ドーピング違反
アテネ五輪柔道女子52キロ級で銀メダルを獲得した横沢由貴選手が,昨年2月に行われたフランス国際のドーピング検査で陽性反応を示し,厳重注意処分を受けていたことが分かりました。日本の柔道選手が国際大会でドーピング違反に問われたのは初めてだとの事です。
検出されたのは,ごく微量のプレドニゾロンという物質で(と言われても,聞いたことも無く,「ハーそうですか」としか言いようも無いですが),皮膚炎やぜんそくの治療薬などにも含まれる物だとのこと。本人は使用を否定しているし,国際柔道連盟では,「筋力を高めるなどの競技力向上が目的とは考えにくい物質」として処分は資格停止ではなく,厳重注意のみだったとの事です。
真相はどうなのかわかりませんが,本人の言を信ずれば,用いた覚えの無い薬物が微量発見されたという事で,現在,私達は,知らず知らずのうちに,普通の食生活などから,これら薬物を摂取してしまうような環境にあるということなのでしょうね。考えてみれば,恐ろしいことです。
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