探偵小説のことなど
プロフィールに載せたたように,探偵小説が好きで,読む本のほとんどが探偵小説です。以前は週に1冊は新しい物を買っていたのですが,仕事が忙しく読む時間がままならず,それをやると「つんどく」がたまって本の置き場所がなくなってきたので,最近では以前買った本を再読しています。
探偵小説に「再読」が利くのかと思われる向きもあると思いますが,20年も前に買った本など,内容を忘れていることが多く,結構面白い。 ということで,ここのところ,「枯草の根」「三色の家」など,陳舜臣氏の書いた探偵小説を読んでいます。神戸を舞台にした,中華料理店の主人にして名探偵,陶展文の活躍するものです。
ついつい徹夜などをして読んでしまうのが探偵小説ですが,一度読んだ事があると思うと,ゆったりした気持ちで読め,かえって小説を味わえるような気がします。
仕事の関係で,海外に行くこともありますが,場所によっては,目的地に行くのに移動を繰り返し,何泊か泊まってやっと到着するということもあります(11月には,たった2日の打ち合わせをするのに,まるまる1週間出張していました。目的地に出入りするのに,移動でそれだけ時間がかかってしまうのです)。普通ならうんざりするところですが,私にとっては探偵小説の読み時で,そういう時は,探偵小説好きでよかったと思います。
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