2017/04/17

ビットコインをチャージできるマスターカード

Bitcoins ビットコインでチャージできるカードの話題がネット上にありました。
 これはマネパカードというお財布カードで,クレジットカードとはちがって指定した通貨で指定した金額だけをチャージして店舗やATMで利用できるものです。このカードがビットコインでもチャージできる様になったという事です。そしてこのカードがMasterCardロゴ入りで,結局MasterCardの加盟店で使用できるとうものです。
 正確に言えば,ビットコインがマスターカード加盟店で使用できるわけではなく,マネパカードにビットコインでチャージした段階で日本では円に変換されてチャージされるので,結局店には円で支払っている事になるのですが,みかけはマスターカード加盟の非常に多くの店でビットコインが使えるように見えます。
 ビットコインは円の様な既存通貨との為替が激しく上下し,商店や企業がビットコインを直接受け入れた場合,リスクが大きすぎると思われます。最近ビットコインを受け入れる店が増えていますが,あまり使う人がいないからこそできる事で,ほとんどの客がビットコインを使ったら,為替の大きな上下で商売は成り立たないでしょう。通常の商売以外に,ビットコインを円など既存通貨に換金するタイミングに苦労するリスクと手間を背負い込む事になります。
 今回の様に,客が持っているカードにチャージする段階でビットコインが円に換金されるのならば,商売は初めから円で行われるわけで,店や企業側にリスクや手間はありません。ビットコインを使うフィールドを拡げる方法としては,優れた方法でしょう。
 まあ,「店や企業側としては」優れた方法ということで,為替リスクや為替市場のタイミングを監視する手間は客側に存在するわけで,さて客側が買い物でわざわざビットコインを使うかというのは,また別問題です。まあ投機通貨,ビットコインで儲けて,ビットコインが懐にざくざくうなっている人にはいいかもしれませんがね。手持ちの円をビットコインに変換して,それをこのカードにビットコインで入れて(その段階でもう一度自動的に円に変換されて),このカードで物を買うという事を普通の人が行うわけがないと思われます。円→ビットコイン→円という換金を行うわけですからね。ビットコインを投機で増やした人や海外からの送金でビットコインが手元に溜まってしまった人が,有り余るビットコインを使う手段とするという意外にない様に思います。
 実際のところ,ビットコインでチャージできるカードというのは,VISA加盟店で使えるカードなど従来からあるわけで,この記事のカードが初めてというわけではありません。しかしこのカードは,他のビットコインチャージ可能カードに比べて手数料が低額であることに特徴があるとの事で,それが他のカードに比べて優位性になっている様です。

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2017/03/31

車の自動運転はAIでないし,AIが仕事を奪うのは50〜100年先?

Ai 米財務長官が「人口知能(AI)が米国人の雇用にとって真の脅威になるには『あと50年から100年』かかるという見識を示しました
 普通AIの発達については,あと20年もたてばかなり雇用に影響を及ぼすという見方が一般的だが,財務長官は「AIの範囲をどうとらえるかによって変わる」と語り,「車の自動運転は私にとってAIではない。コンピュータであり,現在ある現実の技術を使っている。こうした種類のものは現実だ。例えばR2-D2が仕事を奪うというような、AIとは大きく異なる」と言ったとの事です。
 この見解はあまり意味のある事ではないですね。機械が現在存在している人の仕事(車の自動運転なら運転手という職業)を奪う事は確かであり,それによって今それに従事している人達が別の職業に就く必要があるのは確かな事です。その技術をAIと呼ぶかどうかはどうでもいい事です。
 どうもトランプ政権の閣僚というのは,本質が何かが分からないようで,もう一つ信用がおけません。なんだか賢くない印象がして仕方ないです。

(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」から。)

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2017/03/26

国会の100万円寄付問題追求

Gijido 国会での安倍首相100万円寄付問題追求。証人として登場した籠池氏も,土地の値段減額問題,複数領収書問題など,罪に直結する問題は少ししかしゃべらず,誰も罪にならない(籠池氏の偽証罪はあるかもしれない)100万円問題に多くの時間を費やしました。
 だから籠池氏好みの問題だと思われ,野党側が籠池氏に乗せられている様です。100万円問題をしつこく追求すると,土地の値段減額問題や複数領収書問題などの真相が分かるとでも思っているのでしょうか?
 まあお人好しという事ですか?

