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2006/05/06

猪苗代湖・会津若松へ行ってきました

 連休の最中,会津若松に行ってきました。
 実は,家を出たときは那須高原へ行くつもりでした。ところが,東北道の那須インターチェンジ(IC)は,なんと出る車だけで6kmの渋滞。6kmの最後尾に着いたら,いったいいつICを出られるのか分からない状況でした。そこで目的地を変更し,福島県に入って猪苗代湖・会津若松に行くことにしたのです。会津若松へいくとなれば,郡山まで東北道で行き磐越道に乗るのが普通なんでしょうが,私たちは須賀川インターで降りて国道118号線で猪苗代湖の方へ。この道は連休とは関係なくすいていて,快適なドライブでした。でもさすがに猪苗代湖の表側,国道49号線はそこそこ混んでいて,会津若松の鶴ヶ城はたくさんの人で賑わっていました。江戸から明治にかけての悲劇の城というイメージがある鶴ヶ城も,これだけたくさんの人がいると,陽気に感じてしまいます。
 会津はもちろん山に囲まれていますが,私にはおなじみの,カミさんの実家のある長野市に比べて山が遠く,同じく山に囲まれていても幾分広々と感じます。
 猪苗代湖は思ったよりも大きい湖で,箱根の芦ノ湖をイメージしていた私は改めて驚きました。水も遥かに澄んでいてきれいです。
 連休中のことで覚悟はしていましたが,朝7時に出発して行き帰りの高速道路の渋滞に巻き込まれ,家に帰り着いたのは深夜0時過ぎのことでした。どこかで昼食・夕飯をと思っても,どこもかしこも満員で,家から持っていったサンドイッチとおにぎりと菓子で一日を過ごし,えらく安あがりな旅ではありました。
 カミさんは長野市の生まれですが,そのカミさんや親戚の人たちを見ていると,海のない長野の人は,海に行くと異常に興奮し,また海が好きです。私も親父の代までは長野ですが,私自身は東京生まれの横浜育ちで,海よりむしろ山が好きです。海に興奮するカミさんをみていると,私の山好きは,関東平野に生まれ育ったからかなあと感じます。東京や横浜では,空気の澄んだ快晴の日にしか周りに山は見えません。しかも,山はもちろん広大な関東平野のはずれの方,つまりかなり遠くにあるので,多摩川の川原とか,東京タワーの展望台とか,高層ビルの上層階とか,開けたところ,高いところに上らないと見えないのです。まず普通は,自分が山に囲まれていると感じることなく暮らしています。そんな生まれ育ちだと,山にあこがれる気持ちが強くなるように思います。そんなわけで,休みというと,私の場合海よりも山に行くケースが多いんですね。

<会津若松・鶴ヶ城>
Aizu

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コメント

ALICE堂さん、こんにちわ。
えらく綺麗な鶴賀城を見たような気がします。
春だけ本当に一番の賑わいみせるのですよ。
天守閣には入られました?僕も先日、改装後
初めて天守閣に入ったのですが、そこに
かつて加藤なんとかさんという非常に悲劇的な
殿様がいたことを知りました。
蒲生さんとかと同じくらい功績上げている
のにほとんど歴史上知られていないのです。

GWも残り1.5日です。明日も晴れないかな
と思っています。 ではまた

投稿: snow_slow_snow | 2006/05/06 12:59

 snow_slow_snowさん,こんにちは。NEW LETTER,いつも拝見しています。
 天気がよく,青空をバックにした天守閣の写真だったので,きれいに見えたのでしょう。
 天守閣にも登りましたが,それはもう人でいっぱいで,ほんの少しづつしか進まず,おかげで展示もしっかり読むことが出来ました(笑)。ほんのわずかの間だけ城主だったという加藤という殿様のことも覚えています。
 江戸時代末期の頃は,もう写真の時代に入っていて,最後の殿様松平容保や白虎隊の少年たちの写真,新政府に攻撃を受けた後の天守閣の写真がちゃんと残っていて,印象に残りました。

投稿: Alice堂 | 2006/05/06 17:03

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