生駅,寄居駅にて八高線のディーゼルカー。写真はクリックすると拡大します。)

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2016/09/26

久しぶりの青空

Blue_sky

 このところ曇りや雨の日が続き,しばらく青空を見ていませんでしたが,昨日,9月25日は青空で陽が射す日和になりました。
 写真は夕方の景色です。

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2016/09/25

ありあけのハーバー

Harbor マロンクリームの餡をカステラ生地でくるんだ横浜名物,ハーバー。
 横浜でカミさんが買ってきたものです。
 いまは様々な種類があります。ピカチュー入りもあります。嘘です。

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2016/09/24

村のピザ屋 カンパーニャ

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 さて,昨日千葉県君津の道の駅に行ったことをアップしましたが,そこには軽食しかなかったので,道の駅ではソフトクリームのみいただき(おいしかった),食事は道の駅にあった地図で見つけた村の釜焼きピザ屋さんに行く事にしました。
 正式名称は「村のピザ屋カンパーニャ」といいます。
 かなり分かりにくい入りくんだ場所で,住所で設定したカーナビがなければ,まずたどり着けないだろうと思います。君津市内とはいえ,まさに「村の」という形容詞がぴったりの場所にあります。
 おそらく民家を改装したものだと思いますが,付近の民家(どれもかなり大きい屋敷で,裕福な土地だったのだろうと思います)と外見は変わりません。家の中は,畳敷きだったであろうと思われる部屋も板の間に改装されていて,土足のまま上がる事ができるようになっていました。
 カーナビをたどって最初に現れた駐車場には,「第二駐車場」の表示が。そこに既に5~6台の車が止まっていました。とにかくそこに車を駐めて,矢印にしたがって細い道を入っていきました。細い道の先に第一駐車場がありましたが,そこにも5~6台の車が駐まっています。これは満員かなと思って店に入ったら,案の定,老若男女数組のグループが待機中でした。幸いな事に,昼一番の客が食べ終わる頃だったので,15分程度で席に通されました。
 3人で行ったので,ピザも3個という事で,「ビアンカハーブ」「マルゲリータエクストラ」「イチジクとゴルゴンゾーラ」を頼みました。
 ビアンカハーブは,焼いたピザの上に,生ハーブと無菌豚の自家製ベーコンをトッピングしたもの。ベーコンが塔のように盛り上がった状態で出てきました。このベーコンがおいしい。
 マルゲリータエクストラは,フルーツトマトとモッツァレラチーズのピザ。トマトが甘い。
 イチジクとゴルゴンゾーラのピザは季節商品で,蜂蜜をかけていただくデザートピザです。
 どのピザもその生地のモチモチ感が半端なかったです。釜焼きピザはピザの縁が硬い場合もあるのですが,程よく焼けていて縁もモチモチ。縁だけ食べてもおいしいピザでした。
 1/4に切ったピザを1人一切れづつ食べて,その残りは箱に入れてテイクアウトにしてもらいました。
 ここのピザは東京湾を渡ってやってくる価値のあるピザです。ありがたい事に釜焼きしたピザの通販も行っているとの事で,ヤフーショッピングや楽天に店をだしているようです。通販の場合は「カンパーニャ」ではなく,何故か「村のピザ屋モンターニャ」という名前だそうです。今度は通販も頼んでみようと思います。

(写真をクリックすると,拡大します。)

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2016/09/23

秋分の日,千葉君津の道の駅に行きました

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 9月22日木曜日は秋分の日。東京地方は朝から大雨でした。
 以前からどこかにドライブに行くつもりでしたが,その日の朝,千葉県の道の駅へ行く事に決め,アクアラインを通って1時間45分程,君津市の道の駅「ふれあいパークきみつ」へ行ってきました。
 着いた時はまだ雨がザンザン降りでしたが,思いのほか人が来ていました。
 この道の駅は,東京湾岸の内房から房総半島を縦断する途中にあります。片倉ダムによる笹川湖や近くには亀山湖,亀山温泉があります。まるで山の中で,横浜から2時間かからずに行けるのが嘘みたい。
 ここはソフトクリームが美味しかった。現地産の野菜を買って,食事をしようと思ったのですが,ここには軽食しかありません。
 そこで道の駅にあった地図を探し,ピザ屋さんを見つけました。
 住所をたよりにこのピザ屋さんへ行ったのですが,それが大正解。それについては,また明日。

(写真をクリックすると拡大します。)

