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2006/03/14

渡部国対委員長,あらためて永田氏辞職に言及

 民主党の渡部恒三国対委員長は,12日に福島県で講演して,ホリエモンメール事件の永田衆議院議員の進退について,「本人は何も悪いことをしていないし,だまされた気の毒な立場だ」と前置きをした上で,「結果として自分の所属する民主党に一番迷惑を掛け,国会の審議にも迷惑を掛けた。さらには政治の信頼に大変な迷惑を掛けた。自分なら一切後援会に相談せずに辞任していただろう」と述べました。
 以前から自ら議員辞職すべきという考えを示していた渡部国対委員長が,改めて考えを示したものです。
 たしかに,前原代表や鳩山幹事長ら現在の民主党執行部が,メール事件に対して,なぜ永田氏や自らの責任問題をうやむやのまま終わらせようとしているのか,理解に苦しみます。次期代表をめぐって,小沢グループの動きなど,民主党内の意見対立も鮮明になりつつあるようで,前原代表をはじめとする執行部はそれとの関連で辞めるに辞められないという事情があるとも考えられます。しかし永田氏は,辞職してけじめを示す事はできると思います。今の民主党のやり方では,この事件に関してピリッとしていなくて,国民も納得できません。
 情報ルートの正体についても噂ばかりで,民主党からの発表は何もありませんが,情報ルート関係で,なにか民主党にやましいところがあって,永田氏を辞めさせられないという事情でもあるのかと,変な疑いさえ持ってしまいます。
 渡部国対委員長の冒頭の発言は,国民の気持ちを代弁しているようなもので,民主党執行部は,これに応えて何らかの処置をとって欲しいものです。

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