2016/09/11

中央卸売り市場の移転問題

Tsukiji_market 小池都知事によって延期がけっていされた中央卸売り市場の築地から豊洲への移転。
 その豊洲で,土壌汚染対策の4.5mの盛り土が,主要施設の建つ場所で行なわれていなかった事が明るみに出たという報道がありました
 一方,築地では,有害物質ベンゼンの濃度が豊洲より高いという話も出てきています
 小池都知事が延期を決めたため,築地も豊洲も,その姿が暴かれつつあるという感じです。築地の事も,豊洲の事も,今回の延期宣言のおかげで隠された事が明るみに出てくる。延期宣言効果ですね。
 築地の事も,豊洲の事も,何もかも蓋をして,早々11月に移転を完了してしまおうとしていた・・・・・。
 いずれにしろ,今まで隠されていた事が表に出て,よりよいカタチで豊洲へ移れればいいと思います。
 結局移るんですよね。なんだかこの問題で豊洲移転推進に賛成する人達は,まるで小池知事が「金輪際豊洲には移りません!」と宣言したかのようにコメントしていて,情況をしっかり把握しているのだろうかと心配になりますwww。

<追伸>
 ところで,今回の盛り土省略問題,ビルの下でない,外に出ている部分では盛り土をして,ビルで覆われている部分は盛り土をせずに汚染土壌を取り去っただけ(盛り土の分だけ,地下室的な閉鎖空間となっている)というのは,私の様なこういう事に素人のエンジニアの考えでは,理にかなっている様に思います。
小池知事の下,安全性をしっかり再検証して,問題ない事がわかれば技術的にはそれで決着でしょう。
 しかし,こういう事が表に出ていなかった事はしっかり検証して,組織的,人的に問題があれば正さなければなりません。
 これまでの東京都は,都庁内でトップの指示が下へ伝わらず,変なドンの指示が降りていく,トップに正しい報告が行われず,変なドンに報告がいってもみ消される・・・という事を想像してしまいます。想像が杞憂ならいいのですが,ぜひ杞憂である事を示してもらいたいと思います。

(写真は,GoogleStreetViewによる築地場外市場の風景。)

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2016/07/13

シールズが8月15日をもって解散

Seals シールズはこの8月15日をもって解散すると,創設メンバーの奥田氏が明らかにしました
 このような市民運動は,止められずにずるずると続けていく人が多い。全学連にしても,50~60になっても定職に就かずにニートのように活動し,その運動で生活の糧を得ている人が居ます。
 ここで一旦区切りをつけ,シールズを解散するというのは,今回の運動が若者限定の運動である事をわかっているという事かもしれません。シールズの主張には,かならずしも賛同しているわけではありませんが,今回の解散は,なかなかの見識だと思います。
 若者も年をとる。若者としての活動に区切りをつけて,大人の活動に入ってください。

(写真はアマゾン書店より。)

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2016/04/06

弁当の禁止食材

Charaben 幼稚園の弁当に,禁止食材が多いという報道がネット上に上がっていました
 曰く,ハムやウィンナー,練り物,デザートや果物,冷凍食品も・・・。キャラ弁禁止という所もあるらしい。
 まあ,分からないではない。ハムやウインナー,練り物は添加物云々で体に悪いものもあるし,デザートや果物は大量ならば弁当というよりおやつだし,キャラ弁はむしろママの品評会の用にならないとも限らないし・・・。
 でも冷凍食品は? 手をかけて作れという事だろうか。保育園と違う幼稚園ならではという奢りでしょうか?

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2016/03/25

知り合いの方の介護経験(2)