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2016/09/22

AirbubやUberではびこる人種差別

Airbnb 「Airbnbではびこる差別」という記事がネット上にありました
 Airbnbというのは,ネットで民泊を仲介斡旋するサイトです。まあたまたまAirbnbの名前が出ているだけで,要するに民泊で,オーナーによる人種差別が行われているというものです。これは民泊だけに留まらず,車の斡旋サイトUberなどでも人種差別的な乗車拒否が行われているという事です。
 これはありえることですね。法人のホテルやタクシーならば,自分のものではないのでそれほど目くじらを立てないのに,自分のものを貸すとなると,とたんに利用する人の素性に厳しくなるというのは考えられる事です。
 自分のものを貸すことがAirbnbやUberなどで組織化されて多くなると,オーナーのわがままが目立つようになり,それが時として人種差別的なものとなる。
 結局そういうレベルの人たちがオーナーになっているという事で,いくらAirbnbやUberなどのサイト側がそんなオーナーを規制しても,なかなか絶滅は難しいと思います。それはもうほとんど,世の中から人種差別を無くすという事に等しい仕事かと思います。
 まあ,「そもそも,そういうレベルの人がオーナーになっているのだ」というのも,差別的ですかね?

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2016/09/21

天気が悪いですね

16 昨日から始まった今週は,9月19日月曜日が敬老の日で先週土曜日から三連休,22日木曜日が秋分の日で一日置いて次の日が土曜日。
 今週は休日が多い週で,どこか1日仕事を休めば4連休にもなる週ですが,東京地方はずっと天気が悪いですね。
 台風16号が近づいていてその雨かと思ったら,20日朝の天気予報では「台風の雨ではない」と言っていました。それでは秋雨でしょうか?
 台風も21日ごろにはやってくるようです。せっかくのホリデーウィーク,東京地方の方々は雨の中,いかがお過ごしですか?

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2016/09/20

小島正樹「扼殺のロンド」

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 以前小島正樹作品としては,「十三回忌」を紹介しましたが,今回紹介するのは同じ海老原浩一を探偵役とするシリーズの「扼殺のロンド」です。
 休止している整備工場に突っ込んで柱に激突した車から若い男女の死体が発見される。直前にこの車と中の二人は目撃されており,工場に衝突する直前まで生きていたのは確からしい。しかし男性は山の上でもない工場で重い高山病で死亡している事がわかり,女性は胃腸を取り出されていた。工場は外から施錠されており,車は衝突の影響でドアが開かなかった。犯人はどうやって殺人を犯し,この二重密室から脱出したのか?
 次に車の女性の母親が顔と両手首に包帯を巻いた状態で密室の中で殺害されているのが発見され,そして父親が閉ざされたアトリエの廊下で,死体が突然出現するという不思議な状況で発見される。姉川家を襲う3重殺人事件。
 「十三回忌」にも登場した静岡県警の小沢,笠木の両刑事と笠木刑事の高校時代の友人,海老原浩一がこの事件を解きます。小沢刑事も海老原に大分慣れてきたようで,海老原に何かと突っかかりながら結構頼りにしている。最後には真犯人に殺されそうになるところに,事件を全て見通して「小沢さんが危ない」と叫んで海老原が駆けつけて助けられます。
 小島作品としては,以前「十三回忌」を読み,今回「扼殺のロンド」を読んで,小島作品の特徴というのが分かりました。トリックが機械的な事,それと非常に細かい手順である事です。その手順を文章だけで理解するのはなかなか大変で,実際の所,私の理解が作者の意図通りであるかどうかもわかりません。同じ機械的トリックでも,島田荘司師匠くらい大胆なら分かり易いのですがね・・・。
 さてこの作品,プロローグで,犯人とおぼしき女性の詫びの言葉から始まります。詫びる相手の名前が書いてありますが,詫びを言う側は女性である事以外明らかにされていません。推理小説の強者ならこのプロローグを読んだだけで,犯人が指摘できるでしょう。私もフト頭をよぎりました,「ひょっとしてこの人が犯人?」。

