DOCOMO,タワーレコードに資本参加
ちょっと前の話になりますが,11月7日,NTT DOCOMOがタワーレコードジャパンの株式の42%を獲得し,タワーレコードジャパンに資本参加することを発表しました。
DOCOMOの狙いは,タワーレコードでお財布携帯の使用を可能にし,お財布携帯の普及に役立てることにあるようです。単なる提携でなく,通信事業と直接関係ない企業の株式を取得してしまうというのは,DOCOMOのお財布携帯にかける意気込みを表しているようにも感じます。
お財布携帯というのは,携帯電話機をデビットカードとして使用するというサービスですが,カード機能を携帯電話でやってしまうというのは,私はちょっと行き過ぎのような気がしています。カード機能は,カードで行えばいいではないですか? カードは,そうかさばるものでもなし,携帯とは別に持っていても,なんら不便はありません。
一つの物に機能を集中するというのは,一見便利そうですが,それを落としたり盗まれたりした時,それに付随するすべての機能をなくしてしまうことになり,影響もそれだけ大きくなります。その時の不利益の方が,心配です。
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