デジタルミラーデバイス
仕事上の必要があって,投影式のディスプレイを調べたのですが,最近のプロジェクタは,テキサス・インスツルメンツのデジタルミラーデバイスというものを使っているらしいですね。
このデバイスは,10ミクロン角ほどの金属ミラーをたくさん並べ,それに光源からの光を当てて映写面に向かって反射させるのですが,ミラーが傾いて光があらぬ方向へ向かったところはoff,傾かないところはonになるという仕組みだそうです。このサイトに,ミラーが動く様子がCGで紹介されています。
このデバイスは,21世紀になってから発表されたようですが,プロジェクターの中で,微小な鏡が動いているとは思いませんでした。これはちょっと面白い仕組みです。それにしても,このミラーデバイス上で,小さな鏡がワサワサと動いている様子を直に見てみたいものです。
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