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2016/09/19

10年越しの小野不由美「東亰異聞」をやっと読みました

Tokei_ibun もう大分前,文庫本になる前に買って置いた単行本の「東亰異聞」。小野不由美作のこの作品を何故長い間ツンドク状態にしておいたかというと,そのうち読もうと思っていて,つい忘れてしまったという事です。推理小説だと思って買って,やがて推理小説ではないという評判が耳に入り,だから「そのうちに・・・」と思っているうちに忘れてしまったのです。
 それをなぜ急に思い出したかというと,綾辻行人の「奇面間の殺人(上下)」を買って,綾辻氏つながりで「あれ,そういえば未だ読んでない」と気づいたのです。小野不由美氏は綾辻氏の夫人です。
 さて,もう何年も前(かれこれ10年前?)に買った単行本が本棚のどこにあるかも不明状態で,この際Kindle版を買おうかと思って検索したら,Kindle化されていない事が分かりました。そうするとますます読みたくなって,散々探した挙句,やっと見つけました(単行本でよかった。文庫本ならまず見つからない・・・・・)。
 もう一度さて,この作品はまずは推理小説でした。
 舞台は明治時代の東京,いや東亰。実在の東京のパラレルワールドかと思われる東亰です。
 その夜の闇の中で,火に包まれて現れ人を殺す火炎魔人,長い爪で人を引き裂く闇御前の跳梁跋扈。その正体を探る新聞記者平河新太郎と便利屋の万造。闇御前や火炎魔人に好意を寄せる人形遣い,さらに事件は貴族である鷹司家のお家騒動が外部に噴出してきたものだと分かる・・・・・。
 この道具立てで,果たして推理小説的に解決されるのかと思いきや,解決されてしまうのですね。闇御前と火炎魔人の正体が明らかにされ,その彼らの目的も明らかになります。新聞記者平河の推理は外れ,どちらかというと相棒の万造の方が探偵役です。
 そこで終わればこの作品,れっきとした推理小説となるのですが,その後があります。
 欧米推理小説黄金期の巨匠,ジョン・ディクソン・カーに「火刑法廷」という作品があります。この作品は,魔女をテーマにしていて,ひとまず合理的な解決が示されますが,その後がある作品です。今回の「東亰異聞」も同様の趣向の作品といえるでしょう。推理小説からあやかしの世界に最後には戻ってエンドとなります。
 読みやすく面白い作品でした。

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2016/09/18

非行防止は,どのくらい本気か?

Inari_br 9月14日,15日の二日間で,加害者グループ5人全員が家裁送致となって,今後刑事裁判とするかどうかを検討される東松山市都幾川河川敷16歳少年殺害事件。
 埼玉県警と東松山市は,少年たちがなぜ悪質性,暴力性を帯びたのかまでメスを入れ,同市教育委員会は独自に検証委員会を立ち上げ,事件が繰り返されないよう全力を挙げる方針だという報道がありました
 複数で一人に暴力をふるい,死に至らしめるこのような少年犯罪は,これまで何回も,各地で繰り返されてきました。
 本気でこれを止めるには,このような事件に関与する可能性のある少年を,中学へ入学する年代になったら親から引き離し,全寮制の中学,高校へ入れることでしょう。
 中学,高校生になったらこのような犯罪に関与するだろうと思われる少年達は,未だそうなる前に生活環境,特に親を見れば分かります。そのような生徒は,複雑な家庭環境に生まれ,育ち,それがゆえに学校や地域で同学年の生徒からいじめにあい,あるいはいじめまではいかなくても敬遠され,学校の中でも居場所がなく,やがて学校に通わなくなる。そして同じような環境の仲間とつるむようになり,中学に入る年代になると非行に走る。
 今回の加害者グループ5人は,判で押したように同じような複雑な家庭環境に育っています。それは川崎の中一殺害事件の犯人グループ3人も同じでした。そんな家庭環境は,周囲に分かるのです。
 またたいていの場合,親も同じような家庭環境に育ち,非行歴を重ねて成長しています。その家庭環境の親からの連鎖を断ち切ること。
 本気で少年達の非行を防ぐつもりなら,そこまで生活環境や親を調査しなければなりません。
 親から引き離すのは無理でも,監視する事はできます。しかし,そこまで費用と人手をかけられるのかという事もあります。非行防止の決意は,どのくらい本気か?という事です。