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2017/03/01

森友学園問題

Moritomo_google_map 連日野党の追及が続く安倍首相の森友学園問題。最近も園児に「首相がんばれ」と宣誓させたという事で話題になっています。
 ヘイトもさることながら,ここまでおかしな学園だという事になると,安倍首相が支持しているとか思想的に同じだとかとは思えず,「変なのにつかまってしまったね」という感じしかしません。
 まあ首相側も脇が甘かったという事はあるのですが,連日追求する野党側への時間つぶし・穀潰し感も相当湧いてきます。
 誹謗中傷はいい加減にして,早い事,事実関係を調べてください。土地価格の問題とか,この学園を首相に紹介したのは誰なのかとか・・・・・。

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2017/02/27

広がる仮想通貨に法的な穴

Bitcoin_img ネット上に,「広がる仮想通貨に法的な穴」という記事がありました
 財産をビットコインのような仮想通貨に変えると,現在の法律では差し押さえする事ができないという事を書いた記事です。
 現在の法律で国が差し押さえることができるのは,銀行預金や給与,不動産,自家用車といった財産で,仮想通貨は対象として法律に明記されていない。また,債務者は開示請求が来れば民事執行法により自分の財産を開示しなくてはならないが,仮想通貨については民事執行法にもとづき債権者は仮想通貨を管理するIDやパスワードを開示するよう請求できるが,それ以上は踏み込めないという事です。
 まあ法律は,新たに作るなり改正するなりで対応できるでしょうが,実際技術的に差し押さえができるのでしょうか?
 記事の中でも,「ブロックチェーン(分散型台帳)に組み込まれた仮想通貨を、そもそも債務者からどう切り離して債権者や管財人の管理下に置くのか。物理的、技術的に差し押さえとは相性が悪い」という記載がありますが,まさにそういうものが仮想通貨だと思います。
 ビットコインを確実に差し押さえるには,ビットコインアドレスとその本人個人の紐付けを国家ができなくてはならないと思います。債務者はいくらでも新しいアドレスを作って送金できるし,それを全て国が追いかけることができるためには,結局ビットコインを利用する者全てのアドレスと個人の紐付けを国が把握できる必要がありそうで,そうなるとビットコインのシステムは,そもそもビットコインではなくなるのではないでしょうか?
 おそらく,債務者個人が持つビットコインアドレスを全てマイナンバーと紐漬けして国が把握できる必要があるし,債務者個人の秘密錠さえ国が知る必要があるでしょう。秘密錠を知らなければ,差し押さえた事にならないような気がします。
 そもそも国家とは別のところに存在していたビットコインは,国家に取り込まれざるを得ず・・・。
 法律的よりも技術的にまずそんな事ができるのかが問題だし,できた暁には,ビットコインがビットコインでなくなってしまいます。

(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。)
 

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2017/02/23

世界初の「ブロックチェーン導入政府」ジョージア 利用拡大を宣言

Chain ネット上に「世界初のブロックチェーン導入政府 ジョージア」という記事が載っていました
 ジョージアとは,アメリカジョージア州の事ではありません。グルジアと呼ばれていた旧ソ連から独立した国家の事です。
 まあこれだけの記事では,どのようにブロックチェーン技術を使うのかよくわかりません。おそらくプライベートブロックチェーンというものだと思います。
 プライベートブロックチェーンは,ビットコインの中核技術である元祖ブロックチェーンとは別物です。いわゆる所有権利の移転を記録した台帳は,複数で分散して持つという所は同じとしても,その管理方法が違う物です。
 プライベートブロックチェーンといえば,ビットコインのような計算競争システム(Proof of work)ではなく,マイナー=承認者を少数に限って,さらに個々のマイナーに何らかの優先度をつけて(これって,承認者に役職に似たレベルをつけることではないですか?)承認時間(ブロックチェーンへの新台帳の追加時間)を短くするという方法をとるのではないかと思います。
 つまりプライベートブロックチェーンは,ビットコインの元祖ブロックチェーンが,管理者が居らず,自立的に仕事をするシステムで,オープンでパブリックなものであるのに対して,管理者が居り,新しい取引をブロックチェーンに追加するときのminer=承認者はオープンでなく数人に限定されており,しかもそのマイナーにレベル付けをして承認作業の短時間化を図るシステムです。まあ,プライベートブロックチェーンは色々なシステムがあるので,一概には言えませんが,オープンでパブリックなシステムに近づく程新しい取引のブロックチェーンへの追加に時間がかかるというものです。
 そのようなシステムに国の重要な台帳類を管理を託して,一人あるいは数人の管理者によるこれまでの台帳管理よりそのような分散管理が本当に有効かつ安全なのか,疑問に思っています。
 プライベートブロックチェーンは,元祖ブロックチェーンとは別物なのに,「ブロックチェーン」という言葉に惑わされ易く,それだけで改ざんされ難いというイメージができあがります。本来,別の名前で呼ばれるべきものでしょう。
 このジョージアのシステム,ある日改ざんされて終わるという事のない様,願います。

(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)

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2017/02/18

共謀罪?

