民主党偽メール事件,その後
一昨日も書いた民主党偽メール事件,結局永田氏と現執行部が辞任して,西澤氏の国会喚問がなくなりました。
そこのところがよくわからないんですね。民主党執行部が辞任したからといって,誰が何のためにメールを作ったのかという真相究明をしなくてもいいという話にはなりません。西澤氏の喚問は予定通り行うか,捜査機関に究明を任せるべきと思います。
一方の自民党には,橋本派1億円不正献金事件と言うのがあって,先日村岡元官房長官が無罪になり,じゃあ誰に責任があるのか,真相はどうなのかという話になっています。本当はこちらのほうこぞ政治的には重要な問題で,国会で明らかにしなくてはいけない問題なのだろうと思います。しかしこの事件は,反小泉抵抗勢力側の事件であって,現在のところ現自民党執行部うんぬんの話にはなっていません。これは,小泉首相が,抵抗勢力に対して過去に毅然とした態度をとり,問題になっている橋本派が小泉側でないという認識が国民の間に浸透しているからです。
党内を融合しようとしてあいまいな態度をとった前原代表と融合より反対勢力切捨てを行って結果的に融合を図った小泉首相。現在のところ,どちらが成功しているかというと,明らかです。
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