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2016/09/17

豊洲移転で入札上の問題

Toyosu 連日世間を賑わせている築地市場の豊洲移転問題。
 先日の報道では,主要建物3棟の建設工事で,1回目の入札不調後に都当局が入札予定の大手ゼネコン側にヒアリングを行い,積算を事実上聞いていたという問題が明らかにさてれいました。
 この件は,当初の入札が不調で落札者が出なかったため,2回目の入札の前に建設業者にヒアリングを行って,その結果予定価格を407億円増額して入札を行ったもので,落札は予定価格の99%超であったとの事です。
 1回目の入札はあまりにも都の予定価格が安く,各ゼネコンが入札辞退して不成立になったらしいですね。それで2回目の入札では予定価格を上げて行うということで,それ自体は起こりうる事だと思います。
 その2回目の予定価格の設定をゼネコンにヒアリングして行ったという事は,知人に言わせると都の入札方法がおかしいそうです。私は技術畑なので,このように1回目の入札が不調に終わった場合の2回目のやり方がわかりません。知人によると,2回目は予定価格を示すのではなく,公募型プロポーザル方式という,各社の提案を受け付ける方法で行い,さらにコストダウン方法を提案させて競わせるような方法をとるのが普通だろうという事です。
 そもそも1回目の予定価格が適正に示せなかった事からして,都当局は応札者の資質が問われるところですが,都が談合体質だったのか,事なかれ主義だったのか,めんどくさいと思ったのか,ゼネコン各社へのヒアリング2回目ので予定価格を決めてしまい,1回目と同じ手法で入札を行ったというのがお粗末だったようです。
 しかし今後の対応では,移転に関わる土壌汚染や工法の瑕疵などの技術的問題と,この記事のような当時の入札の問題や金銭的な話や政治問題のような話を切り分けて,技術的な問題がクリアになったらさっさと移転するなり,移転は諦めて築地に留まるなり,別の土地を探すなり,とにかく理工系の話しはさっさと片付けて欲しいですね。
 当時の金銭的な話や政治的な話など,文科系の問題の検証は,それと並行してじっくり行ってください。
 話はかわりますが,小池さん,都知事戦の最中,石原氏から厚化粧のブス(違ったかな?)とか暴言を吐かれておいてよかったですね。石原氏に支持されていたら,鉾先が鈍っていたところですよ。自民都連の支持がなかった事もよかったですね。ただ類が猪瀬氏に及ぶとちょっと苦しいかな? 猪瀬氏は小池氏を支援していましたからね。

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2016/09/16

埼玉県都幾川河川敷で起きた16歳少年殺害事件

Tokigawa_inaribashi 埼玉県東松山市の都幾川河川敷で起きた16歳少年殺害事件。一昨日には5人の加害者グループの内の2人が,昨日には残りの3名が家裁送致となり,通常の刑事裁判を受けさせるかどうか,つまり逆送するかどうか家裁で判断される事になります。
 使い走り,自分のものではないバイクのガソリン代支出,万引きを強いられるなどに嫌気がさしてグループから離れようとして,電話に出なかったり居留守を使ったりした事,それがばれて全裸で川を泳がされ,殴る蹴るの暴行を受け,最後には川の中に顔を突っ込まれて,16歳の少年が溺死させられたという事件でした。
 加害者グループは14歳から17歳までの中高生。そのうち二人は,地元の不良少年グループに加わっていました。被害者は加害者グループの17歳少年の定時制高校での同級生で,加害者少年は被害者をその不良少年グループに入れようとしていたようです。
 報道によると,その不良グループでは,日常的にグループ内で何かと因縁をつけてメンバーを裸で川や沼を泳がせたり,殴ったりといったリンチを行っていたらしく,おそらく今回もそれら日常活動の一環だったのではないかと推測されます。加害者達は,殺すつもりは無かったと警察に証言していますが,おそらくその通りでしょう。日常的な暴力を振るったら死んでしまった。多分加害者達もあっけにとられたのではないでしょうか? 怖くなってそのまま現場から逃げてしまったようです。
 ただし,最後に被害者の顔を川に突っ込んだ16歳の主犯少年は,「死んでもいい」という気持ちがなかったのでしょうか? そうでなければ,動かなくなるまで川に顔を突っ込むという事はしないでしょう。
 さてこの事件の5人の加害者達の名前と顔写真が特定され,ネット上にアップされています。その名前を見ると,揃いも揃ってホストクラブか少年冒険マンガの登場人物の様な名前,世に言われるDQNネームです。もちろん少年達が自分で選んだわけではなく,彼らの親が付けた名前ですが,なんだかその名をみると彼らが置かれた生活環境というか彼らの世界というか,それが想像できる気がします。今回の事件がどのような世界で起こった殺人事件であるのかが分かるような気がしてしまいます。

