ガードレールに金属片
ガードレールに先端がとがった金属片が刺さっていて,中学生が怪我をした事件を契機に,全国のガードレールを調査したら,その金属片が約2000個以上発見されました。
いたずらとしても,2000個というのは多すぎます。なにしろ,一人で20個取り付けたとしても,100人近い人が活動していることになります。はじめは単純な,子供じみた,悪意のあるいたずらだと思いましたが,これだけの数というのは不思議です。
ネット上などで,このようないたずらのキャンペーンなどは流れていないんでしょうか。もしネットがらみのキャンペーンでないのならば何なんでしょう。このようなわけのわからない,人員と労力のかかることをするのは,宗教がらみが多いです。そう考えると,かつてのオーム事件を思い出します。複数の地下鉄に,同時にサリンを撒いた事件も,初めはわけがわからない,人員と労力のいる事件でした。今回も,宗教がらみというのが,一番ありそうだと思います。
--<追伸>----------
謎の金属片は,その後も発見が増え続け,2000どころか2万箇所。愛知県では2年前に発見されていたといいますから,昨日今日のいたずらというわけでもないようです。福岡県で発見された金属片は,塗料から確かに車の外板の一部であることが分かり,埼玉県行田市では,事故車の調査から,同市内で見つかった金属片が,確かにその事故車から剥がれた物であることが確かめられました。
ちょっと信じられなかった,自動車がガードレールをこすったときに車から剥がれ,ガードレールに挟まったものという場合も確かにある様です。ただ,全部が全部そうだとは考えられず,いたずらも含めて,いろいろなケースがあるんでしょうね。
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