横浜市のゴミ分別収集
私の住む横浜市で,4月1日から,新しいゴミ分別収集が始まりました。
今まで家庭ごみとして区別無く出していたゴミを,6種類のカテゴリーに分けて出す事になったのです。これが始まって以来,私も娘達も,ゴミを捨てる時いちいちカミさんに確認して,どこへ捨てればいいのか,カミさんの指示を仰ぐようになりました。カミさんは,地域の小学校で開かれた説明会に出席したのです。
私は,はずかしながら,今回の分別変更に対して,これまで紙もプラスチックも,燃えるゴミとして出していたものが,プラスチックが燃えないゴミに変わるという位の認識しかありませんでした。東京都などでは,既にプラスティックは燃えないゴミとして収集されていました。だから横浜のマクドナルドでは,プラスチックの容器やストローも,ナプキンや紙のコップも,一括して燃えるゴミとしてゴミ箱に入れればよかったのに対して,東京のマクドナルドでは,プラスティックと紙は別のゴミ箱に捨てなくてはならなかったのです。これは,ゴミ焼却炉の違いによるものでした。東京の焼却炉は,プラスチックを燃やすことができなかったのに対して,横浜の焼却炉は,高温で燃やすため,プラスチックも燃えるゴミだったのです。それが横浜でもプラスチックが燃えないゴミになるというのが,どうしてなのかわかりませんでした。
ところが,横浜の今回のゴミ分別収集は,焼却炉の問題でなく,資源リサイクルの観点からの分別だったのです。横浜の焼却炉はプラスチックを燃やすことができるけれど,再利用できる資源ごみは,燃やさずに再利用しましょうという運動だったわけです。そこで,紙とプラスチックだけでなく,6種類ものカテゴリーに分ける必要があるんですね。
大切な資源を再利用しましょうと言う運動の趣旨は良くわかるのですが,6種類に分けるというのも,ちょっと大変です。ゴミ箱を6個用意しなければならないんですよね。狭い部屋がますます狭くなって・・・。
ところで,プラスチックを燃やすことができる・できないが地域によって違うことを手がかりに,名古屋のおばあちゃんが殺人事件を解決する推理小説を紹介します。清水義範氏の「やっとかめ探偵団とゴミ袋の死体」という作品です。下のリンクを参照ください。
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