社員食堂でのホリエモンの話題
今週は,私の勤める会社でも,社員食堂や喫茶店で,ホリエモン逮捕の事が話題に上っていました。話しているのは,主としてホリエモンより一世代若い者同士です。中にはホリエモンの著書なども読んでいて,テレビのトーク番組さながらの,なかなか見識ある会話もあって,隣で聞いているのは結構面白かったです。
そんな若手同士の会話では,ホリエモンをあまり悪く言っていません。少なくとも,私たちの世代の会話の中よりも,ホリエモンは悪人になっていないのです。彼らの評価では,グレーゾーンからブラックゾーンに少しはみ出してしまったという程度のもので,そもそもグレーゾーンでの活動をそれ程悪いとみなしていないようです。また,私が先日このBLOGに書いたような,実業家と投資家,実業と虚業,製品やサービスを提供する会社ではなくマネーゲームのための会社,といった観点は持っていないようでした。実業でなく,マネーゲームで会社の資産を増やす会社の存在を,はじめから容認しているようにも感じました。私の勤める会社はIT企業でなく,古くからの製造メーカーですが,その会社に勤める若手社員さえも,実業と虚業で虚業を否定しないという考えであったのが,ちょっと意外でした。
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