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2016/09/15

殊能将之の「キマイラの新しい城」

Kimaira

 これまでこのブログで,「美濃牛」「黒い仏」「鏡の中の日曜日」を紹介した殊能将之の「キマイラの新しい城」を読みました。
 時は中世フランス,十字軍に従軍した領主の息子,「稲妻卿」と称される領主の跡取りが帰国。戦いによる心の傷を癒すために隠棲した城で殺害されます。誰もいない城塔の部屋で,しかも密室状態で,背中から十字軍従軍当時に使用した剣で突き刺されたのです。剣の先が腹から突き出るほど強い力での刺殺。
 そして現代,廃墟になっていたその城を,ある地方不動産業者が日本に移築し,それを中心としたテーマパークを開きます。
 ところが,その城には背後から剣を突きたてられた「稲妻卿」がとり憑いていて,「稲妻卿」ごと日本に移築されてしまい,そのテーマパークの社長が稲妻卿にとり憑かれてしまいます。折から社内では社長派と専務派の派閥争いが起こっており,急に社長の態度や言葉つきが変わっても,周囲にはわざと精神病を装っているのだろうと解釈されます。
 しかしこの社長,実は中世領主の息子「稲妻卿」は,自分の死の真相を明らかにする事を望み,それを託されたのがわれらが名探偵 石動戯作です。
 そしてさらに現在の城で起こる密室殺人。テーマパークの重役が殺害されます。
 この二つの密室事件に対して,石動が様々な推理を繰り広げます。中世の密室事件の謎解きでは,現在の城が中世当時とは全く異なる復元のされ方をしているのだと主張し,それはなかなか面白かったのですが,残念ながら石動の勘違いでした。
 そんなこんなで結局,石動に懇願されて謎を解くのは,前作「鏡の中の日曜日」に登場したもう一人の名探偵 水城優臣です。
 現代の城での殺人の,テーマパーク内に復元された城であったために可能となったあっと驚くあっけない真相。そして中世「稲妻卿」殺害の驚きの真相。それは最後の最後,稲妻卿自身の独白で語られます。
 結局のところ,真相が分かっていたのは,水城と石動の助手であるかっこいい青年,アントニオだけでした。石動には,水城が明かした現代の事件はともかく,中世の事件の真相は金輪際わからないでしょう。
 作者が亡くなっているので,残念ながら本書が石動シリーズの最終作という事になります。

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2016/09/14

池袋にLRT?

Lrt_toyama ネット上に,池袋駅とサンシャインシティーを結ぶLRT構想の記事がありました。
 豊島区が主体となって計画されているようですが,上述の区間に低床式の路面電車を敷こうというものです。
 私はサンシャインシティーには,これまで3回くらいしか行った事がありませんが,池袋駅からそんなに遠いという記憶はありません。この区間のLRTというのは,果たして利用価値があるのかなとも思います。
 街おこしの一環としてLRT敷設というのは,宇都宮など各地で計画がある様です。実用的には,バスでもいいでしょと思うのですが,レールの上を走る小さな電車というのは,心躍ります。それは私がレールファンだからに過ぎないのでしょうか?
 一般の人ってどんな感じなんでしょう?
 まあ池袋では,あまりにも近すぎて,バスではむしろダメで,LRTのような観光要素がなければ,乗る人もいないのでしょう。

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2016/09/13

PASMOの残高

1111 写真はPASMOの残高です。
 チャージしようと駅の切符販売機に入れたら,偶然1111と,1の四個並びになっていました。
 11月11日というのはポッキーの日ですね。ポッキーが四本並んでいるという事でしょうか。毎年11月11日にはネット上で,ポッキー1本の両側を二人が咥えて両側から食べていき,最後に二人のキスに至るというビデオがたくさんアップされます。
 そのほとんどが,二人とも高校生くらいの男の子です。まあ男の子同士のビデオがおもしろビデオとして無難なところかもしれません。男女というのも生々しすぎますしね。男の子二人でも,中には本気の男の子もいるのかもしれませんが・・・。

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2016/09/12

北朝鮮が5度目の核実験実施

 9月9日,北朝鮮が5度目となる核実験を行ないました。広島の核爆弾よき規模が大きく,もちろん北朝鮮としても過去最大といわれています。
 北朝鮮には,朝鮮戦争の終結が行なわれていない事,つまり現状はまだ米国と戦争状態にあり,平和協定を結んで米国との戦争を終えて米国が北朝鮮へ攻め込んでこない事を確実にしたい,しかしそうならないのなら核開発を急いで力を付ける事,そしてそれを背景に交渉力を付ける事しか無いではないかという,一種の核開発を行なう大義名分があるわけです。
 米国は,核開発を放棄すれば平和協定締結交渉の机に付くと言っている状態です。
 この「鶏と卵」状態が続き,その間に見くびっていた北朝鮮の核技術・ミサイル技術は確実に進歩しているというのが現状です。
 この北朝鮮の核開発を行なう為の費用は,中国から出ています。といっても,中国政府があからさまに出しているわけではなく,中国と北朝鮮の民間貿易の結果として北朝鮮は核開発費を得ている。
 今回の安保理の非難声明の様に,国際社会が北朝鮮を非難する事は重要ですが,本来,主となる関係者は,当事国北朝鮮と米国と中国です。この3者の間で均衡が崩れて,北朝鮮を牽制する方向に向かわなければ,このまま北朝鮮の核開発が進んでいく事でしょう。北朝鮮と米国の関係が今の状態から変化するとは考えずらく,キーとなるのは中国だといえるでしょう。
 今回中国が声明を出し,北朝鮮を公式に非難していますが,3者の均衡が崩れる萌芽なのでしょうか?
 ところで,北朝鮮の一般の国民はどう思っているのでしょうね? 国に対する信頼や祖国愛がなければ核実験成功も喜べないと思いますが,今回の成功を心底喜んでいる人はどのくらいいるのでしょうね?

