2019/04/22

アメリカ大企業のほとんどを牛耳るインデックスファンド

Fund インデックスファンドというのは,日本で言えば日経平均株価やTOPIX,アメリカで言えばNYダウやS&P500,そんな株価指標=インデックスと同じ様な値動きをする様に作られた投資信託の1種です。
 アメリカではブラックロック,バンガード,ステート・ストリートの3社がインデックスファンド運用のビッグスリーであり,ビッグ・スリーはGE,Apple,Microsoft,エクソンモービルなど並みいる大会社が名を連ねるS&P500銘柄の90%近くにおいて,最大の株主となっているそうです
 詳しい事は上に引用した記事に譲るとして,重要なのは「ビッグ・スリーが各企業の年次総会で議決権行使をするときは、90%のケースで経営側の提案を支持している。」という事でしょう。村上ファンドが盛んだった頃にいわれた「もの言う株主」の逆を行くのがインデックスファンド各社です。
 「もの言う株主」もいいのですが,とかく直近の株価を上げる事に汲々として,企業の社会的な役割とか,長期的な展望とか,経営者が考えているそのような行動に対してのブレーキとなり,それが社会問題になっていました。西武鉄道の株主であったファンドが,目先の業績だけを考えて秩父線や多摩川線の廃線を提案するなど,反対の署名運動が起きるきっかけになりましたね。しかしインデックスファンドはその逆で,インデックスファンドへの株式の集中は,結局のところ経営側が会社を牛耳る手段になっているようですね。
 ケースバイケースですが,「もの言う株主」の逆の行き方というのは,そう悪い事でもないでしょう。

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2019/04/21

Amazonが中国市場から撤退

Teleshopping 日本では飛ぶ鳥を落とす勢いのAmazonが,中国でのネット通販事業を7月18日に停止すると発表しました
 ちょっとびっくりですね。Amazonは中国生まれのアリババや京東集団に破れ,昨年のシェアはわずか0.7%だったそうです。
 アリババが中国国内で伸びたのは,そもそも他国とは違う通販事情を克服したからです。中国では,通信販売を行う上で,消費者を信用できない企業と,企業を信用できない消費者が互いに牽制しあって,お互いに目の前で商品とお金を交換しない通販というスタイルが全く信用されなかったのです。しかしアリババは,消費者からお金を受け取り一時プールして,商品が消費者に届いたら企業にそれを支払うというやり方で両者の仲を取り持ち,アリババさえ信用できれば通販が成り立つという他国とは違う仕組みを作りました。
 これが現在も続いているのならば,Amazonの万国共通システムでは中国では通販ができない,または振るわないという事はあり得ます。
 現在でも中国の消費者と企業の関係はそうなんでしょうかね?

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2019/04/19

コンビニの10%対応

Conv 今年10月にも実施される予定の消費税10%化。めんどくさいのは,同じ食品でも店内飲食では10%,持ち帰りでは8%に消費税が据え置かれることです。
 イートイン化が増えているコンビニでは,コンビニ業界団体の「日本フランチャイズチェーン協会」がこの対応方法を決めました。レジで客に持ち帰りかイートインかを申し出てもらい,それに従って消費税をとることにしたということです。コンビニ各社では共通のポスターを掲示するということです。
 まあこれは,実質「イートインで食べてもお目こぼし・・・」的な対応なのかと思いますね。1億円の2%というわけでもなく,それでいいかと思います。
 まあやろうと思えば,レジでは一律8%支払い,イートインコーナーは完全に隔離して2%分の入場料を取る自動ゲートを設けるとか考えられますか,わずか数円を別に支払ったり設備を作ったりするのもどうかと思います。
 自民党でないどこかの政党の主張である「軽減税率」ですが,余計なコストや対応を店に強いる政策で,私は「あったま悪い」と思います。すでに軽減税率を採用しているイギリスの人も,「あったま悪い」と思いつつ利用しているそうですwww。

