武蔵小山商店街
先日の日曜日,久しぶりに東京目黒区の武蔵小山商店街に行きました。
特に地元というわけではなく,通勤途上の駅前で,定期を使って電車賃を払わずに行ける程度のメリットしかないのですが,長く大きなアーケードがある商店街で,新聞や雑誌にも紹介されて,東京ではまあ有名な商店街といえるでしょう。
今回は休日の散歩として,目黒から目黒不動を回り,武蔵小山商店街まで歩いたのです。
デジカメを持っていかなかったので写真はないのですが,商店街の混雑振りはなかなかのものでした。特に大型のショッピングセンターなどがあるわけでなく,ほとんどが小さな商店で構成された商店街ですが,それでも,飲食店などはチェーン店が多くなりました。それにしても,最近衰退の目立つ駅前商店街としては,特筆モノの混雑振りです。
ゆっくり商店街を見回ってみて,肉屋と魚屋がないことに気づきました。八百屋さんは数軒ありますが,肉屋と魚屋には気づきませんでした。うちの近所の商店街を見ても,八百屋は数軒,肉屋もかろうじて一軒ありますが,魚屋さんはありません。魚の需要が減ったということではなく,後継者難で閉店してしまったのではないかと思います。魚屋さんというのは,魚の匂いをはじめ冬でも水や氷を使うなど,ある意味3K職場だという事があるのでしょうね。まあ,武蔵小山商店街には,東急線沿線ではおなじみの食品スーパーである東急ストアがありますから,肉や魚を買いたい場合でも不便はないでしょう。
武蔵小山商店街の入口と出口の両方に,いつも人だかりがしている焼き鳥屋さんがあります。店の前にいろいろな種類の焼き鳥を盛った皿が並べられ,客は自由にそこから串をとって食べています。料金は後払い。くしの数を申告して料金を払うというシステムです。ある新聞の記事によると,この商店街で買い物をしたら,この焼き鳥屋で何本か焼き鳥を食べて帰るのがしきたりだそうです。もちろん私たちもしきたりに従いました(笑)。
| 固定リンク
コメント