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2016/09/11

中央卸売り市場の移転問題

Tsukiji_market 小池都知事によって延期がけっていされた中央卸売り市場の築地から豊洲への移転。
 その豊洲で,土壌汚染対策の4.5mの盛り土が,主要施設の建つ場所で行なわれていなかった事が明るみに出たという報道がありました
 一方,築地では,有害物質ベンゼンの濃度が豊洲より高いという話も出てきています
 小池都知事が延期を決めたため,築地も豊洲も,その姿が暴かれつつあるという感じです。築地の事も,豊洲の事も,今回の延期宣言のおかげで隠された事が明るみに出てくる。延期宣言効果ですね。
 築地の事も,豊洲の事も,何もかも蓋をして,早々11月に移転を完了してしまおうとしていた・・・・・。
 いずれにしろ,今まで隠されていた事が表に出て,よりよいカタチで豊洲へ移れればいいと思います。
 結局移るんですよね。なんだかこの問題で豊洲移転推進に賛成する人達は,まるで小池知事が「金輪際豊洲には移りません!」と宣言したかのようにコメントしていて,情況をしっかり把握しているのだろうかと心配になりますwww。

<追伸>
 ところで,今回の盛り土省略問題,ビルの下でない,外に出ている部分では盛り土をして,ビルで覆われている部分は盛り土をせずに汚染土壌を取り去っただけ(盛り土の分だけ,地下室的な閉鎖空間となっている)というのは,私の様なこういう事に素人のエンジニアの考えでは,理にかなっている様に思います。
小池知事の下,安全性をしっかり再検証して,問題ない事がわかれば技術的にはそれで決着でしょう。
 しかし,こういう事が表に出ていなかった事はしっかり検証して,組織的,人的に問題があれば正さなければなりません。
 これまでの東京都は,都庁内でトップの指示が下へ伝わらず,変なドンの指示が降りていく,トップに正しい報告が行われず,変なドンに報告がいってもみ消される・・・という事を想像してしまいます。想像が杞憂ならいいのですが,ぜひ杞憂である事を示してもらいたいと思います。

(写真は,GoogleStreetViewによる築地場外市場の風景。)

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2016/09/10

iPhone7が発表されましたね

Iphone7 iPhoneの新型,iPhone7が9月7日に発表されました。
 私の持っているiPhoneは5sで,そろそろ買い替え時かと思っている今日この頃です。はっきり言って,6は買おうと思いませんでした。しかし今回の7は,ちょっと魅力的です。
 iPhoneに要求する機能は,ユーザー個人個人で違うかと思います。今回の7に搭載された新機能のうち,私にとって魅力的なのは,フェリカ機能の搭載と防水機能の搭載です。
 既にJR東日本側からも発表されていますが,Suicaに対応しています。それに防水機能。IP7相当という事で,風呂場で電子書籍が読めるわけです。「からすの行水」と揶揄される私としては,その汚名を返上できるチャンスです。
 ただ,Suicaに対応してもPasmoに対応していないとすると,電車とバスの定期券がPasmoい入っている関係でやはりカードのPasmoを持つ必要がある事,電車やバスに乗るたびに頻繁にiPhoneを使用する事から落下事故の確率が増える事,結局Suicaだけとなると東日本以外は関係ない事,などなど,ちょっと考えてしまいますね。iPhoneがさらに多機能になると,使う機会が増えて,電池の消耗が心配になってきますが,電池関係の強化もなされているのでしょうか?
 次のiPhone8?は,ELディスプレイ対応になるとうわさされていますが,ELディスプレイは寿命が短い(暗くなりやすい)のが心配です。私の使い方としては,機能的な面を考えると,今回の7が頂点かなと今は思います。

