SONYのSonic Stage,AAC対応へ
SONYがついに,デジタルウォークマンを使用するためのパソコンにインストールする管理ソフト,Sonic Stageを,iPodの圧縮方式であるAACに対応させる事を発表しました。AAC対応のSonic Stageは,5月25日からネットで無料配布するそうです。
一瞬,iTunes Music Storeで買った曲を,デジタルウォークマンで聴けるのかと思ったのですが,iTMSで買った曲はAACといってもプロテクトがかかっているはずで,多分iPod以外には転送できないと思います。また同様に,Moraから買った曲をiPodに転送することも出来ないと思います。そうすると,CDをiTunesで取り込んで,それをデジタルウォークマンに送り込むくらいしか使い道はなく,そう大騒ぎすることではないような気がします。
Moraで買った曲をiPodへとりれられるとか,逆にiTMSで買った曲をデジタルウォークマンに取り入れられるのなら,iTMSで売っていないソニー系レコード会社の曲をiPodで聞くことが出来,Moraで売っていない古めの曲をデジタルウォークマンで聞くことが出来,利便性はぐぐっと上がるのですが,そういうわけではないのでしょうね。
SONYは独自圧縮方式(ATRAC3)での顧客囲い込み戦略に失敗してオープン戦略に転換するといっても,まだまだ自社のデジタルウォークマンを大事にするようで,ソニー系レコード会社のiTMSへの解禁はまだまだ先のようですね。まあ,最近iPodとデジタルウォークマンの両方を使い始めて,ハードとしてはiPod(miniですが)よりデジタルウォークマン(Eシリーズですが)の方がよく出来ているように感じているんですが・・・。
| 固定リンク
コメント