番組に対する政治家の圧力について,NHKと朝日新聞の応酬続く
NHKの番組に対する政治家からの圧力と,それによる番組改変について,NHKと朝日新聞の間で応酬が続き,訴訟を辞さないという発言もあり,泥沼化しています。双方が文書でやり取りし,また記者会見を行い,対立しています。
この問題は,政治家・NHK・朝日新聞の三者がからんだ,言った・言わないという問題であり,真相はわかりません。ただ,国会で予算が審議され,可決されて成り立っているNHKに対して,これまでも政治家からの圧力があっても不思議はないとは思います。
この問題は,泥沼になったまま,なるべく長い間やっていてほしいと思います。事が長引くほど,事が大きくなるほど,将来のNHK番組に対する政治家の介入はなくなっていくでしょう。報道機関同士のやり取りであり,ニュース番組や紙面でこれらの問題が広く世間に宣伝される事になりますが,政治家の方も,長い間このような問題で世間の聞目を集め,マイナスイメージをいつまでも宣伝されたくはないでしょうからね。ひょっとして,今回の応酬は,政治家の番組への圧力を回避するため,NHKと朝日新聞が合意の下でわざと事態を紛糾させているのかも・・・。
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