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2005/10/26

アメリカ産牛肉,今年度中にも輸入再開へ

 10月24日,食品安全委員会プリオン専門調査会は,生後20ヶ月以下の若齢牛に限定して,脳や脊髄などの特定危険部位を除去するなどの条件が順守されれば,アメリカ産牛肉と日本産牛肉のリスクの差は小さいとする答申原案を示しました。最終的な結論ではないものの,12月にもアメリカ産牛肉の輸入が再開される方向で動いています。
 確かに,「特定危険部位を除去するなどの条件が順守されれば」危険性は少ないかもしれませんが,これまでもアメリカ側の牛肉処理に関するいい加減な対応があったし,20ヶ月以下という牛の年齢についても,アメリカ産牛では特定しにくいといわれています。
 おそらく,今後ウチでは牛肉は産地表示のあるものしか買わないでしょう。ただ心配は,加工食品中の牛肉です。レトルト食品やコロッケなど,さらには牛脂などはどんな加工食品にも入っていそうです。これらの加工食品についても,産地表示して他の商品と差別化するというメーカーは現れないでしょうか。
 そんな食品は値段が高くなりそうですね。いずれにしても,牛肉を食べる機会が,ますます減りそうです。

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