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2016/09/09

小島正樹「十三回忌」

13kaiki

 「十三回忌」という推理小説を読みました。私が小島正樹氏の作品を読むのは初めてです。
 静岡県に広大な屋敷を構える宇津城家。当主宇津城恒蔵の夫人律子の1周忌,3回忌,7回忌,13回忌に恒蔵の愛人,谷内田杏子の3人の娘娘と谷内田杏子自身が一人づつ殺害される。
 1周忌には,雷に打たれて割れた木の尖った先端で串刺しにされた。3周忌には首を斧で切断された。7回忌には唇が切り取られた。13回忌には娘の棺に覆い被さる様にして母親の杏子が殺害された。これは密室殺人だった。
 ということで,4つの殺人事件は,それぞれ不思議な状況で殺害されています。各章の合間に入る独白は犯人のものですが,それがだれのものか途中で分かってしまいます(と読者は思うわけですが・・・)。
 これを解くのは担当刑事の中で最年少の笠木刑事の高校時代からの友人,海老原浩一という探偵です。
 本格推理小説ですが,各殺人のトリックはかなり機械的なもので,横溝正史の本陣殺人事件に感心する人には受け入れられるでしょうが,私は「な〜んだ」という感じではありました。
 例えば同じ機械的トリックでも,殊能将之氏の「キマイラの新しい城」(まだこのブログで紹介していなかったですね)の,背中から剣を突き立てるトリックなど,機械トリックの先に一ひねりがありました。そのひねりがこの作品にはないのです。
 それでも,7月の静岡で雪で脱線したディーゼルカー,生首の洞窟の謎・・・などなど,興味津々でした。
 次は同じ作者の「扼殺のロンド」を読む予定です。笠木刑事をはじめとする警察の面々,そして海老原浩一が再度登場する作品のようです。

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2016/09/08

残暑の季節

Cloud 先週は台風のために不安定な天気で,時折雨の振る日が続いていた東京地方も,今週は晴れて残暑の日が続く様になりました。これから木曜,金曜は天気が悪いらしいですが,昨日火曜日まではむっとする暑い日が続きました。
 それでも朝夕は大分しのぎ易くなってきました。やはり9月に入ったんですね。

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2016/09/07

米アイオワ州,2030年までに必要な電力を完全に再生可能エネルギーでまかなう

Wind 米国アイオワ州電力公社が,2030年までに100%再生可能エネルギー化を達成させる見込みだと発表したとの記事が,ネット上で流れていました。必要な電力は,主として風力発電でまかなうようです。
 水力発電機器の製造に携わっている知人によれば,風まかせ,太陽任せの再生可能エネルギーの調整のために、同じクリーンエネルギー仲間の水力発電が大忙しだそうな。
 日本ではこれまで顧みられなかった小規模な河川にまで水力発電所計画がたくさん持ち上がっていて,猫だけでなくネズミの手も借りたいくらいだとか。
 アイオワ州くらいの規模になれば,どこかで風がやんでいてもどこかでは風が吹いていて,全体的には電力は足りるということになるのでしょうか?
 そうだとしても,余裕を見てかなり発電所をたくさん作らないといけないんでしょうね。
 一般的に言われる電力予備力とはまた違った意味での予備ですね。予期せぬ需要が急に発生した時のためにいつもスタンバイしておくのが現在の予備力でしょうが,それとは別に、発電できない発電所の存在が予想されるために,それをカバーする発電所という意味での予備。
 無駄が多いとは言えるのでしょうが,火力,原子力など,再生不可能なエネルギーをやめるというのは,そもそもそういうことで,そんな無駄は容認するという前提ですね。

(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)

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2016/09/06

石破元防衛大臣が国防について語る

Guard ネット上に,元防衛大臣,石破氏へのインタビュー記事がありました。これは興味深いインタビューですね。「シン・ゴジラ」をネタとして,国防や国家について語っているインタビューです。
 我々の世代では,おそらく学校教育の弊害から,戦争とか国防というと議論の前に悪としてかたずけられて,まともな議論の対象にならない,もう生理的に忌避する傾向があるように思います。
 そんな私のような世代が未だにはびこり,議論ではなくデモなども起き,そんな親やさらに上の世代に若者も影響され巻き込まれていく・・・。
 一度そんな世代は黙ってみたら?
 上の世代の影響を全く受けない上に,シールズの様な若者が出てきたら,それはそれで心強いではないですか?
 星新一氏の掌編に「白い服の男」という作品があります。子供が「セをやろうよ」とか「セ」と言っただけで警察が飛んでくる国を描いた作品です。「セ」については,その概念を抱いただけで取締りの対象になるらしい。はじめは「セ」とは何か読者には分からないのですが,最後に「セ」とは「戦争」の事,子供が言ったのは「戦争ごっこをやろうよ」という意味だった事が分かります。
 「戦争」という言葉に異常に反応し,口に出してもいけないという世界。
 この作品を読むと,星新一はそんな世界を望んでいなかったという事が分かります。

(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)

