2018/07/10

週刊少年ジャンプは創刊50年

Giga 週刊少年ジャンプが,7月11日で創刊50周年になるそうです。
 現在の発行部数は漫画誌トップの176万部だそうですが,一時は600万部に達していたと思います。
 聖闘士星矢,ジョジョの奇妙な冒険,北斗の拳,ドラゴンボール,魁!男塾!!,ハイスクール!奇面組,キャプテン翼,こちら葛飾区亀有公園前派出所,キン肉マン,などなど・・・。漫画史にのこる名作ぞろいですね。
 私が最近読んでいるのは,週刊ジャンプ掲載の麻生周一先生の「斉木楠雄のΨ難」ですが,既に本編は完結していて,現在続編が掲載されているのは季刊のジャンプGIGAなんですよね。

(写真はアマゾン書店のホームページより。)

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2018/05/31

乾くるみの「物件探偵」

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 乾くるみの短編集,「物件探偵」は,登場人物がマンションやアパートを借りたり買ったりするところから始まります。その物件に関して何らかの事件が起り,不動尊子が登場し,不動尊子が解決する。不動尊子は以前不動産会社に勤め宅地建物取引主任者の資格を持っている女性で,物件の気持ちが分かる様になったと言っている人です。
 幽霊物件の事件はあるだろうと思っていましたが,この短編集の最終編がそれでした。池袋にある7階と8階の2フロアを使ったメゾネットタイプのマンションの部屋。そこでは前の住人が自殺した部屋でした。それを気にしない男性がこの部屋を買いましたが,鍵がかかって他人が入れるはずのない部屋で肉が腐った様な匂いがしたり,前の住人が首つりしたであろう階段の手すりに縄目模様が浮き出ていたという怪異がありました。そこに不動尊子が現れ,この部屋と男性の相性は抜群にいいと話し,事件の謎を解いていく。
 こんな具合に展開する短編集です。不動産がらみの事件を解決する話で,殺人や強盗事件などではなく,緩い括りで言って詐欺事件を主体とした話が展開する短編集です。

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2018/05/30

乾くるみ「塔の断章」

Touno

 乾くるみの長編,「塔の断章」を読みました。
 この作品は,塔の序章,塔の断章,塔の終章の三章から構成されています。
 「塔の序章」では,どこかのバルコニーにおける男女の会話が描かれます。どうも妊娠について話しているらしい。女性が男性をなじっているようです。いわく,避妊していたつもりが妊娠してしまったという事らしい。
 この章の最後には,男性が女性を抱え上げ,手すりを超えて女性を投げ落としてしまいます。
 そして次の「塔の断章」。この小説の展開部。辰巳まるみのファンタジー小説,「機械の森」に基づいて,ゲームを作るプロジェクトが進行し,そのプロジェクトのメンバーがとある別荘に集まる。8人が集まり一夜経った朝,地上に叩き付けられて死亡している若い女性が発見されます。この別荘の持ち主,ゲームを製作している出版社のオーナーの令嬢で,ゲームの美術デザインを担当していた女性です。女性は妊娠していました。別荘の特徴である塔のベランダから落下したと思われます。
 この事件はやがて社会的には自殺として処理されますが,女性の兄はプロジェクトメンバーであった天童と辰巳に,誰が妹を妊娠させたか,調査する事を依頼します。
 それから,*で区切られた短いシークエンスが続いていきます。しかもそれは時系列的にバラバラに示されます。読み難いという方もいる様ですが,私は結構各シークエンスの後先が判断できて,読み難いという事はありませんでした。
 そうこうしているうちに,私は,あの「塔の序章」の投げ落とされた女性が,「塔の断章」の社長令嬢なのかどうか疑いだしました。なにしろ乾くるみ作品ですからね。
 さらに,「塔の断章」の時系列を無視した記述,それは全て一人称で語られるのですが,私はとりあえず辰巳まるみの一人称だと考えて読み進んでいました。「塔の断章」の最初のシークエンスでは,疑いなく辰巳まるみの語りでしたから。しかしそのうち,果たしてその一人称が1人の人物なのかどうか,うたがいだしました。なにしろ乾くるみなのですからね。
 そして最後の「塔の終章」,ここで真相が明らかにされます。前述の「乾くるみだから」という事こそこの作品のトリックだったといっていいでしょう。読んでいる途中の「乾くるみだから」という疑心暗鬼は,あっていた部分もあり,違っていた部分もあり,「塔の断章」が時系列的にバラバラな短いシークエンスで出来ていた事の意味が分かり,全体的にいえば「乾くるみ作品としては結構率直な作品だったんだ」という感想を持ちました。
 「謎」興味は薄いけれど,サプライズエンディングがまっている乾くるみは,だからやめられない。