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2019/04/17

宅急便のヤマトHD,営業最高益

Haitatsu_jitensya 4月14日付の日経新聞によると,「2019年3月期の連結営業利益は670億円程度と前の期に比べて約9割増加したもよう。20年3月期はそこからさらに約1割増え、750億円程度と過去最高益(15年3月期の689億円)を更新する見通し」だということです。
 あの値上げと受注抑制は成功だったということですね。
 日本の流通を賄うために,ヤマトの規模でも,適正以上の受注を抱えていたということでしょうね。
 ある意味,「日本の流通は,本当に大丈夫なのか?」と思わせるニュースです。

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2019/04/14

ビットコインはいまだに2000円台で安定

Bitcoin_1 ちょうど一週間前,低迷していたビットコインが4月2日に急に値上がりして,私が冗談で約1年前に買った当時の時価で2000円分のビットコインが,それまでの1700円台から2000円越えになった事を書きました
 これも多分一時的なもので,また早晩1700円台に戻るのだろうなと思っていたら,いまでも2000円越えを維持しています。投機用ではなく,通貨としてのビットコインとしては,対既存通貨のレートが安定しているのは好ましい事だと思います。
 ただ何故値上がりして何故安定しているのかがわからない。だから,通貨として使えるのかどうかも疑心暗鬼。

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2019/03/14

シェアリング社会

Shearing いま,正規社員ではなく,臨時社員や派遣社員,時短就業社員の時代。1人の収入は低いが,その代わりに多くの人が就業している時代です。正規社員はなかなか賃金が上昇せず,会社を替わっても以前よりいい待遇での転職が難しいようです。それに対して人手不足も追い風になり,正規以外の就業の賃金は,年々上昇しています。ただもともと低賃金なので,日本の賃金水準といった正規社員を含めた大括りの統計では,あまり賃金上昇が効いてきません。
 特に若者がそのような正規社員でない就業に多く就き,お金を稼げない時代です。老人もそのような就業に就く機会が多くなっていますが,老人には年金があるので,年収を押し上げています。しかし若者は,非正規就業がメインの職業であり,低収入に甘んじているのです。
 シェアリングエコノミーは今様々なところで言われています。車,服,家具,家・・・。そして労働も。
 問題は労働をシェアして空いているはずの個人の時間を別の事に有意義に使わないという事にあります。
 政府は,副業を推奨しています。一方,政府は同一労働同一賃金を推奨しています。これは全く正しいと言えます。同一労働同一賃金なんてできないさという方が多いのですが,正規職員には,企業は給与として支払う金額の3倍のお金をかけているといわれていますから,給与だけ正規社員と同じ待遇にするのは可能な事です。
 しかし,ゆとり世代という世代,ゆとりを政府の狙い通り有効に使った層と有効に使わずに漫然と過ごした層の二分化しているようです。ゆとりを英語学習に使い,それで就活も上手くいったという知人がいます。しかしそうはいっても,当然ゆとりを漫然と過ごしてしまった後者が多いのです。
 単純に言えば,若者の貧困は,結局,シェアリングエコノミーで空いた時間を,政府が狙っている様に副業を持って他で働いているかどうかの結果という事でしょう。シェアリングエコノミーの無駄使いの結果の貧困というわけです。人で不足で仕事はいっぱいある時代です。年齢制限の心配のない若者なら・・・・・。

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2019/03/11

自民,大阪知事選に辰巳琢郎氏擁立か?

Osaka 大阪維新の会の松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長が辞職し,入れ替わりで出馬する4月7日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選挙。この選挙に自民党が俳優の辰巳琢郎氏候補として擁立する最終調整に入ったという報道がありました。辰巳氏は大阪市出身ですが,あまり大阪臭を感じさせない方ですね。
 これで争点は都構想だけと決まったということでしょうね。
 そういう人材がいるかどうかわかりませんが,プロの政治家や行政のプロならば,都構想以外をアピールしてそっちに長けているという宣伝ができますが,それを避けて辰巳琢郎氏を出すのならば,争点はもう都構想にしかならないでしょう。
 大阪の雰囲気はよく知りませんが,ひょっとして,維新にとってむしろやりやすいのではないかな?

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2019/03/10

ビットコイン相場が回復か?

