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2005/11/09

JR山手線で,架線に張力を与える錘が落下

 11月7日,朝8時15分頃,JR東京駅構内で山手線の架線がたるんでいるのが見つかり,午後1時過ぎに復旧するまで,山手線全線と京浜東北線北方面行きが5時間にわたって運休し,17万人に影響が出ました。
 それはそれで大きな交通障害だったわけですが,架線が垂れ下がっていた原因は,架線に張力を与えている500kg近い錘を吊っていた金具が切れて,錘が落下したためと分かりました。しかも,1つ40kgという金属製の錘は,高架下の歩道に11個が落下していたとのことです。40kgの錘が11個! 誰も歩道に居なかったからよかったものの,誰かが居たらそれこそ大惨事になるところでした。交通障害よりもこちらの方が大事件です。
 同様の落下事故が10月に宮城県で起きていたので,緊急点検に取り掛かっていたところだったということなんですが,旧国鉄時代にも,このような落下事故は起きていたのでしょうか? 錘の安全性の点検と同時に,最近の人員削減がこのような事故を起こしたのではないかどうか,何よりも重要な「安全」にかける人手が不十分でないのか,よく検証して欲しいものです。

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