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2004/03/21

長野県知事,住民票移転

 最近,いろいろなニュースが続き,もうすっかり旧聞になってしまったのですが,長野県田中康夫知事が,「福祉政策など村の政治姿勢に共鳴した」として,住民票を長野市から泰阜村に移転し,その結果,長野市と泰阜村の選挙人名簿に二重登録された問題で,長野市内の有権者5人が16日,決定取り消しを求める行政訴訟を長野地裁に起こしました。
 選挙人名簿の二重登録が問題になっているのですが,その前に,何しろ,住んでいないところに住民票を移転し,その村に税金を払って,実際に住んでいる市に税金を払わないというのが,おかしな話です。実際に住んでいるところの市道を使い,ゴミ回収のお世話になり,水道を使って,実際に住んでいる市のサービスを享受しているわけですから,その市に税金が入らないというのは変です。もしこれをみんながやりだしたら,自治体の財政は,めちゃくちゃになるでしょう。
 村の政治姿勢に共鳴したなら,その村に移住すべきで,仕事などでそれができないのなら,「福祉政策など村の政治姿勢に共鳴した」というアピールだけにとどめるべきでしょう。
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 明日から,9日間の出張に出かけます。BLOGのアップも,毎日はできなくなると思います。それでも,よろしく。

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