地球の自転速度,速まる
米航空宇宙局(NASA)は,スマトラ沖地震の影響で地球の自転速度がわずかに速まり,1日の長さが100万分の2・68秒短くなったと発表しました。地球の中心部に向けて大量の物質の移動が起きたのが原因とみられ,NASAの研究者によると「アイススケートの選手が両腕を体に引きつけてスピンをすると回転が速まるのと同じ原理だ」そうですが,なんだかわかったようなわからないような理屈です。なお,変化は小さ過ぎて検出できていないとのことで,どうも計算上のことのようです。標準時への影響も「無視できる」とのことで,特に日常生活に影響はないんでしょうね。
その昔,桂米丸師匠の落語で,地球の自転が遅くなって,一日が長くなる話を聞いたことがありますが,そんなことが本当に起こり得るのですね(ほんのわずかですが)。
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