サウンド・オブ・ミュージック,ウィーン初演
ブロードウェイミュージカルで,映画になって日本では大ヒットし,挿入歌「ドレミの歌」など,知らない人がない程有名な「サウンド・オブ・ミュージック」が,この程ウィーンの舞台ではじめて上演されるそうです。
オーストリアのザルツブルグが舞台で,少なくとも日本ではとても有名なこのミュージカルが,地元で上演されたことが無く,知る人も少なかったというのは驚きです。
朝日新聞によると,地元の人々には不自然と思われる登場人物の振る舞いへの反発が募るなどの理由で,当時の映画上映は数日でうち切られたとのことです。タイを舞台にしたミュージカル「王様と私」や,その物語を映画化したジョディー・フォスター主演映画「アンナと王様」もタイでは不人気だというし,日本を舞台にしたハリウッド映画も日本では不人気ということがあリます。最近はそれでも良くなりましたが,一昔前のハリウッド映画に描かれた日本は,噴飯物でした。ヨーロッパも,ハリウッド映画に対してそれと同じような感覚を持つことがあるということに,ちょっと驚きました。ハリウッド映画は,親戚のようなヨーロッパを描いても,ヨーロッパの人が見れば噴飯物というような,底の浅さがあるということでしょうか。
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