Bitcoin_graph 最近,ビットコインの相場が上昇しているとの事です。
 カナダのリサーチ企業からの情報では,11~15年と15~19年の期間の値動きには共通点があり,もしろそうならば現在のビットコイン価格はほぼ底を打っており,もう間もなく上昇に転じると考えられるというわけです。記事によれば,過去の最高値である2万ドルの水準に届くのは2021年3月ごろになるだろうという事です。
 以前,私が冗談で買った2000円分のビットコインは,ここのところ長らく1700円台だったのが,この記事に触発されて今日久しぶりにみたら,1800円台後半になっていました。
 なるほど,ある程度は回復しています。以前の様に,2000円から下がらないという時代ではない様ですが,1800円台後半まで回復しました。
 この2000円分のビットコイン,この1年の間,最高は3000円台半ばくらいまで値上がりしましたが,いまは昔ですね。

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2019/03/03

米朝首脳会談決裂

UsaNorth_korea 2月28日,ベトナム・ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談。これが決裂しましたね。私は,日本にとってこの決裂はよかったと思います。
 会談前は,いい加減なところで合意し,大陸間弾道弾だけ,つまりアメリカに届くミサイルだけの凍結,寧辺の核施設だけの廃棄,現在存在している核弾頭の温存・新規製造だけの凍結,などなどで双方署名・食事してチャンチャンと終わってしまうのではないかと思っていました。
 しかしまさかの決裂。首脳会談では,役人達や担当政治家の事前の根回しが行われ,首脳はほとんどサインするだけの会談だと思っていたところが,トランプ氏が席を蹴った格好。両首脳は用意された食事もせずに帰国の途に。アメリカの役人達,金正恩氏たちも口あんぐりでしょうね。
 トランプ氏が役人達の既定路線ではなく独自性を発揮したとすれば,お見事だったという他ありません。まあ,同時にアメリカで行われていたコーエン氏の公聴会の方が重要で,心ここに在らず,そんな国内情勢がいい加減な合意を許さなかったという事はあるのかと思います。
 今回は金正恩氏の若さが出たという事もあるでしょうね。金氏側も,トランプ氏の状況によって,もう少し対応の仕方もあったかと思います。
 しかしそれが日本には幸いした。金正恩氏にとって,北朝鮮べったりの韓国は,こうなれば頼りになりません。中国も傍観している状況で,さらに米中の対立もあってアメリカに何か力を及ぼせるかというと「?」です。おそらく多少なりとも頼りにできそうなのは,日本だけではないでしょうか。安倍首相がトランプ氏と培ってきた関係,今回の会談でもトランプ氏が2回にわたって日本の拉致被害者について言及したという,トランプ氏の日本に対する忖度を金正恩氏が感じとったならば,北朝鮮が日本にすり寄ってくる可能性は無くはないと思います。
 安倍首相が「次は日本が出て行く番だ」的な事を言ったと伝えられていますが,それは案外正しい読みかもしれません。

 まあ,首脳会談が行われている限り,少なくとも戦争にはならないでしょうから,決裂のために首脳会談が行われても,役には立っていると思いますよ。

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2019/03/02

キャッシュレス化に逆行の米国?

Cash 「キャッシュレス化に逆行の米国」という記事がネット上にありました。銀行口座やクレジットカードを持たない,持てない低所得層が現金を使えるように,一部の州で現金の受け取りを拒否する店舗に,罰金を科す法案を可決したというニュースです。
 私も以前から,プリペイドカードは別として,どのくらいの低所得者層がキャッシュレス生活を送れるのか関心がありました。
 アメリカなどでは,銀行口座を維持するだけでお金がかかり,楽天カードのような収入に対するハードルが低いカードもないので,低所得者層のキャッシュレス生活は日本に比べてかなりハードルが高いのではないかと思います。また,中国のキャッシュレス天国記事なども,眉に唾をつけて読んでいました。実際中国の地方都市に行ってみても,せいぜい銀聯カードを使うだけで,評判ほどQR決済が使われているようには見えません。
 国別のキャッシュレスのハードルの高さという記事も見かけないようですが,実際どうなんでしょうね。

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