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2018/05/27

麻耶雄嵩の「友達以上探偵未満」

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 このところこのブログも読書づいていますが,麻耶雄嵩の「友達以上探偵未満」を読みました。2018年3月に出版された本で,過去作品を読む事が多い私としては珍しい新刊書の紹介です。
 「伊賀の里殺人事件」「夢うつつ殺人事件」「夏の合宿殺人事件」の3作品を収録した中編集と行っていいでしょう。このうち。前2作には「読者への挑戦状」が挿入されています。
 探偵になる事をを夢見る女子高生,伊賀ももと上野あおの桃青コンビが探偵役,ももの兄の空が刑事で,何かと二人の捜査に便宜を図ってくれますし,事件解決の実績のある二人に,警察全体が便宜を図ってくれている様です。
 「伊賀の里殺人事件」は,NHKで2014年に放送された「謎解きLIVE」の問題として書かれた「忍びの里殺人事件」を元にしている。この番組は,視聴者参加型のミステリードラマで,視聴者とスタジオのゲストが,犯人当てを行う形式の番組でした。したがって,当然その問題として書かれた作品は,読者への朝鮮状が挿入されてもおかしくない作品なのです。
 ももとあおの地元は伊賀忍者と松尾芭蕉のふるさと,伊賀市。その伊賀市で行われた市主宰のイベント,「伊賀の里ミステリーツアー」。色違いの忍者装束姿で参加者がポイントを回って芭蕉に関する問題を解いていくイベントで,殺人事件が起りこれを解決する話。殺人は俳聖殿というツアー会場内建物の中とホテル内の二度行われますが,筋立てが細かく,一口で紹介する事は出来ません。そこら辺,いかにも推理ドラマの問題編です。
 「夢うつつ殺人事件」は,桃青コンビが通う高校で起った殺人事件。事前にある男子生徒を殺害する相談を,うとうとしながら影で聞いていた女子生徒がいました。その女子生徒がも桃青コンビに相談しましたが,しばらくしてその男子生徒が実際に殺害されてしまいます。
 「ゆめうつつ」というタイトルが効いている作品でした。
 麻耶雄嵩にしてはまともな本格推理小説だと思っていたら,最終作「夏の合宿殺人事件」でももとあおの内面が描かれます。
 事件そのものは,前2作より前に起ったものです。まず老婆からの現金ひったくり事件の犯人をあおが見事に解決し,ももの兄,刑事の空も一目置く様になるという事件が描かれます。
 そして本題という事で,ももとあおが当時所属していた文芸部とバレー部が夏休みの合宿で訪れた高原の合宿書で女子生徒の殺人事件が起り,空が捜査上の便宜を図りつつ,二人がそれを解決していきます。
 どちらかというと,前2作でももの心情が分かる様に描かれ,論理的なあおの心情は分かり難い感じでしたが,「I 伊賀もも」「II 上野あお」と章立てされ,ももの視点とあおの視点で二人の心情が描かれます。
 初めあおはももを探偵助手ワトソンとして扱おうとしますが,やがてももはワトソンではなく探偵の片割れ,つまりももとあおの二人でひとりの探偵だと気づきます。 それで「友達以上探偵未満」という本のタイトルの意味も理解できました。二人でひとりの探偵。探偵の能力はあおの方が上という気がしましたが,読者への挑戦状の前に「分かった」というのはももであり,それを元にしてももの推理を否定する事であおの推理が始まるわけで,ももがいてこそのあおの推理が完成するという構造が明らかになり,あおはそれを認識する様になります。
 このシリーズ,まだまだ続けられるとおもいます。続く事を願っています。

