国連常任理事国入り?
G4グループ,つまり日本,ドイツ,ブラジル,インドの国連常任理事国入りについて,現在の常任理事国から反対が出ています。
まずもって,日本が国連常任理事国に入るべきかどうか,よくわかりません。日本は何回も非常任理事国になっていますが,その時重要な役割を果たせたのかどうか,よく知らないからです。
常任理事国を増やすことは,拒否権を持った国々を増やすことです(最近G4が提出した修正案では,新常任理事国は15年間は拒否権を行使しない事になっています)。私は,常任理事国の拒否権を廃止することこそ国連改革だと思っています。拒否権は,第二次大戦後の混乱した世の中を収めるための非常時対応体勢です。今の世の中で,そのような体勢が維持されていることこそ,改革されるべきだと思います。
拒否権を持った国というのは,近隣諸国の脅威になるといわれています。その国が戦争を起こして国連で制裁されようとすると,拒否権を発動して制裁を拒否できるからです。拒否権を持った,何をしても制裁されない国が存在するというのは,今の世の中ではおかしいことです。このことこそ改革すべきでしょう。
上述の理由で,新常任理事国周辺の国々(日本は中国・韓国)が常任理事国増加に反対することは当たり前です。現在の常任理事国5ヶ国も,内心では常任理事国増加を反対しているはずです。これらの国々は,いろいろもっともらしい理由をつけて,常任理事国増加に反対します(中国が靖国問題を云々するのも,半分は本気,半分はそのこじつけ理由の一つのように思われます)。アメリカは,日本の常任理事国入りには賛成しましたが,ドイツの常任理事国入りに反対を表明し,結局常任理事国増加に反対の意志を明らかにしています。
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