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2016/09/05

ホームドア

Bridge 最近(8月15日18時頃),東京メトロ銀座線青山一丁目駅のホームで,盲導犬を連れていた視覚障害者がホームから転落するという事故がありました。通路上に障害物があった事,待合室を電車と間違えた事などが原因だったといわれています。
 この事故は,最近徐々に普及してきているホームドアがあれば防げた事故でした。
 さて,東急東横線日吉-田園調布間は,全ての駅で一つのホームの片側に目黒線電車が,もう片側に東横線電車がやってきます。長い間,目黒線側はホームドア完備,東横線側はホームドアなしの状態が続いていました。
 何故? 目黒線のほうが危ないの? 目黒線は6両,東横線は8両から10両。編成車両数からいくと,東横線の方が危ないのではないの? ・・・・・と思っていたら,目黒線はワンマン運転で車掌不在,東横線は車掌が居るという違いのためという事が分かりました。
 今では,東横線側もホームドアが順次取り付けられつつあります。
 欄干のない橋を渡る事を想像すると,かなり怖く足がすくむと思いますが,考えてみれば鉄道のホームってそんな状態なのですよね。橋で怖い思いをして,電車のホームでは怖い思いをしないで待っているというのは,なんだか変だなと思いました。

(写真は欄干の無い橋,沈下橋。四万十市のホームページより拝借しました。)

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2016/09/04

アマゾンの書店実店舗展開

Amazonbooks アマゾンが本の実店舗を展開していくようです。ネット上で報道されていました。
 まず昨年11月にシアトルに実店舗「Amazon Books」を出店し,次にシカゴに出店するようです。さらにサンディエゴ,ポートランドと出店していくようです。
 今から12年前にこのブログで,ネット書店が実店舗を開くだろうと書きました。ネット書店が主流になると,ショーウインドウとしての実店舗が必要になる事,ショーウインドウだからその店で儲けるのは無理だろう事,だから実店舗専門書店でなくネット書店がネットでの商売を狙って実店舗を開くだろうという記事でした。
 なんだかそのとおりになっていきそうです。

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2016/09/03

ブックオフの不振

Book_off Kindleを手に入れる前は,相当お世話になっていたブックオフ。そのブックオフの調子が良くないという報道がありました
 もっとも報道記事をみると,好調なネット販売の拡大を狙って新たなヤフオクへの出品や,古本に特化せずに,電気製品なども取り扱う総合リユース業への転換のための経費増が原因のようで,「これからの発展を期待」といった感じです。
 古本については,報道記事の中で買取量の減少についての指摘がありますが,電子書籍が発展してきて,今後とも,そもそも売るための古本自体が集まらなくなっていくのではないかとおもいます。
 学術書,大型本,電子書籍以前のかなり古い古書など,特殊な本でないと古本として流通しなくなるのは致し方ないかと思います。これまでのブックオフは,日常読まれている本の商売で,今後とも苦しくなると思います。
 さらに,読書好きには格安となる電子書籍の定額制サービスも始まり,定額対象本の充実などが進展すると,一般書の古本の環境は今後とも良くはならないと思います。
 紙の本は,まだ一定の需要はあると思われますが,ネット販売の拡大もあって,これまでの店舗の数は必要なくなるという事になるのかと思います。

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2016/09/02

アマゾンの月決め定額読み放題サービスから,人気本が消える

Kindleunlimited 先日アマゾンの実店舗展開がアメリカで始まったという話をアップしたと思ったら,今度はそのアマゾンが,日本で始まったばかりの電子書籍月決め定額読み放題サービス,KindleUnlimitedから,人気本を引き上げ始めたという報道がありました。このサービスについては,このブログでも7月初めに話題にした事があります
 私は始め,出版社や著者が本を引き上げているのかと思ったのですが,何とアマゾン自身が本を引き上げたとの事。利用者が多すぎ,出版社に支払う金額が莫大になりすぎたため,人気本を引き上げたとの事でした。
 「あの本がある」と思って会員になった人は,次読もうと思ったらなくなっていたという状態。アマゾンともあろうものが,なんだか詐欺みたい・・・。
 読み放題については,消費者とすれば,とにかく沢山の本がサービスされている事が重要で,これでは会員の減少を招く・・・,って,それを狙った施策なのですよね。
 しかしまあ,雑誌定額で読み放題をはじめた楽天は,はじめから出品は期間限定をうたっています(まあ雑誌だからではあるが)。
 実際のところ,商売になるのはそんな限定的なビジネスモデルなんでしょうか?

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2016/09/01

今日から9月

Hatsuyukisou 今日から9月。
 一般的に,6,7,8月が夏,9月からは秋となります。
 ここのところ,台風のおかげで天気が悪い事もあり,特に朝,夕は涼しい日が続き,「もう秋かなあ」と思う今日この頃です。

(写真は,フリー社新素材サイト「足成」で見つけた初雪草。「初秋」という語で検索した結果,出てきたものです。調べてみたら,夏の終わりから初秋にかけて,葉の白い縁取りが始まるとの事です。アメリカ原産のポインセチアの同類らしいですね。)

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