Old2 <(1)からの続き
 さて,介護される父母はどう思っているのだろうかと思います。
 聞いてみると,この方の父親は90歳を越えても頭はしっかりしているものの,足腰がめっきり弱くなり,立ち居振る舞いが出来ない事はないものの,かなり困難だという事です。別にぼけているわけではないようですが,お手洗いに行こうとして遅くなり,漏らしてしまうことがあるというので,尿パッドをしています。
 母親の方は数ヶ月前に転んで骨折し,両足に金属棒を入れる手術を行い,この3月中に病院から家庭に帰ってくることになっています。医師からは,次に転んだら足ではなく背骨をやられて,寝たきりになると医師から言われているそうです。リハビリの成果で,家の中くらいなら杖を突いて歩く事ができるようです。しかし膝が90度から小さくは曲がらないそうです。椅子に座って立ち上がるのに大変だという事です。
 そうなってくると,家の中でさえ補助が必要で,しかも24時間にわたって人手が必要ではないかという事になります。時々ヘルパーが立ち寄るのでは駄目で,通常は介護施設に入るという事になるでしょう。しかしながらこの老人達は自分の家で暮らしたい,介護施設には入りたくないといっているそうです。
 まあ一般的に,初め老人達はそう主張するという事はよく聞きます。デイケア施設へ行くことも嫌がり,一度行って見たらその後楽しく通うというケースも聞いたことがあります。
 私の周囲では,自分から施設に入るとして自分で施設を探し,熱海の温泉付き施設に引越した方がいます。一度お寄りくださいとご招待も受けています。そのような意識の方は,近所に住んでおられたときからいろいろ相談に乗っていただいたりした人格者で,ある程度お金持ちです。普通の老人ではそうはいかないという事でしょう。
 さて話を姉妹の父母に戻しましょう。この父母は本心はともかく娘達には,今住んでいる家で二人だけでやっていくといっているそうです。しかし回りはそうは思えないし,医師からも24時間の介護が望ましいといわれています。
 姉妹の母親が転んで怪我をして入院している数ヶ月間,娘二人が色々な軋轢をかかえながら交代で長野へ来て,24時間体制で父親を見ていたという意識がこの父母にあるのは否めないでしょう。上のように二人でやっていくと口では言っておきながら,これからもいざとなれば同じ体制で娘達に面倒を見てもらえるという意識が多少なりともある事は確かだといいます。
 それでは父母と姉妹はこれからの介護について何らかの相談をしたのかと言うと,していないというのです。
 周囲としては,それはないだろうと思うわけです。妹の仕事の関係,姉妹の家族の関係,今までと同じように未来永劫同じ体制で面倒を見るのは無理である事,だから施設に入る必要がある事など,相談してはいないといいます。一つには,話を持ちかけたところで,上のような「二人でやっていける」という意識の老人では,父母が施設に入る事はないだろうという見込みがあるようです。
 しかし何も言わなければ,いつまで経っても状況は変わりません。姉妹二人で気をもみながら未来永劫今の状態を続けていくしかありません。
 妹さんの周囲の私たちは,少なくともまず立場を説明する事は必要だろうと言っています。まあ実際にすんなり施設に入るかどうかは,上述のご近所のご夫婦のような,熱海の施設に引っ越した意識の高い老人でなければ難しいのでしょうが・・・。

<続 く>
(写真は,フリー写真素材サイト「足成」より。)

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2016/03/24

知り合いの方の介護経験(1)

Old1 知り合いの方が90歳を越えた父母の介護に入っておられる。その様子を,私を含めて周囲の者が聞いており,ご本人の了解を得た上で介護で起きている問題について紹介したいと思います。介護については,私の周りでもたくさんの方が今正に経験しておられ,われわれもそんな時期,父母の介護に携わる時期になったという事を実感します。
 このブログでも何回かほんのりと登場させていただいた補聴器専門店に勤める50代の女性です。この方は横浜に住んでいて,ウチのカミさんと同じ長野県に実家があり,その父母は長野市に住んでいる。同じ横浜に住む姉が一人居て,この姉と一緒に介護に携わっているそうです。
 介護の大変さというのは,介護自身ではなく,その周りとの軋轢だという事は,介護経験のある知人達から聞いています。ある方は,介護対象の父親ではなく,母親との関係の悪化に悩んでおられる。ある方は兄弟姉妹との関係に悩んでおられる。ある方は会社(仕事)との関係に悩んでおられる。この方も介護の大変さは,姉との関係だといいます。
 聞くと,姉は企業などの自己啓発セミナーの講師をやっており,事務所に所属してその事務所から仕事を貰って地方に行って講師をやっているらしい。
 この姉さんはかなり調子がいい人物らしい。3月は全部私が見るからといっておきながら,「この期間はあなたがでられない?」などというのは日常茶飯事。言った通りになったためしがないらしい。
 妹さんは,補聴器専門店を1軒任されており,認定技能士の資格をもっている。彼女が居ない間は,補助の人を入ることができるが,結局電話の受け答えしかできず,補聴器の説明,販売,調整はこの方しかできない。だから補助の人が店に出ても,この方の居る日に予約を入れる事しかできない。
 一方姉さんは,事務所から「この日は入れるか?」と連絡を受け,かなり自由にそれを断ることができる。
 それならば,介護日程の主体は妹さんが決めるべきだと思うわけですが,姉は「○日は長野にいけそうもないから,あなたが出て」などというらしい。予定を変更すると他人に迷惑のかかる妹さんを差し置いて,日程は姉さん主導で決まるというのがそもそもおかしいと,われわれ周囲の人間は客観的に考えます。
 この姉さんは自分が仕事で出られなくなったので妹さんに長野へ行けという時,妹さんが「お客さんの老人達の予約変更など,連絡や調整が必要だから即答できない」と言うと,「そんなのは会社が心配することで,あなたは会社に休みますといえばいいのよ」と言うそうです。姉妹の叔母に当たる方も横浜に住んでおられ,私も面識があるのですが,「あの人(姉さん)は,まともに仕事もしたこともないし,講師をする何の資格も持っていないのに,あんな仕事をしていいのかしら?」といっておられたことがあります。おそらくこの姉さんは,店一軒任されるような責任ある立場になったことがないのだと思います。
 しかしこの姉さんは,長野へ行く日数は妹さんよりさすがに一月に5日程度多いようです。まあ仕事の質を考えれば,そういう事になるのかもしれません。

