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2004/11/19

歴史物ミステリー

  このBLOGのプロフィールに,探偵小説が好きだと書いてあるのですが,ようするに「謎」が好きです。実際のところ,謎が解けていくことが好きで,謎が謎のまま残る心霊現象などには,それほど興味ありません。
 以前,このBLOGで,オーパーツのことについて書いてある,ハンコックの「神々の指紋」を紹介したことがありましたが,探偵小説の他に,オーパーツ,UFO,UMA(ネッシーやつちのこなど,未確認生物)などの本も読んでいます。そのほかに,謎を扱った本といえば,「歴史上の謎」を扱った本があります。
 最近読み終わった歴史物が「継体天皇の謎」という本です。
 現在,日本の天皇家は万世一系ではなく,何回か王朝の交替があったという説が有力で,その交替した王朝の始祖の一人が継体天皇であり,現在の皇室は,継体天皇からはじまる王朝であるという説があります。継体天皇はなぜか北陸から迎えられた天皇であり,応神天皇の5世の孫と日本書紀に書いてあるのですが,朝廷と縁の薄い人物が,なぜ朝廷に迎えられたのかをメインに,その先祖であるやはり謎の多い人物,応神天皇とその母である神功皇后,彼らと邪馬台国との関係など,歴史上の謎を明らかにしていきます。それは正に,ミステリーの謎解きと変わりません。
 もちろん,この本に書いてあることは,現在の史学上の定説ではなく,著者,関 裕二氏独自の異説であリますが,読み物としては,異説の方が面白い。これはそんな本です。

<Amazon書店へのリンク>
継体天皇の謎―古代史最大の秘密を握る大王の正体

keitaitennouno-nazo.bmp

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