目薬タイプの水虫薬は承認しない
厚生労働省は,6月3日,目薬と間違えて点眼するのを防ぐため,「今後承認する水虫薬はプッシュ式やスプレー式とし,容量は10ミリリットル以上に統一。既存の滴下タイプの販売を続ける場合はノズルを赤か黒,茶色にして目薬との違いを際立たせる。目薬の容量は5ミリリットル以下にして大きさの面でも区別しやすくする」よう,日本製薬団体連合会などに通知したそうです。
驚いたことに,目薬以外の薬を点眼した患者を診察した経験のある眼科医は94%もいて,なかでも水虫薬が圧倒的に多いそうです。
「驚いたことに」というのは,私と同じようなへまをやった人が,そんなにいたのかという驚きです。わたしは,水虫薬ではないものの,うがい薬を目薬と間違えてさしたことがあるんです。その痛いこと,痛いこと。すぐ水で洗い流して,本物の目薬をさしました。こんなへまは,恥ずかしくて人には言えないと思っていたのですが,同じ間違いをした人がそんなにいると知って,なんだかホッとしました。
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