続  く
(写真は,フィリー写真素材サイト「足成」より。)

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2016/03/16

川崎中一殺人事件,二人目の加害者裁判結審

Kawasaki_case 約1年前,昨年2月に起こった川崎市の多摩川河川敷における中学一年生が刺殺された事件,その2人目の加害者の裁判が結審しました。
 事件の加害者3人のうち,被告は殺害された少年と最も親しく,少年から連絡があったときに被害者少年をスマホで呼び出した17歳(現在18歳)の少年です。
 主犯の18歳(犯行当時)少年にカッターを突きつけられ「やらないとお前も殺るぞ」と脅されて「ごめんね,ごめんね」といいながら被害者少年の首筋を軽く3回切りつけました。この被告は,殺害直後に「悲しいよ,寂しいよ」というツイートを発信しています。
 この被告少年が被害者少年を呼び出さなければこの事件が起こらなかったこと,被害者少年が兄のように慕っていて,その被告に傷つけられた絶望感は絶大だったと思えること,はじめは被害者少年を助けるつもりだったのに,裁判でも指摘されたように「救助を早々にあきらめた成り行き任せの楽観や逃避的な無力感」を生む性格,母親が外国人で,いじめなどにもあい,また同様の境遇の主犯少年との同胞意識で主犯少年を裏切ることができなかった環境などが判決では考慮されました。
 結局判決は,4~9年の不定期刑の求刑に対して懲役4~6年半の不定期刑。被告側は家裁に差し戻し少年院での更正を望んでいましたが,結局刑務所での懲役が言い渡されました。
 おそらくこの少年は現在最も反省し,被害者少年の死を悼んでいるでしょう。更正の可能性も,加害者グループ3人の中では最も高いのではないかと思われます。
 少年院での更正と刑務所での懲役。これはどう違うのでしょう。刑務所では更正より懲罰が主であるのであれば,少年院での更正もありだったのではないかと思います。
 今後,被害者側,加害者側が控訴するかどうか。双方が控訴しなければ,この事件2人目の加害者の罪状が決定します。
 今後,最後3人目の加害者の裁判が行われますが,日程はまだ決まっていないようです。

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2016/03/13

若者にとってニュースとはLineNews?

Line 全国の13~69歳のスマートフォンユーザー1,682名に対して実施したニュースサービスの利用に関する意識調査という記事が,ネット上に載っていました
 ちょっと1682名のスマホユーザーだけというのが何なんですが,それによると,ニュース閲覧時に利用する媒体としてはスマホが一番多く,特に10代ではニュースサービスの1位は「LINE」の33%が一番という事です。それでこの記事は,若者にとってニュースといえばLineであり,PC離れ・新聞離れが顕著だと結論づけています。
 しかし考えてみれば,LIineNewsだって結局新聞記事や既存通信社からの配信です。偉そうなことをいっても,既存メディアの手のひらの上で踊っているだけというわけです。悔しかったら独自取材で,一本でも記事を取って来てみろwwwという感じ。
 ところでこの記事の中では,「10代は自分でニュースを見に行くより定期的に配信されるほうが楽だが他世代に比べ高かった。」と言っているのですが,それは毎日家庭に配達される新聞そのものではないですか?
 ネットだと少なくとも,積極的にアプリをクリックする必要がありますからね。タイトルだけなら,自動表示できるでしょうが・・・。まあ,新聞だって,郵便受けまで取りにいく必要がありますけどねwww。
 ところで,最近スマホのおかげで,以前よりたくさんのニュースを見る機会があり,なんだか犯罪や事故が以前より増えたような気がするのですが,実はニュースをたくさん見ているからに過ぎないのですね。池上さんも,テレビでそう指摘していましたwww。

