北朝鮮大爆発,英国大使が視察
北朝鮮北部で9日に起きた大規模爆発は,核爆発説をはじめ,テポドン暴発説,大規模反乱説など,さまざまな憶測を呼びました。13日になって,北朝鮮は,これを水力発電所建設のための発破であると発表,14日にも,英国の駐北朝鮮大使が現地を訪問することになったとの事。
核爆発でないことは,核特有の地震波が観測されていないこと,周辺国の放射能に異常がないことから,ほぼ確認できたようですが,さて,視察結果は如何に?
視察結果はともかく,外国大使に視察を許すこと,以前の鉄道爆発のときには,国際支援を要請したこと,さらにその前に,日本人拉致を認めたことも含めて,外国のことを気にして,外国に対しある種の妥協をするようになった事から,この国も少しづつ外に向かって開かれつつある様に感じます。まあ,油断はできませんけれども。
何はともあれ,いろいろ物騒な話題を提供してくれる国ではあります。
---<追伸>-------
英国大使をはじめとする外交官一行が,9月16日,北朝鮮政府の案内で,爆破現場である三水発電所を見学して平壌に帰還しました。ところが,この発電所は,爆発のあったとされる現場から数十キロ離れており,爆発現場とは別の場所へ案内されたのではないかという話もあって,いまだに爆発事件は謎のままです。だた,韓国政府も,報道のきっかけになったきのこ雲は,自然現象だったかもしれないと発表し,この事件も,なんだか尻つぼみのようです。
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