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2004/09/22

BSE全頭検査,見直し

 食品安全委員会は,生後20カ月以下の牛をBSEの全頭検査からはずすことを事実上容認する報告書をまとめました。これに対して,厚生労働省と農林水産省が9月21日に開いた,消費者らとの意見交換会では,消費者団体は全頭検査の継続を求めました。
 20ヶ月以下の若い牛では,異常プリオンの蓄積量が少なく,検出が難しいといわれています。それで全頭検査からはずすというわけですが,それならば販売するときに,20ヶ月以下の牛肉であること,またはBSE検査を行っていない牛肉であることを明示すべきと思います。このままでは,牛肉全体に対して,消費者は再び疑心暗鬼になって,売り上げが落ちることになるでしょう。

 BSEについては,このBLOGでも,過去にたくさん書いたような気がしますが,今思い出すのは,次のようなものです。

  「BSE,またまたその後」
  「食料自給」
  「アメリカ牛は93年からBSE」

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