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2018/05/26

乾くるみの「クラリネット症候群」

Clarinet

乾くるみの「クラリネット症候群」を読みました。「マリオネット症候群」と「クラリネット症候群」の2作品(中編)が入っている作品集です。
 いまでは徳間文庫から出版されていますが,そもそも徳間デュアル文庫というライトノベル系レーベルで刊行された本で,主人公はいずれも高校生です。
 マリオネット症候群は,人を殺したら被害者の精神が加害者の肉体に入ってしまい,加害者の風体のまま行動は被害者が操るものとなり,一方加害者の意識も消えないで残っているが,体は操れなくなるという状況。いくつかの殺人事件が連続して起こり,次々に加害者の肉体が被害者に乗っ取られて,そこから起るミステリー的ドタバタが描かれていきます。不思議な事を考えましたね,乾さん。
 主人公少女の母親の正体(精神として中に入っていた人)や主人公自身の正体などのサプライズもあって面白く読む事ができますが,推理小説の謎的興味はあまり感じられません。もちろん本格推理小説的なところはほとんど無い作品ですwww。
 クラリネット症候群は,あるきっかけからクラリネットをいじめっ子に壊されてしまった高校生の主人公少年が,他人の発する言葉のうち「ドレミファソラシド」の音のみが聞こえなくなるという現象が起ります。主人公少年は父の名も知らず,母は失踪,親切なクラリネットの持ち主の家に同居して暮らしていました。しかもクラリネットの持ち主は少年を正式に養子にしてくれていた事も分かります。
 そんな主人公が,クラリネットの持ち主の誘拐事件に遭遇し,思いを寄せる先輩少女やヤクザが関連する事件に巻き込まれる・・・。
 この作品は,結局暗号解読小説で,マリオネット症候群よりもこの作品の方が私としては面白かったです。謎的興味はマリオネットと同じ様にありませんが,この先どうなるのかという予想がつかない展開感が強いのです。主人公が思いを寄せる先輩少女の言葉が,クラリネット症候群によって高校生少年にとってドキリとする様な言葉になってしまい勘違いしてしまうところも,本筋とは関係ありませんがよくできていました。またクラリネット症候群は,暗号解読の際にも役に立ちます。
 最後は多少御都合主義的なあっと驚く父親も見つかり,子どもがいない実父の妻からは落ち着いたらウチの子になってほしいと言われ,派手は爆発シーンがある割には誰も死亡する事もなく,一応めでたしめでたしで終わります。主人公のクラリネット症候群はあるきっかけから結局1日で直ってしまい,逆にクラリネットを壊したいじめっ子の方がドレミファソラシドが発音できなくなってしまっていた事が分かります。因果応報という事ですね。

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2018/05/24

麻耶雄嵩の「あぶない叔父さん」

Abunai_ojisan 麻耶雄嵩の「危ない叔父さん」を読みました。「失くした御守」「転校生と放火魔」「最後の海」「旧友」「あかずの扉」「藁をも掴む」作品を収める短編集です。麻耶雄嵩といえば,「このミステリーがすごい!」とか「本格ミステリ・ベスト10」とか,年間ベストテンの常連で,様々な作品が上げられていますが,この「あぶない叔父さん」は,どのベストリストにも載っていない作品です。
 それでも面白い。一見フーダニット作品の様に見えますが,初めの1〜2作を読めばそうではなく,ハウダニット作品である事が分かります。それでも面白い。例えば,女子高生が学校で飛び降り自殺した。でも屋上の雪面に残された足跡は一つだけだった・・・など。謎の状況が提示され,それが解決される。誰がやったのかは分かっているけれど・・・という事。
 しかしそうかと思えば,最初の2作を読んで,この短編集の趣向が分かった上で,3作目にそれを外した作品を投入するというミスディレクションであっといわせる。ある意味,一筋縄ではいかない麻耶雄嵩らしい作品集となっています。
 語り手は高校生の斯蛾優斗,それに親友というか悪友の武嶋陽介と優斗の彼女,美雲真紀。後に三角関係になる転校生,辰月明美がからむ。そして優斗の叔父さんも。霧に包まれた地方都市,霧が町を舞台に,不思議な事件が起る。
 最後の作品が優斗高校2年終了時となっているので,卒業までまだ1年あるし,登場人物は皆さん無事に過ごしているし,まだまだ続編が出来そうです。そこでは,優斗が真紀と明美のどちらを選ぶかも,描かれる事を期待して・・・。

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2018/05/20

乾くるみの「カラット探偵事務所の事件簿」

Karatto

 乾くるみの「カラット探偵事務所の事件簿」は現在のところ2冊あります。いずれも短編集。
 所長の古谷と助手の井上,高校時代の同級生である二人がやっている探偵事務所です。
 古谷は資産家の三男坊で,事務所のあるビルも古谷家の持ち物,その最上階でシャーロック・ホームズ時代のような内装の探偵事務所を営んでいます。浮気調査などは行わず謎解きだけを扱う探偵社で,だからいつもヒマです。それでも時々事件は舞い込む。1巻では6件,2巻では7件の事件が語られます。
 語られる事件には日常の事件もあり,まあどうって事のないお話が多いのですが,特徴あるのは1巻と2巻それぞれの最終話です。一種の楽屋落ちで,それが目玉の様になってどうなの?という気もしますが,その2編に特徴のある短編集です。
(以下はネタバレ)
 読んだ人しか分からないでしょうが,2巻の最終話に登場する依頼人,西田カレンは男なんでしょうね。井上が「たとえ男の側にその気がないのが明らかだったとしても,独身の男女をあんな狭い部屋で二人きりにさせて,もし間違いがあったらどうする気だったんだ。」といっていますからね。西田カレンに対して古谷がつれない対応をしている事からも,そう言う事なのでしょう。1巻の最終話を読んでいない人は「独身の男女」の男が井上助手,女が西田カレンだと思うわけでしょうが,実は逆だという事ですね。