Conspiracy 今政府が成立を目指している共謀罪について,2月16日に,反対する文化人や学者が都内で集まって,250人集会が開かれたという記事が新聞に載っていました。
 私はこのようなアジテートを含んだ集会をいくら開いたって,時間の無駄のような気がしています。一般国民が共謀罪に対する知見を深める役に立つようには思えないのです。
 共謀罪については,賛成派が一つ具体的な例を挙げ「このような例では,現行法で対応できない」←→反対派が「いや,こういう現行法で対応できる」という,具体例に関する問答をいくつも繰り返し,結局「現行法では対応できないじゃないか」あるいは「現行法で全部対応できるじゃないか」という事になって,じゃあどうするのか・・・,という流れが一般国民には一番分かりやすいように思うのです。
 まあ私は,共謀罪については,それ程賛成しているわけではないのですがね・・・。

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2017/02/07

東京都千代田区長選挙,小池都知事系現職候補が圧勝

Election 東京千代田区の区長選挙で,現職の石川雅己氏が16000票あまりの得票で,2位で自民党公認の与謝野氏に4倍近い得票数で差をつけて,当選しました。
 小池東京都知事が「代理戦争だという話もありますが,これは代理戦争です。」といった今回の区長選ですが,小池系の石川氏が勝利した事から,今年夏の都議会議員選挙への影響が取り沙汰されています。
 まあ今の東京都の状況で,今回の選挙が自民党都連と小池都知事の代理戦争にならないわけはなく,一般的には無理にどちらの色にも染まっていないもう一人の候補に入れる理由もないでしょう。
  投票率は53.67%で前回の区長選の投票率を11.4%上回り,1981年に統一地方選から外れて単独選挙になって以降,過去最高の投票率になったそうです。通常よりかなり関心を持たれた選挙だったといえるでしょう。
 まあ私がもし区民であったなら,石川氏に入れたとは思いますが,世代交代してもいいお歳ではありますね。石川氏75歳,他の2人の候補は41歳でした。

(イラストは,フリーイラスト素材サイト「いらすとや」より。)

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2017/01/28

メキシコ国境の壁等,トランプ氏の大統領令

Wall_in_border トランプ氏の大統領令,メキシコとの国境に壁を構築する事,イスラム教徒のアメリカ入国制限など,今後続々と発せられそうです。
 まあこの件は,トランプ氏が公約通りの大統領令を出して公約を守ったと支持者にいい顔をしておいて,議会で予算処置がつかず,「俺の公約を中止に追い込んだのは誰だ」とツイッターなどで吠えるというパターンを狙っているような気がします。
 いくつも矢継ぎ早に出している大統領令は,そんなパターンを狙っているのではないのかな? 少なくともトランプ氏は公約を守ったといい張れます。
 しかしメキシコ国境の壁は,ブッシュ政権時代に既に1/4ほど構築済みだそうですね。ひょっとして,実は共和党大統領の申し送り事項?

(写真は,ブッシュ時代のメキシコとの国境の壁だそうです。)

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2017/01/22

トランプ大統領就任

Trump_2 共和党のドナルド・トランプ氏が,1月20日,日本時間の21日未明,ワシントンの連邦議会議事堂で宣誓を行ってアメリカ合衆国第45代大統領に就任しました。
 その就任演説は選挙戦で言っていた事の繰り返し。就任演説と言うより支持者に向けた選挙演説程度のものでしたね。大統領に就任すれば言う事は変わるのではないかという話も巷ではありましたが,演説を聴く限りそうはなりそうもないですね。
 「アメリカ国民は人々のために国を再建する国家的な取り組みに参加する」「ワシントンから国民に力を取り戻す」「雇用は去り工場は閉鎖された」「すべてはこの瞬間から変わる」・・・・・。
 トランプ氏のこれらの演説を聞いていると,現在のアメリカの経済はどん底のような気がしてきますが,実際にはオバマ政権下で雇用は拡大し失業率は低下しています。経済活動も活発です。しかし格差が拡大して,トランプ氏の支持者達,白人中間層労働者の貧困が増大しているのです。海外途上国から雇用を奪いアメリカの雇用を創出するとは言っても「この格差をなくす」とは言わないのがミソでしょうか。
 アメリカ大統領の就任演説は,かつては私の様な外国人の高校生が聞いても心躍る部分があったもので,その最たるものはケネディーの有名な言葉でしょうが,そんなところが全くない,考え様によってはエポックメーキングな就任演説でしたwww。
 まだ大統領としての本格的な活動が始まっていませんが,閣僚はどの程度トランプ氏をコントロールできるのでしょうか? 議会はどう動くのでしょうか? ビジネスマンというよりセールスマンであり,将来展望が無く,とにかく目先の事しか考えないらしいトランプ氏を,このままやりたい放題にしておいたら早晩行き詰まるのは目に見えていて,その混乱をアメリカのみならず世界がかぶる事になります。
 大統領就任演説を聴いて,周囲のコントロールを切望する。そんな大統領がいましたかね?
 1年半後には国会の選挙が行なわれますが,共和党は生き残れるのでしょうか?
 ある意味,トランプ氏が変化して期待を裏切ってくれればいいんですが・・・・・。

(トランプのイラストは,フリー素材サイト「いらすとや」より。)

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