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2017/12/03

横溝正史「びっくり箱殺人事件」

Bikkuribox

 横溝正史の「びっくり箱殺人事件」,何度目かの読了です。
 小劇場の梟座で上演中の「パンドラの箱」というレビュー。そこに出演している元映画弁士の深山幽谷先生等,出演者一党や作者・演出家が暗闇で次々に殴られて顔をブチにさせられるという事件から始まります。やがてパンドラの箱を開けた男優が箱から飛び出した探検に胸を刺されて即死します。それを皮切りに合計3人が殺害され,梟座中を恐慌せしめる・・・。
 いつもの名探偵,金田一耕助や由利麟太郎は登場しません。あたふたしながら事件を解決するのは深山幽谷先生です。モデルは実在の映画弁士で漫談家・文筆家だった徳川夢声氏。
 途中,深山先生自身も怪しい素振りが見受けられ,次々に起こる事件に読者は五里霧中になり,ドタバタと笑いの中,結局数々の伏線が最後にきれいに回収されて,見事な本格推理小説であった事が分かります。
 私としては,横溝正史氏の傑作の一つだと思っている作品です。

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