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2016/03/07

デジタル教科書,4年後を目処に導入へ

Tablet タブレット端末などを教科書として使う「デジタル教科書」について,文部科学省の有識者会議が4年後を目処に小中学校,高校に導入する方針を固めたという報道がありました。現在の紙の教科書に代わってタブレットを使い,動画,音声,画面の拡大縮小機能を教育に使っていくとの事です。
 一方,「『書く力』や『考える力』の充実には従来の紙の教科書も必要だ」という意見もあり,当面は紙の教科書とタブレットの併用にするそうです。
 でも,「『書く力』や『考える力』の充実には従来の紙の教科書も必要だ」ではなくて,今と同じような教育方法をとる限り,紙の教科書で事足りるという事でしょう。
 マイナスの入った計算とか,三角関数の計算とか,複素数の計算とか,初めて出会う概念に対し,生徒個人個人の理解度にあわせた自習用のドリルならば,解けた問題,解けなかった問題の解析から生徒の個人的な理解度,能力を測り,判らなかったところを自動的に反復学習させるなど,マスでの置いてけぼり教育(平均的な生徒に合わせて教育を行い,落ちこぼれを作るような教育)を改善できる可能性は,工夫次第であると思います。
 まあいまの教科書を電子化しただけではねえ。もっとタブレットならではの教育方法を開発していくべきだと思います。

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2016/03/03

知り合いの方の介護経験(3)

Hand これまで(1),(2)と,二階に渡ってご近所の知合いの方の両親の介護についてかいてきました。介護も東京と地方では,また違うものがあるようです。
 知り合いの方の実家のある長野県は,在宅介護の多い県と言われています。在宅で介護され,自宅でなくなる老人の割合が全国一といっていい程多いそうです。
 今回の介護でも,医師や看護師の言葉にそれが現れていると妹さんはおっしゃっていました。
 前述のように,母親は数ヶ月前に転んで骨折し,両足に金属棒を入れる手術を行い,この3月中に病院から家庭に帰ってくることになっています。その退院に当たって医師からの注意として,「24時間の介護が必要です。」看護師から「ご家族の方がこちらへ引っ越してきたら」という言葉が発せられたという事です。仕事も家族もなげうって,介護のために引っ越してきたら・・・。
 横浜の病院でケースワーカーをしている別のご近所の知人によると,横浜ではそのような発言はまず考えられないそうです。これも長野県ならではなのかもしれません。

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2016/02/26

川崎中一少年殺害事件被告に刑が確定

Tamagawa_beri 川崎市の中一殺害事件について,検察側からも被告側からも期限である2月24日までに控訴の手続きが行われず,被告である19歳(犯行当時18歳)の少年について,懲役9~13年の不定期刑が確定しました。
 当初殺意まではなかった事,被告少年のいじめや家庭内の親による暴力という生育状況,更正の可能性などが考慮された結果です。
 思春期に犯罪を犯した被告に対して,更正の可能性は確かにあると思います。しかしそれは認めた上で,今回のような凄惨で執拗で情け容赦なく危害を与え続けた被告に対して,このような刑罰が適当なのか,疑問に感じます。
 そもそも,首を傷つければ死に至るかもしれないと思いながら30回以上もカッターで首を刺して13歳の少年に非常な苦痛を与え,ついには殺害に至ったこと,まだ息があるのを知りながら足で蹴りながら被害者少年を川の中に蹴り込み,半身を水につけた状態で現場を立ち去ったことを考えれば,犯行時殺意がなかったとは言えないし,きわめて悪質な犯行と思います。
 さらに,被告は犯行前,殺害現場に向かう途中で被害者少年の携帯を取り上げ,現場でそれを多摩川に投げ捨てています。外部に連絡を取られる事を畏れた行為ですが,この犯行の一月ほど前,横浜の駐車場で被害者少年を殴りつけて2週間の障害を負わせた時には携帯を取り上げていません。そのことから考えると,死亡事件の時は横浜で殴りつけた時以上の事を実行しようと思っていたことは明らかです。さらに被害者少年の首をナイフで傷つけた上で川で泳がせ,戻って来た少年の首をさらに傷つけて更にその後川で泳がせた時,本人の証言で「溺れてしまえと思った」と言っているということは,明らかに被害者少年の死を望んでいたとしか思えません。犯行時は明らかに被害者少年の死を望んでんでいたのです。
 被告に将来の更正の可能性はあるかもしれませんが,亡くなった13歳の少年の将来は全くありません。私はこれまで思春期の少年犯罪に対して,更正の可能性があるのならばと寛容な意見を持っていました。しかし今回のような亡くなった13歳の少年が味わった恐怖と絶望と苦痛を考えれば,更正の可能性があるからとはいえないような憤りを感じます。
 計画性はなかったかもしれませんが,犯行時は常に被害者少年の死を望みながらの犯行。それをかんがえても,少年法の最大限の刑期にも達していない今回の判決は,全く納得できません。更正の可否に関わらず,今回の殺人に対する罪の重さは知らしめるべきです。

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