政府インターネットテレビスタート
11月10日から,政府インターネットテレビがスタートしました。
10chものチャンネルを持っていて,政府から報道機関経由でない,国民に対する直接の映像配信で,そういう意味から言えば,新しい試みと言えるでしょう。首相や官房長官の記者会見の映像など,多くのチャンネルが解説なしの生映像(生放送という意味ではありませんよ)の放映であり,報道機関のコメントなしで,先入観なしで見ることが出来ます。そういう意味で,こういう放送もありだろうと思います。ただし,コメントなしの映像だって,送り出す側の意志が入っていないわけではなく,編集された映像は,その場で生で見聞きしたものとは違います。映像だけでも,編集によって送り出し側の意図どおりの印象を,視聴者に植え付けることが出来ます。視聴者としては,そのことを充分注意する必要があります。
初日は7万5000件のアクセスがあったそうですが,これが数ヶ月~1年後どうなっているかで,定着したかどうかが分かります。まあ,こういうサイトは,何か政治的は問題が起こった時にアクセスが多く,そうでないとアクセ数が少ないということになるんでしょうけれど。
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