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2018/05/13

乾くるみの「北乃杜高校探偵部」

Kitanomori

 先日同じ著者の「嫉妬事件」を紹介しましたが,今回は京都の歴史ある公立高校を舞台にした「北乃杜高校探偵部」を紹介します。4編の短編を収録した短編集です。寮生活をおくるサッカー部員の清水克文,その級友の横井圭,赤倉史朗,山科桃子、稲川みどりという5人が,学校で起る事件を解いていく学園推理小説です。
 最初の短編は学校に伝わる「逍遥歌」が,ある時以来歌詞が改変された理由を探る作品で,それは戦前と戦後と聞いて思い浮かべるありがちな理由なのですが,そのありがちな理由をこのようないい感じのミステリーに仕立てているところに共感が持てます。
 その他の3編は,学園ものでありがちな修学旅行,文化祭関連の七夕の練り歩き,そして卒業式にちなむ作品になっています。
 殺人予告は出てきますが殺人などの犯罪はおこらず,どれも犯罪めいた事件は未遂に終わっていて,一見軽い短編集に見えます。
 ところが,それぞれの短編に作者の若い読者への思いが込められているようで,なかなかあなどれません。卒業式が最後の作品であるが故に,余韻も生まれ,後味のいい好短編集となっています。
 私が乾くるみ作品を初めて読んだのは,「蒼林堂古書店へようこそ」という短編集で,同じ林四兄弟シリーズという「林真紅郎と五つの謎」,「六つの手掛かり」と読み進んできたのですが,今回の「嫉妬事件」「北乃杜高校探偵部」をよんで,乾くるみ,なかなかに侮れずという気になっています。

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2018/05/09

乾 くるみの「嫉妬事件」

Shitto_case

 城林大学ミステリ研究会恒例の「犯人当てイベント」の日,部室の本棚に並んだハヤカワポケットミステリの上に,ウンコが乗っかっていたという事件が起る。誰が,どんな動機で,何を期待して,こんな物をポケットミステリの上に載せたのか? そこから始まるミステリが乾 くるみの「嫉妬事件」です。
 殺人も強盗も起りません。起る事件は上述のウンコ事件だけです。上の様に紹介すると,コメディー調の作品の様に思うかもしれませんが,かなりまじめに上述の問題に取組んでいる作品です。
 ラストで明かされる動機が,どうも犯人の一般的な感情による物ではないため,作品としての説得力はいまいちという感じがします。
 それでも,ウンコさえ許容できる人ならば,上述の謎を楽しみながら読み進む事が出来るでしょう。
 なお,「犯人当てイベント」で出題される予定であった短編作品も併載されています。こちらの方は,問題編と解決編に別れている隔絶された雪の山荘テーマの作品です。

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2018/04/10

綾辻行人「奇面館の殺人」

Kimennkan

 中村青司の設計した館の一つ,奇面館。そこの主人に招待された6人の人物。その中に館シリーズでおなじみの島田潔(推理作家としての筆名は鹿谷門実)がいました。実際は知人の作家,日向京助が招待されたのだが,彼が入院するので代わりに行ってほしいと頼まれたのです。鹿谷は仲村青司が設計した館という事に興味を持ち,代わりを引き受けます。館の中では,主人と招待客は,頭をすっぽり覆われる仮面を付ける事を強制されました。鍵がかかる仮面です。
 折から雪の為に館の主人と3人の使用人,そして6人の招待客がその館に閉じ込められてしまいます。
 そして主人が殺害されて発見されます。主人は首無し死体となり,首が持ち去られていました。また両手の指が全て切り取られて持ち去られています。招待客は睡眠薬で眠らされた状態で,夜中に仮面をかぶせられ鍵をかけられて,その鍵も盗まれていたため,仮面を外す事の出来ない状態にさせられています。
 上下巻に別れたこの作品の上巻は,「いったいあの死体は,本当に奇面館主人のものなのか?」という疑問で終わります。外す事の出来ない鍵をかけられた仮面に隠れて,この館の主人が招待客の誰かと入れ替わっているのではないかという疑問が生じるわけです。それは主人の死体が発見されて以来,読者が皆感じてきた疑問で,それがやっと上巻の最後で鹿谷から指摘されるのです。
 そして下巻に入って,鹿谷の怒濤の調査,推理がはじまります。上巻で比較的ゆったり進んだ物語が,下巻に入ってジェットコースターのような解決編に突入するのです。
 何故睡眠薬で眠らされた状態で招待客が仮面をかぶせられたのか,死体は本当に館の主人なのか? やがて発見される主人の頭部。屋外のテラスにあまりにもぞんざいに捨てられていました・・・。
 この作品は綾辻行人の館シリーズ第9作ですが,久しぶりに読んだ館物で,本格推理小説としてとても満足しました。深夜に招待客全員が仮面をかぶせられた理由,主人の死体から首を切り落とした理由,指を切り落とした理由は,予想外の物でしたが,納得できるものでした。
 

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