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2003/12/05

遺伝子組換え納豆発売

 去る11月28日,北海道のメーカから,遺伝子組み換えで作った大豆を使った納豆が発売されたという記事が新聞に載っていました。世の中では,遺伝子組換え食品の危険性が云々され,消費者に敬遠されているが,それを敢えて使った納豆だということです。
 世間で言われている遺伝子組換え食品の危険性は,理解できます。しかし,世の中の野菜や果物は,原種のままのものなど一つもなく,その原種から品種改良されたものです。品種改良とは,多くの場合,遺伝子の突然変異を利用して,おいしく,おおきく,冷害に強く,たくさんとれる・・・など,食品として都合のよい性質を獲得したものです。意図的,バイオ的な遺伝子操作ではないものの,ようするに遺伝子が突然変異した食品なわけで,危険性に変わりないと思うのです。米の品種改良では,放射線を当てて,遺伝子の突然変異を促したものさえあるというじゃありませんか。
 そんな作物を平気で食べながら,遺伝子組換え食品をヒステリックに排除する世の中ってなんだか変だなと思って,いつもわけがわからなくなるのです。
 ごく普通に売られている野菜や果物だって,美味しければ美味しいほど改良が施され,危険なものになっているのではありませんか?
 まあ,そんなことを言って心配していたら,世の中生きていけなくなりますけどね。そういえば,人間とチンパンジーの遺伝子は,3%しか違いがなく,人間はサルの突然変異体だそうですね。

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