「アイフル」全店営業停止処分
かわいいチワワのCMを流している消費者金融の「アイフル」が,悪質な取り立てなど貸金業規制法違反が5店舗であったために,国内の約1900店全店の業務を5月8日から3~25日間停止させる行政処分がでました。
消費者金融の取立てをトラブルでは,「借りたほうも借りたほうでしょ」と思う場合が多いし,テレビのニュースショーなどで,「消費者金融業界を健全化しなければならない」などといっているのを聞くと,健全化しなければならないのは,「借りたほうの生活態度でしょ」と突っ込みたくなります。しかし今回は,認知症の顧客と貸し付け契約を結んだ後,その補助人から契約解除の申し入れがあったのに,店長が無視して元利金を取り立てていたり,新規融資獲得のため顧客の委任状を偽造して戸籍謄本を不正に得たなど,明らかに「アイフル」側に犯罪行為があった事例もあり,確かに行政処分が出てしかるべきのようです。
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