BSE異常プリオン,危険部位以外へも蓄積
狂牛病(牛海綿状脳症:BSE)の原因とされる異常プリオンが,慢性炎症のある腎臓や肝臓や膵臓にも蓄積される恐れのあることがわかりました。スイス・チューリヒ大などのグループによるマウスの実験の結果だと言うことです。
マウス実験の結果が,即,食用の牛に適用できるかという議論があるようですが,いわゆる危険部位と言われる脳や脊髄など以外へも蓄積するという実験結果です。これまでの狂牛病対策,とりわけ,近々輸入再開されるというアメリカ産牛のBSE対策が,「危険部位さえ取り去れば検査などしなくても・・・」というもので,果たしてそんな牛が安全なのか,また心配になってきました。
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